成功事例
副業でネット物販(せどり)はおすすめ?始め方やメリット・デメリットを解説
これから副業として、ネット物販を始めようとしている人も多いのではないでしょうか。
スマートフォンのある生活が当たり前になった昨今、ネット上で買い物をする人が増えたことにより、ネット物販の市場は拡大しつづけています。
いまでは、本業のかたわらネット物販の副業で大きな収益を上げている個人も少なくありません。
しかし、初めての人にとってはどのように始めたら良いのか、どうやったら稼げるのかなかなかわからないものです。
そこで今回は初心者向けに、副業としてネット物販を始めるメリット・注意点のほか、始め方や成功するためのポイント、おすすめプラットフォームまでを詳しく解説します。
この記事を参考に、副業のネット物販での成功に向けた第一歩を踏み出しましょう!
- 更新:
- 2023年06月12日
COLUMN INDEX
- ネット物販とは?
- 転売(せどり)との違い
- ネット物販の副業が向いている人・向いていない人
- 副業でネット物販を始める流れ
- ①プラットフォームを決める
- ②商品をリサーチする
- ③商品を仕入れる
- ④商品を出品する
- 副業でネット物販を始めるメリット
- 少ない資金で始められる
- 特別なスキルや知識がなくても始められる
- サイトを構築せずに始められる
- すぐに売れる場合も多い
- 自分のペースで進められる
- 副業でネット物販を始める際の注意点
- 商品管理や発送に手間・コストがかかる
- 安定した収益が出るまで時間がかかる
- 不用品や少額商品の出品から始める
- 本業で副業禁止になっていないか確認する
- 20万円以上稼ぐと確定申告が必要
- 中古せどりをするには資格が必要
- ネット物販の副業で成功するためのポイント
- ニーズの高い商品を販売する
- 写真を多めに掲載する
- 決済方法を豊富に準備する
- 原価を可能な限り安く抑える
- 常に購入者目線を意識する
- スピーディーに対応する
- 売上管理をする
- ネット物販の副業におすすめのプラットフォーム7選
- メルカリ
- ヤフオク!
- Amazon
- minne
- BASE
- MakeShop
- ebay
- ネット物販の副業に関する関するよくある質問
- ネット物販とは?
- ネット物販の副業はどんな人におすすめ?
- ネット物販の副業にデメリットはある?
- ネット物販の副業はどうやって始める?
- ネット物販のおすすめプラットフォームは?
- まとめ
- 参考サイト
ネット物販とは?
まずは、ネット物販そのものについてあらためて確認しましょう。
物販とは、商品を仕入れて販売することを指します。
八百屋さんで野菜を売ること、家電量販店で家電を売ることも物販です。
この物販をインターネット上でおこなうことをネット物販といい、扱う商品が既製品かオリジナルか、販売者が企業か個人かなどは関係ありません。
つまりネット物販は、仕入れた商品をインターネット上で売る単純なビジネスであるため、副業初心者におすすめです。
転売(せどり)との違い
個人がものを売るというと、「転売」や「せどり」という言葉が頭に浮かぶ人もいるかもしれません。
これらの言葉はニュースなどで取り上げられることも多いため、違法ではないかと心配になるかもしれませんが、実際は違法ではありません。
転売は購入したものをさらにほかに売ることを意味し、せどりは転売のなかでも古本を扱う場合に限定した言葉です。
どちらも「形のある商品を販売する」という意味では物販に含まれます。
ただし、せどりを含む中古品をビジネス目的で販売するには、「古物商許可証」を警察署から取得しなくてはなりません。
古物商許可証がない状態での中古品販売は、違法であるため注意しましょう。
ネット物販の副業が向いている人・向いていない人
ネット物販は誰でも簡単に始められる副業ですが、本業や生活環境、本人の性格によって向き不向きがあります。
<向いている人>
- ・スキマ時間にインターネットを使える人
- ・時間をかけて地道に取り組める人
<向いていない人>
- ・商品管理などの細かい作業が苦手な人
- ・短期間で高額な収益を得たい人
ネット物販では、スマートフォンやパソコンで市場のリサーチや出品をおこないます。
ひとつひとつの作業は短時間で済ませられるため、昼休みや出勤前、帰宅後のスキマ時間を使える人にピッタリの副業です。
ただし、ネット物販には商品に欠陥がないかの検品や在庫管理、梱包・発送など細かい作業がともないます。
