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D2C商品を成功させるためのポイントとは?注意点も解説

更新:
2023年12月28日

COLUMN INDEX

「自社でD2C事業を始めるたい」

「でも、どのようにD2Cを展開すればいいの?」

このように悩んでいる経営者の方もいるのではないでしょうか。

0から始めるのではなく事前にノウハウを知っておくと、D2C対策のイメージがしやすくなるでしょう。

この記事では、D2C商品を成功させるためのポイントと注意点について詳しく解説します。D2Cビジネスのスタートを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

D2Cとは?

近年、D2Cモデルを採用する企業が増加しています。これは、インターネットやソーシャルメディアの普及により、企業が消費者に直接リーチすることが容易になったためです。

D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、メーカーやブランドが小売店や代理店を通さずに、自社のウェブサイトやオンラインストアを通じて直接消費者に商品やサービスを販売するビジネスモデルです。

D2Cモデルは企業が顧客との関係を強化し、収益を拡大するための有効な手段となり得ます。

D2C商品の4つのメリット

ここからは、D2C商品の4つのメリットについて解説します。



それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.利益率が上がる

中間業者を通す場合、卸売業者や小売店にマージンを支払う必要がありますが、D2Cモデルではその必要がありません。

また、D2Cモデルでは、在庫管理のコストも削減することができます。店舗や倉庫を持つ場合、在庫を管理する必要があります。一方でD2Cモデルでは、店舗や倉庫を持たないため、在庫を管理する必要がありません。

これらの経費を削減することで、企業はコストを削減し利益率を向上させられます。

2.経費削減につながる

2.経費削減につながる

店舗や倉庫を持つ場合、家賃や光熱費、人件費などの経費がかかりますが、D2Cモデルではこれらの経費を削減することができます。

とくに家賃は、店舗や倉庫の立地や面積によって異なりますが、大きな負担となる場合があります。D2Cモデルでは店舗や倉庫を持たないため、家賃を支払う必要がなく、経費削減につながります。

3.顧客の生の声が聞ける

D2Cモデルでは、顧客と直接つながっているため、SNSなどを通じて顧客の生の声を聞くことができます。

顧客の生の声を聞くことで、顧客のニーズや要望をより深く理解し、商品やサービスの改善につなげられるでしょう。

4.消費者と直接コミュニケーションが取れる

4.消費者と直接コミュニケーションが取れる

消費者と直接コミュニケーションを取ることは、企業にとって多くのメリットがあります。企業は、消費者と直接コミュニケーションを取ることで、顧客満足度を向上させ、新商品を開発し、プロモーションを強化しブランドロイヤリティを向上させることが可能です。

また、消費者のフィードバックを集めることで、顧客のニーズや要望をより深く理解できるでしょう。

D2Cの商品事例4選

ここからは、D2Cの商品事例として4つのブランドを紹介します。



それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.FUJIMI/フジミ

引用:FUJIMI

FUJIMIのパーソナライズスキンケア製品は、一人ひとりの肌の状態に合わせてカスタマイズされたスキンケア製品です。無料の美容診断を通じて、ユーザーの肌の状態を詳しく測定し、最適な製品(サプリメント)を提案してくれます。

FUJIMIのD2Cモデルは、以下の要因で成功しています。

・パーソナライズされた製品

FUJIMIの製品は、一人ひとりの肌の状態に合わせてパーソナライズされています。これにより、ユーザーは自分に合った製品を使用することができ、効果を実感しやすくなります。

・利便性

FUJIMIの製品は、オンラインで購入することができ、自宅まで配送されます。これにより、ユーザーは店舗に行く手間を省けます。

・手頃な価格

FUJIMIの製品は、手頃な価格で販売されています。これにより、ユーザーは継続して製品を使用できます。

顧客の心をつかんで継続利用を促す、まさにD2Cモデルの大きな成功例と言えるでしょう。

2.土屋鞄製造所

引用:土屋鞄製造所

土屋鞄製造所の製品は、使い勝手や品質にこだわりながら、大人のニーズに合わせた鞄を提供しており、ビジネスマンや女性を中心に幅広い層から人気を集めています。

中でも、ビジネスウーマンをターゲットにしたブランド「HINON」と、背負える仕事用鞄を提供するブランド「OTONA RANDSEL」は、特に人気があります。

HINONは、上品かつスタイリッシュなデザインが特徴で、ビジネスシーンにぴったりな鞄が揃っています。OTONA RANDSELは、「背負うことによって手や肩を解放し、快適に仕事ができる」と評判で、多くのリピーターを生んでいます。v

3.COHINA

引用:COHINA

COHINAは、小柄な女性のための洋服を、高品質で提供しています。また、インスタライブを通じて、商品のコンセプトやブランドの世界観を消費者に伝えています。これらの取り組みが功を奏し、COHINAは多くの小柄な女性から支持を集めています。

また、COHINAでは、365日インスタライブを通じて、小柄な女性モデルが洋服を着ている様子を配信しています。商品のコンセプトやブランドの世界観を消費者に伝えることで、ファンを増やしています。v

4.snaqme/スナックミー

引用:snaqme/スナックミー

株式会社スナックミーは、おやつD2Cブランドです。スナックミーは、おやつの時間をより価値あるものにするために、食材の美味しさを最大限に活かし、テクノロジーを駆使してお客様の声を反映させた商品開発を行っています。

スナックミーでは、お客様の好みに合わせておやつBOXを独自のアルゴリズムでパーソナライズしています。このアルゴリズムは、過去に顧客からの評価データを活用しており、さらに新商品の開発にも役立てているのがポイントです。

