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【初心者向け】物販ビジネスは副業でもできる?メリットや注意点、オススメのサービスは?
物販ビジネスとは、「商品を仕入れて売る」ビジネスのことです。
近年はフリマアプリやECサイトの普及で、誰でもかんたんに物販ビジネスを始められるようになりました。
たとえばいらなくなった家電や洋服、バッグなどを中古品として取引するのはもちろん、新品の既製品やハンドメイド製品をWebサイト上で出店し取引することもできます。
上記のとおり、副業や片手間でとりあえず始めてみたいという人でも、かんたんにトライできるのが物販ビジネスのいいところ。
物販ビジネスには以下のメリットと注意点があるので確認してくださいね。
本記事では、今さら聞けない「物販ビジネス」を始める流れやオススメのサービスも解説していきます。
【この記事でわかること】
- 物販ビジネスとは?
- 物販ビジネスを始めるメリットとデメリット
- 物販ビジネスの始め方
- 物販ビジネス初心者にオススメのサービス
今日からあなたも、物販ビジネスをかんたん楽しく始めてみませんか?
- 更新:
- 2023年06月12日
COLUMN INDEX
- 物販ビジネスとは?
- 副業でもできて少額から始められる!
- 「せどり」も意味は同じ!物販ビジネスのことを指す
- 「転売」との違いは?ダメな転売ってあるの?
- 物販ビジネスの販売方法3つ
- 国内販売
- 輸出販売
- 無在庫販売
- 物販ビジネスを始めるメリット3つ
- スキマ時間ですぐに始められる
- お金がなくても始められる
- 新たな人間関係が得られる
- 物販ビジネスを始める注意点4つ
- 在庫管理の手間が発生する
- 商品を用意したり発送するための手間や労力が発生する
- 競合(ライバル)が多い
- 違法となる物販ビジネスに注意
- 物販ビジネスを始めるかんたん流れ5ステップ
- ①何を売りどのくらいの儲けが出るかを考える「リサーチ」
- ②商品を買い付けたり自作したりする「仕入れ」
- ③顧客に商品をPRする「販売」
- ④商品を受注して発送する「納品」
- ⑤顧客からお金をもらう「回収」
- 物販ビジネスを始めるのにオススメのサービス4選
- スキマ時間で個人取引にオススメの「メルカリ」
- 効率よく物販ビジネスをするなら「Amazon」
- ネットショップを簡単に開設したいなら「BASE」
- ハンドメイド作品を売るなら「minne」
- 物販ビジネスでよくある質問5つ
- 物販ビジネスって何?
- 物販ビジネスのスクールやセミナーはある?
- 物販ビジネスを始めるためには「古物商許可証」が必要?
- 物販ビジネスでは確定申告が必要?
- 物販ビジネスって怪しくない?違法になるのはどんなとき?
- まとめ
- 参考サイト
物販ビジネスとは?
物販ビジネスとは「商品を仕入れて売る」ビジネスのことです。
基本的には、ものを「仕入れる」→「売る」→「買ってもらう」→「お金を回収する」という流れになります。
ものを仕入れて売るというサイクルで儲ける物販ビジネスは、もともと商社の専売特許でした。
ですが近年はフリマサイトやアプリ、個人商店サイトの普及で誰でも簡単に始めることができるようになりました。
物販ビジネスにもいろいろありますが、ここでは主にインターネットを利用して商品を取引する物販ビジネスを想定して解説します!
副業でもできて少額から始められる!
物販ビジネスは元手が少なく始めることができ、スキマ時間でできて、工夫次第では大きな利益を得ることもできます。
ということで、実は副業にもオススメなんですよ。
この副業時代、物販ビジネスは収入を増やすチャンスになりそうですよね。
「せどり」も意味は同じ!物販ビジネスのことを指す
物販ビジネスを調べていくと、「せどり」という言葉もしばしば出てきます。
実は「せどり」も物販ビジネスと同じ意味で、商品を仕入れて売り、その手数料を利益として儲けることを指します。
ちなみに漢字では「競取り」と書きます。
「転売」との違いは?ダメな転売ってあるの?
物販ビジネスとよく似た言葉として、「転売」ということばを聞いたことがある方も多いでしょう。
転売とは、既成の商品を購入しそのまま他者に向けて売ることを指します。
かつて新型コロナウイルスが流行り始めた頃、マスクやトイレットペーパーが品薄になり、転売が問題になったこともありましたよね。
そこで気になるのは、「転売」っていけないことなのかどうか。
転売自体は、多くの場合ほぼ問題ありません。
ただし、イベントやライブのチケットを転売で取り扱った場合は各自治体の迷惑防止条例違反となりますので注意が必要です。
また、中古品を仕入れて販売する場合は「古物商許可証」という資格が必要となります。
「古物商許可証」についてはこの記事で後述していますのでチェックしてみましょう。
物販ビジネスの販売方法3つ
ここでは物販ビジネスの販売方法の分類について紹介します。
物販ビジネスは、主に3種類に分けられます。
国内販売
「国内販売」は、国内で仕入れて国内で売る。
語学力や仕入れ方法に不安があっても、「国内販売」は日本が市場になるので取り組みやすいです。
これから物販ビジネスを始める人にはおすすめの販売方法です。
輸出販売
「輸出販売」は国内で仕入れて海外で売る方法です。
日本の良質な商品を海外に販売できるという特徴があります。
たとえば人気アニメのフィギュアなど日本でしか手に入らないものは高値で売れやすい傾向にあります。
無在庫販売
無在庫販売は、3つの方法とは異なり、販売が確定してから仕入れを行う方法です。
商品在庫がないため、在庫管理をする必要はありません。
在庫を持たなくて良いのが魅力ですが、在庫切れのリスクや大量注文を受けられないケースもあるので注意が必要です。
物販ビジネスを始めるメリット3つ
物販ビジネスが何かわかったところで、始めるメリット3つを紹介します。
スキマ時間ですぐに始められる
物販ビジネスは忙しい時間の合間を縫って始めることができます。
たとえば、Webショップと商品の仕入れさえ済ませておいて、あとは購入者が現れるのを待つだけ、なんて方法も。
スキマ時間で始められるから、副業にも向いていますね!