これらをおろそかにしてしまうと、クレームに発展する可能性があるため、細かい作業が苦手な人には向いていないといえるでしょう。
またネット物販では、始めてすぐに多くの商品が売れるようなことはほとんどありません。
出品者・お店として広く認知され、購入者から高い評価を得ることが安定した収益には不可欠であるため、すぐに大きく稼ぎたい人にもおすすめできない副業です。
副業でネット物販を始める流れ
副業でネット物販を始める際の流れは、おもに以下のとおりです。
<ネット物販の流れ>
プラットフォームは、一度決めればそれ以降も同じものを使うことになるため、2回目以降の作業は②~④の繰り返しといえます。
①プラットフォームを決める
始めに、どのプラットフォームを使ってネット物販をおこなうかを決めます。
個人でネット物販ができるプラットフォームは数多く、有名なものではメルカリやヤフオク!などがあります。
プラットフォームによって使い勝手や手数料、決済方法、売れやすい商品などが異なるため、まずはそれぞれのアプリやサイトを見て自分にあったものを見つけましょう。
ネット物販に慣れてくれば、複数のプラットフォームを併用し販売経路を拡大することで、収益をさらに上げられます。
【おすすめのプラットフォーム7選】では、ネット物販の副業でよく使われるプラットフォームの特徴を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
②商品をリサーチする
どのような商品が人気なのかを詳しくリサーチすることは、ネット物販で安定した収益を上げるために不可欠な作業です。
ネット物販では商品が売れ残ってしまうと、そのまま赤字になってしまいます。
売れる商品を仕入れるために、利用するプラットフォームのおすすめや人気商品一覧から需要のある商品を探しましょう。
また、販売価格はいくらなのか、相場も同時に見ておくべきポイントです。
③商品を仕入れる
商品を仕入れる方法は、おもに以下の2とおりです。
<商品の仕入れ方法>
- ・ネットや店舗での購入
- ・制作(ハンドメイド商品の場合)
また、ネット物販上級者になると、卸売業者や問屋にコンタクトを取り、直接商品を仕入れることもあります。
ネット物販では仕入れ額が安いほど利益が高くなるため、いかに安く仕入れるかが重要です。
④商品を出品する
仕入れが完了したあとは、商品を出品します。
利用するプラットフォームの手順に従い、商品の写真撮影・説明文の作成・価格設定をおこなえば、出品完了です。
なお、使用するプラットフォームによっては、購入を検討している人とのメッセージのやり取りが必要になることもあります。
副業でネット物販を始めるメリット
副業でネット物販を始めるメリットは、以下のとおりです。
<ネット物販を始めるメリット>
少ない資金で始められる
ネット物販は、商品を仕入れられる資金があればすぐにでも始められる副業です。
安価な商品から始める場合は数千円程度の資金でも十分で、仕入れ額と発送にかかる費用以上の金額で売れれば収益を得られます。
出品にはスマートフォンやパソコンを使えるため、持っているものを使えば初期投資もかかりません。
特別なスキルや知識がなくても始められる
ネット物販は、商品を仕入れ出品し、売れれば発送するという単純な作業で収益を得られる副業です。
そのため、プログラミングやデザインのように特別なスキルや知識を必要とせず、誰でも始められます。
サイトを構築せずに始められる
メルカリやヤフオク!のように、ネット物販で使えるプラットフォームはすでに数多くあります。
これらのプラットフォームでは、アカウントを作成するだけですぐに出品が可能となるため、独自にサイトを構築する必要がありません。
なお、自身でサイトを構築すればプラットフォームを使う場合にかかる手数料が不要となるため、事業拡大を目処に検討してみると良いでしょう。
すぐに売れる場合も多い
出品した商品を欲しいと思う人がいれば、すぐに売れて収益を得られる可能性があるのもネット物販のメリットです。
とはいえ、ネット物販を始めたてで商品がすぐに売れるのは、運の要素も強くあります。
多くの商品を効率的に売るために、市場のリサーチで需要のある商品を見極めましょう。
自分のペースで進められる
ネット物販ではどの商品をどのくらいの数で出品するか、かける資金はどれくらいにするかなどを自由に決められます。
また、人気商品のリサーチや出品もスマートフォンさえあればスキマ時間でおこなえ、時間の面でも自分のペースで進められるのです。