また、スナックミーでは、サブスクリプションモデルにより、食品ロスの削減に取り組んでいます。在庫期間を最小限に抑え、タイムリーにお届けすることで、食品ロスを最小化しています。

D2C商品を成功させるための7つのポイント

ここからは、D2C商品を成功させるための7つのポイントを紹介します。



それぞれ詳しく見ていきましょう

1.商品開発のゴール設定を考える

D2C商品を開発する前に、その商品のゴールを設定することが重要です。商品のゴールとは、その商品を開発することによって何を達成したいのかということです。例えば、売上を上げたい、ブランド認知度を高めたい、顧客満足度を向上させたいといった例が挙げられます。

新規事業を立ち上げたいのか、D2C事業を拡大して自社商品を販売できるようになりたいのか、具体的な目的の設定を行いましょう。

2.インサイトの発見を行う

商品のゴールを設定したら、次にインサイトを発見する必要があります。インサイトとは、消費者の潜在的なニーズや欲求のことです。インサイトを発見するためには、消費者調査や市場調査を行うことが有効です。

顧客の普段の姿を観察したり、自然なコミュニケーションを取ったりしていくなかで、インサイトを見つけることが良い商品作りにつながります。

3.世界観やコンセプトの設計を考える

3.世界観やコンセプトの設計を考える

インサイトを発見したら、商品の世界観やコンセプトを設計します。世界観やコンセプトとは、商品の核となる部分であり、消費者に商品の魅力を伝えるために重要な要素です。

単に商品を開発するだけでなく共感を呼ぶコンセプトを設計することで、差別化につなげられます。

4.消費者体験の設定をする

D2Cマーケティングでは、消費者に自社商品を買う意味を持たせる必要があります。そのため、商品の世界観やコンセプトが決まったら、消費者体験を設定しましょう。

消費者体験とは、消費者が商品を購入したときに感じる体験のことです。例えば、商品の梱包や配送方法、商品開発にいたるストーリーで共感を呼ぶのも消費者体験の設定の1つと言えます。

5.競合との差別化を図る

5.競合との差別化を図る

D2C商品を成功させるためには、競合との差別化を図ることが重要です。差別化を図るためには商品の品質や価格、デザイン、マーケティング戦略など様々な要素を検討する必要があります。

例えば、商品の品質にこだわって他社製品よりも高品質な商品を提供したり、価格を抑えて他社製品よりもリーズナブルな価格設定にしたり、ユニークなデザインを採用して他社製品とは異なる印象を与えたりすることで、競合との差別化が可能となるでしょう。

6.検証と改善を行う

6.検証と改善を行う

D2C商品を成功させるためには、検証と改善を行うことが重要です。

検証とは、商品の売れ行きや顧客満足度などを調査し、商品の改善点を見つけることです。改善とは、商品の品質や価格、デザイン、マーケティング戦略などを改善することです。

検証と改善を繰り返すことで、商品の売れ行きや顧客満足度を向上させられるでしょう。

7.D2C支援サービスへ相談する

7.D2C支援サービスへ相談する

D2C商品を成功させるためには、D2C支援サービスへ相談することも有効です。D2C支援サービスでは、D2C商品開発やマーケティング、物流、顧客サポートなど、様々な分野の専門家が在籍しています。

マイナビD2Cでは、実績豊富なプロがD2Cブランドの立ち上げから運用のサポートまで行っています。これからD2C事業を伸ばしていきたい、ノウハウを活用して早い段階で結果を出したい場合は、ぜひマイナビD2Cにお問い合わせください。

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D2C商品開発における3つの注意点

最後に、D2C商品開発における3つの注意点について確認していきます。



それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.初期費用がかかる

D2C商品開発には、商品設計、製造、マーケティング、物流など、様々なコストがかかります。特に、ECサイトの構築には大きなコストがかかるため、初期費用をいかに抑えるかが重要です。コストを抑えるために、以下の例を参照してみてください。

・コストのかかるECサイトの構築は、最初は外部のサービスを利用する

・できるだけ自社でできることは自社で行う

・クラウドソーシングなどを活用して、外注費を削減する

2.結果が出るまで時間がかかる

D2C商品は、認知度が低いため、すぐに売れることは期待できません。結果が出るまでには、時間がかかることを覚悟する必要があります。結果を出すためにも、以下の例を実践してみましょう。v

・短期的な売上目標を立てず、長期的な視点で事業を展開する

・お試しキャンペーンや割引キャンペーンを実施して、商品の認知度を高める

・SNSやブログなどのコンテンツマーケティングを活用して、顧客とのエンゲージメントを高める

3.マーケティング力が必要になる

D2C商品を成功させるためには、マーケティング力が重要です。自社商品の認知度を高め、顧客を獲得するためには、遺憾のような効果的なマーケティング施策を講じることが必要です。

・ターゲット顧客を明確に定義し、その顧客に響くマーケティングメッセージを開発する

・SNSやブログなどのデジタルマーケティングを活用して、自社商品の認知度を高める

・インフルエンサーマーケティングを活用して、自社商品の宣伝を行う

D2Cの商品開発の方法や成功事例を事前に理解しておきましょう!

D2Cで成功するためのポイント

D2Cモデルは、企業が顧客との関係を強化し、収益を拡大するための有効な手段となり得ます。D2Cモデルを採用する際には、ターゲットとする顧客層を明確にし、適切なマーケティング戦略を立てていきましょう。

「マイナビD2C」では、ECサイト構築サービスを提供しています。スピーディーにECを始められるライトプランから、さまざまな機能を搭載できるプロフェッショナルプランまで、事業者の用途に応じたECサイトの展開が可能です。

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