発送は、商品が売れればできるだけ速やかにおこなう必要がありますが、慣れてしまえば大きな手間にはなりません。
副業でネット物販を始める際の注意点
副業でネット物販を始める際は、以下のポイントに注意しましょう。
<ネット物販を始める際の注意点>
- ・商品管理や発送に手間・コストがかかる
- ・安定した収益が出るまで時間がかかる
- ・不用品や少額商品の出品から始める
- ・本業で副業禁止になっていないか確認する
- ・20万円以上稼ぐと確定申告が必要
- ・中古せどりをするには資格が必要
商品管理や発送に手間・コストがかかる
ネット物販には、商品管理や発送など手間やコストがかかる作業もあります。
欠陥品のチェックや在庫数はとくに重要で、これらを見落としてしまうと、商品が売れたあとに大きなクレームへとつながる可能性もあるため注意が必要です。
また、発送には発送料だけでなく、ダンボールや緩衝材など梱包に使うものの購入費もかかります。
そのため売値は、発送料や梱包材にかかる費用を含めても収益が出る価格に設定しなくてはなりません。
安定した収益が出るまで時間がかかる
ネット物販の副業で安定した収益を上げるには、地道な作業が必要であるため、ある程度の時間がかかります。
具体的には、リサーチを続けて売れる商品を見極める勘をつけることや、購入者からの高評価を継続して得ることなどです。
とくに購入者は出品者の評価に注目しており、低い評価の出品者からはいくら価格が安くても購入をためらう傾向があります。
高評価を得るにはひとつひとつの販売を丁寧に継続する必要があり、すぐに結果が出るものではありません。
とはいえ、特殊なスキルや知識を必要とするわけではないため、ほかの副業と比べると比較的早めに収益が安定しやすいでしょう。
不用品や少額商品の出品から始める
ネット物販に慣れるには、実際に商品を販売して経験値を積むほかありません。
しかし、始めたてでいきなり仕入れにコストをかけてしまうと、売れ残りのリスクがあります。
そのため、最初は自宅に眠っている不用品や少額商品から販売を始めてみましょう。
利益の高い商品への挑戦は、利用するプラットフォームの使い勝手や購入者とのやり取り、発送作業などに慣れてきてからをおすすめします。
本業で副業禁止になっていないか確認する
ネット物販を始める前に、本業で副業が禁止されていないかも事前に確認しておきましょう。
ネット物販も、個人的な不用品の売買以外は事業とみなされます。
副業禁止の規則を破ってしまうと本業で勤めている企業からとがめられたり、最悪の場合は解雇されたりする可能性もあるのです。
20万円以上稼ぐと確定申告が必要
ネット物販で年間20万円以上の収益が出た場合、確定申告と納税が必要です。
確定申告をしなかった場合は脱税となり、刑事罰の対象になるので注意しましょう。
なお、確定申告の基準となる20万円は収益なので、売上総額から仕入れや送料、梱包材費、仕入れの際の交通費など経費を差し引いた金額で計算します。
たとえば、売上が30万円で経費が11万円だと収益は19万円となるため、この場合に確定申告は必要ありません。
中古せどりをするには資格が必要
ネット物販で中古品を取り扱う場合、古物商の資格として「古物商許可証」が必要です。
古物商の資格がない状態での中古品販売は違法となり、刑事罰で罰せられてしまいます。
古物商許可証は、営業所の所在地(多くの場合は自宅住所)の管轄である警察署に、必要書類の提出と手数料19,000円を納めることでもらうことが可能です。
端的にいうと、企業やメーカーから新品を仕入れたもの以外は中古品の扱いとなるため、間違って中古品を販売しないように注意しましょう。
なお、自宅の不用品を販売する場合はこの限りではなく、そのまま出品して問題ありません。
ネット物販の副業で成功するためのポイント
ネット物販の副業で成功するためのポイントは、以下の7つです。
<ネット物販の成功のポイント>
ニーズの高い商品を販売する
「商品が売れれば収益、売れ残ると赤字」がネット物販の本質です。
つまり、ニーズが高く、多くの人が欲しがっている商品を販売することが成功への鉄則といえます。
このニーズの高い商品は、利用しているプラットフォームの商品をリサーチすることで傾向を掴むことが可能です。
<リサーチ方法(メルカリの場合)>
- 1.アプリを開く
- 2.キーワードやカテゴリーで検索
- 3.表示順を「いいね!順」に変更
- 4.絞り込みで「販売状況:売り切れ」を選択
上記の操作で購入検討数(いいね!)が多く、かつ実際に購入された商品、つまりニーズの高い商品が確認できます。
今回はメルカリでのリサーチ方法を紹介しましたが、購入検討数が多く売り切れている商品を探す方法は、そのほかのプラットフォームでも原則は同じです。
また、リサーチでは商品のラインナップだけでなく、販売価格も確認しておきましょう。
利益優先で高い価格をつけてしまうと売れにくいため、売れる価格相場で販売しなくてはなりません。
写真を多めに掲載する
ネット物販では、直接商品を手にとって状態を確かめられません。
そのため、商品の写真を多めに掲載し、より多くの情報を伝えるようにすると購入者の安心につながり、売れやすくなります。
大きさがわかりにくい商品は、比較対象となるものと一緒に写真を撮ったり、説明文に寸法を記載したりすることも有効です。
なお、中古品の場合は、汚れやキズなど欠点となる部分を正直に写真に掲載しないと、取引後のクレームや低評価につながってしまいます。
決済方法を豊富に準備する
決済方法を豊富に準備しておくと、そのぶん多くの人を対象に商品を売買できます。
たとえば、決済方法を代金引換とクレジットカードのみにしてしまうと、購入意欲はあってもQR決済しか使えない購入者を逃してしまうのです。
なお、決済方法は使用するプラットフォームの仕様にも左右されるため、プラットフォーム選びの際には使える決済方法にも注目しましょう。
原価を可能な限り安く抑える
ネット物販で得られる収益は、以下のように計算されます。
<収益の計算方法>
- 収益 = 売上額 -(仕入れ額 + 送料 + 梱包材費・交通費など雑費)
つまり、同じ売上額でも仕入額や梱包材費の原価が安いほど収益は大きくなります。
少しでも安い店舗から商品を仕入れられるよう、仕入れ先を厳選しましょう。
なお、卸売業者や問屋などからまとめて仕入れることで、商品1つあたりの原価を抑えられます。
常に購入者目線を意識する
購入者が「欲しい」「買って良かった」と思えるのか、常に購入者目線を意識して運営することが、ネット物販の副業を安定させる最も大事なポイントです。
ニーズのある商品をそろえること、写真を多く掲載すること、決済方法を豊富に用意することも、根本は購入者の希望に応える購入者目線を基準にした行動といえます。
ほかには説明文を詳細に記載する、カテゴリーを正確に設定し商品を見つけやすくするなども購入者目線を意識した行動にあたりますよ。
スピーディーに対応する
購入者、または購入を検討している人のアクションにスピーディーに対応することもネット物販において重要です。
とくに、購入後の商品の発送遅れは、出品者の姿や商品自体を直接見られない購入者にとって不安を煽ることになり、取引後の低評価の原因につながります。
また、使うプラットフォームによっては購入前にメッセージのやり取りができるものもありますよ。
商品についての質問や、写真の追加依頼などに速やかに対応することも購入につながる要素です。
売上管理をする
売れたら終わりでは、ネット物販を副業として成功させられません。
どの商品がいつ、いくらで売れたのかなどの情報をデータベース化し、売上を管理しましょう。
売上管理をすることで、売れる商品や売れる値段、適切な仕入れ数、値引きのタイミングなどを判別できます。
とくにネット物販は、売れない在庫を作ってしまうことがそのまま赤字につながるため、リスク回避に売上管理は大変重要です。
ネット物販の副業におすすめのプラットフォーム7選
ネット物販を副業として始めるにあたり、利用をおすすめしたいプラットフォームは以下の7つです。
<ネット物販のおすすめプラットフォーム>
それぞれの特徴やかかる費用、購入者が使える決済方法などをまとめましたので、自分に合ったものを選びましょう。
メルカリ
自宅に眠る不用品を販売するフリマアプリとして有名になったメルカリですが、いまではネット物販のプラットフォームとしても利用されています。
メルカリの特徴は、その知名度と利用者の多さです。
日本では8人に1人が利用しており、出品数の累計は20億点と国内最大級のネット物販マーケットといえます。
バーコードを読み込むだけで商品情報が反映される「バーコード出品」、無人機で発送ができる「メルカリポスト」など、便利な出品機能も豊富に取りそろえており、ネット物販初心者でも簡単に参入することが可能です。
また、月額料金など固定費は不要で、商品が購入されたときの商品価格の10%が販売手数料としてかかります。
【メルカリの概要】
出金手数料:200円/回(お急ぎ振込は+200円)
ヤフオク!
Yahoo!JAPANが提供するサービスのヤフオク!も、ネット物販の副業によく利用されるプラットフォームです。
ヤフオク!は、複数の購入希望者が入札額を競り合うオークション方式であるため、限定品など希少価値の高いものほど想定以上の金額で売れる可能性があります。
また、利用料金としてかかるのは、落札された場合の落札システム手数料のみで、最大でも落札金額の10%です。(一部例外のカテゴリーあり)
また、売上金を銀行口座に出金する場合、通常100円の手数料がかかりますが、QR決済サービスであるPayPayのチャージ、またはPayaPay銀行へ出金の場合は手数料がかかりません。
【ヤフオク!の概要】
出金手数料:100円/回
Amazon
企業が出品しているイメージの強いAmazonも、実は個人のネット物販で利用することが可能です。
最大手のECサービスであるAmazonの商品ページに表示されるため、自分の出品した商品が多くの人の目にふれる可能性を秘めています。
なお、Amazonには「FBA(フルフィルメント by Amazon)」という代行サービスがあります。
別途利用料金はかかりますが、FBAを利用すると、仕入れた商品をAmazonのセンターに納品するだけで、注文の受注、梱包、発送など本来ネット物販で自分がおこなうべき作業をすべてAmazonが代行してくれるのです。
なお、通常の利用料金は、商品1点ごとに110円の出品手数料がかかる「小口出品」か、出品手数料が月額5,390円で固定の「大口出品」のどちらかから選べます。
また、商品が売れた場合は別途、商品のカテゴリーごとに設定された販売手数料がかかりますよ。
【Amazonの概要】
出品手数料(大口出品):5,390円/月
販売手数料:商品カテゴリーによる
minne
minne(ミンネ)は、ハンドメイド商品に特化したネット物販のプラットフォームです。
メルカリやAmazonのような大手と比べると利用者の数は劣りますが、取り扱う商品がハンドメイド関連のものに限定されているぶん、ターゲットを狙いやすいメリットがあります。
出品されている商品は、アクセサリーや衣料品、家具、食器、おもちゃ、小物などが多いですが、作り方のレッスン動画などのデジタルコンテンツも売ることが可能です。
ものを作ることが趣味の人が、副業で販売をしたい場合におすすめといえます。
【minneの概要】
出金手数料:220円/回
BASE
BASE(ベイス)は、自分のお店のサイトを作れるプラットフォームです。
これまでに解説したメルカリやヤフオク!などは、プラットフォームに商品を出品する形態ですが、BASEではオリジナルのECサイトをインターネット上に公開できます。
デザインは豊富に用意されているテンプレートを利用できるほか、Webデザインの知識があれば手を加えたり、一から構築したりすることも可能です。
なお、ショップクーポンの発行やメルマガ配信などの販促、インスタグラムのアカウントと連携させてBASEのサイトに誘導する機能も備えています。
利用料金は、月額料金不要で、商品が売れたときに手数料のみかかる「スタンダードプラン」から始められます。
月額料金が5,980円かるぶん大幅に手数料が安くなる「グロースプラン」もありますが、こちらは事業が軌道に乗ってから検討すると良いでしょう。
【BASEの概要】
決済手数料:商品価格の3.6% + 40円
出金手数料:250円/回(出金額2万円以下の場合+500円の事務手数料)
MakeShop
MakeShopも豊富なデザインテンプレートから、オリジナルのECサイトを作れるプラットフォームです。
自分のお店のサイトを作れる点ではBASEと同種のサービスですが、MakeShopは多くの有名企業のECサイトに利用されている実績があります。
クーポンの発行やまとめ買い割引の設定など販促機能も豊富なほか、Yahoo!ショッピングやAmazonと連携させ、それぞれのサービスにMakeShopの商品を表示させることも可能です。
初期費用と月額料金にそれぞれ11,000円かかるため、ネット物販初心者にはあまり適していませんが、副業として安定し事業拡大を考えるタイミングで検討してみることをおすすめします。
なお、月額料金が高額なぶん、クレジットカードの決済手数料より安くなる上位プランもあります。
【MakeShopの概要】
初期費用:11,000円
クレジットカード決済月額料金:1,100円
クレジットカード決済手数料:商品価格の3.19%~
ebay
日本を超え、世界を対象にネット物販をおこないたい人にはebay(イーベイ)がおすすめできます。
ebayは、海外190ヶ国に展開している世界的なネット物販プラットフォームで、常時出品数が15億点、利用者は1.38億人と膨大です。
ebayが用意している日本語の無料サポートサイト「セラーポータル」があるため、英語が得意ではない人も安心して取引できます。
アニメやマンガの関連商品など、海外で人気のある日本でしか仕入れられない商品を出品すれば、海外において高値で購入されるかもしれません。
なお、ebayはアメリカのサービスであるため、利用料金はアメリカドル(USD)での支払いです。
【ebayの概要】
落札手数料:落札価格の12.35%~15%+0.3ドル
海外決済手数料:0.4~1.35%(先々月の総売上額で安くなる)
ネット物販の副業に関する関するよくある質問
最後に、ネット物販の副業に関するよくある質問とその回答を紹介します。
<ネット物販の副業のよくある質問>
ネット物販とは?
ネット通販とは、インターネットを介して形のある商品を販売することを指します。
特殊なスキルや知識は必要なく、持っているスマートフォンやパソコンで始められるため、数ある副業のなかでも始めやすい副業です。
より詳しい内容は【ネット物販とは?】で解説しています。
ネット物販の副業はどんな人におすすめ?
ネット物販は誰でも簡単に始められる副業ですが、とくに以下のような人におすすめです。
<向いている人>
- ・スキマ時間にインターネットを使える人
- ・時間をかけて地道に取り組める人
出品などの作業はスマートフォンやパソコンでおこなえるため、販売する商品を用意できれば本業の休憩中や出勤中、帰宅後などのスキマ時間があれば十分です。
ただし、ネット物販はひとつひとつの実績や評判が重要であるため、事業が軌道に乗るまで地道に取り組めるかどうかも向き不向きに関わります。
なお、【ネット物販の副業が向いている人・向いていない人】では、ネット物販が向いていない人についても詳しく解説していますので、確認してみてください。
ネット物販の副業にデメリットはある?
ネット物販を副業として始める場合は以下に注意しましょう。
<ネット物販を始める際の注意点>
- ・商品管理や発送に手間・コストがかかる
- ・安定した収益が出るまで時間がかかる
- ・不用品や少額商品の出品から始める
- ・本業で副業禁止になっていないか確認する
- ・20万円以上稼ぐと確定申告が必要
- ・中古せどりをするには資格が必要
ネット物販を安定した副業にするためには、出品者・お店として認知されるまで忍耐強く続ける必要があります。
また、確定申告、中古品を取り扱う場合の許可など、法律に触れないように注意が必要です。
各項目の詳細は【副業でネット物販を始める際の注意点】で解説しています。
ネット物販の副業はどうやって始める?
ネット物販を始めるまでの流れは、以下のとおりです。
<ネット物販の流れ>
既存のプラットフォームが多数あるため、それらに登録すればすぐにでも始められます。
プラットフォームに登録すれば、以降は②~④を繰り返す作業です。
より詳しい内容は【副業でネット物販を始める流れ】をご覧ください。
ネット物販のおすすめプラットフォームは?
ネット物販を始めるにあたって、おすすめできるプラットフォームは以下のとおりです。
<ネット物販のおすすめプラットフォーム>
利用者が多く集客しやすい、ハンドメイドの商品が集まっているなど各プラットフォームの特徴や狙っている客層、かかる手数料などを基準に、自分に合ったものを選びましょう。
各プラットフォームの詳細については【ネット物販の副業におすすめのプラットフォーム7選】で詳しく解説しています。
まとめ
ネット物販は、仕入れた商品をインターネット上で販売する事業です。
特殊なスキルや知識を必要とせず誰でも副業として始めやすいですが、商品管理や梱包・発送など細かな作業も多く、安定した収益を出すまでに時間がかかる特徴もあるため向き不向きもあります。
ネット物販は、まずはメルカリやヤフオク!など既存のプラットフォームの登録から始め、商品の仕入れ、スマホやパソコンから出品という流れです。
出品する商品の仕入れは、ネットや店舗からの購入、ハンドメイド商品なら作成がおもな方法ですが、事前にニーズの高い商品の調査をしておくことが売れ残りのリスクを避けるために重要といえます。
なお、中古品を仕入れ販売する行為は「古物商許可証」の取得が必要で、違反すると刑事罰の対象になるため注意しましょう。
ネット物販を副業として成功させるために、この記事をぜひ参考にしてみてください!
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