お金がなくても始められる
物販ビジネスを始めるにあたって必要なお金は「商品の仕入れ代」と「Webショップを開店する際の手数料」のみ。
もちろん両者とも初めからお金をかける手法もありますが、今の時代手数料も仕入れ代も最小限から始めることも可能です。
初期投資が少なければ、失敗があってもダメージが少なくて済みますのでリスクを減らすことができます。
慣れていけば販路を拡大するという選択肢もありますので、最初はスモールスタートから始めてみるのがオススメですよ。
新たな人間関係が得られる
物販ビジネスにチャレンジすることで、新しい人間関係を構築できるメリットも。
たとえば仕入れでお世話になった業者、購入してくれたお客様など物販ビジネスそのものでの出会いはもちろんのこと、物販ビジネスのスクールやセミナーなどに参加することで新たなネットワークを得ることも期待できます。
自分を成長させるチャンスにもなるかもしれませんね!
物販ビジネスを始める注意点4つ
とはいえ、物販ビジネスには注意すべき点もあります。
始めてから後悔や失敗がないよう、隅々までチェックしてみましょう!
在庫管理の手間が発生する
物販ビジネスは取引される「形ある商品」があります。
したがって、売れる前の商品(在庫)を置いておく場所を確保しておかなければなりません。
サイズが小さいものであれば自宅の片隅に置いておくことも可能ですが、商品の種類や在庫数によってはレンタルコンテナなどの手配が必要です。
また、実際の在庫数と売り上げた数が帳簿上で一致しているかどうかも逐一確認しなくてはなりません。
物品の管理には手間がかかりそうということを押さえておきましょう。
商品を用意したり発送するための手間や労力が発生する
物販ビジネスを軌道に乗せるには、どんな商品を販売するかを考えるのも重要なポイントです。
ここにも手間は発生します。
たとえば、商品を選定し仕入れる場合でも、どの仕入れ先なら安く仕入れられるか、商品がしっかりしているかなどのリサーチは欠かせません。
また、ハンドメイドの場合は材料の手配や製品作成の工数は多めに見込んだほうがいいでしょう。
さらに、お客様先に郵送する場合は、梱包・発送も丁寧に行ったほうが信頼を得られやすいです。
お客様にきちんとした商品という印象を持ってもらうためには、その分商品に関する手間を惜しまないことも大事ですね。
競合(ライバル)が多い
物販ビジネスは、既に競合が多いビジネスでもあります。
小遣い程度の稼ぎでよいのであれば、既存のビジネスモデルを真似るだけでもある程度の収入は得られます。
しかし、物販ビジネスでそれなりの利益を得ようとするならば工夫や差別化を行う必要があります。
自分だけのアイデアで新たな付加価値がつく物販ビジネスを始めてみましょう!
違法となる物販ビジネスに注意
物販ビジネスを行ううえで、知っておきたいのは法律上の問題です。
まず、中古品を仕入れて売る場合は、「古物商許可証」が必要となります。
また先述のとおり、イベントのチケットを転売するのは迷惑防止条例違反となり、処罰の対象となります。
詳しくはそれぞれのリンクをタップしてみてくださいね。
物販ビジネスを始めるかんたん流れ5ステップ
ここまで読んで、私も物販ビジネスを始めてみようかなぁ…という方もいらっしゃることでしょう。
そこで、物販ビジネスを簡単に始めるための流れ5ステップを、キーワードとなる言葉とともに紹介します。
①何を売りどのくらいの儲けが出るかを考える「リサーチ」
まずは、何を売ってどのくらい稼ぐかを計画しましょう。
たとえば、フリマサイトで自分が売りたいものがどのくらいの値段で取引されているのかをチェックしたり、自分が売りたいものがWebショップで大体どのくらいの値段で売られているのかをチェックしたり。
競合する他者をリサーチするのは、物販に限らずビジネスの基本です。
自身が買い物をしていて、「こういうものがあればいいのになぁ…」と不満に思ったことがあれば、そればビジネスチャンスになるかもしれません。
なお、上記のようにじっくりと考えてみるのもいいですが、売るものがなんとなく決まっていて少額から始めるのであれば、利益はあまり気にせずまずはやってみる、という手もあります。
②商品を買い付けたり自作したりする「仕入れ」
売りたい商品が決まれば、それをどこから仕入れるかを考え、実行します。
既製品を仕入れる場合、利益重視で行くならできるだけ安く仕入れることを心がけましょう。
傾向として、大量に仕入れることで単価が減りますが、在庫が増えるため手間がかかりやすくなります。
上記のような手間賃を仕入れ価格にプラスして、利益分を乗せたものが販売価格となります。
また、ハンドメイド品や既製品に何らかの付加価値をつけて販売するのであれば、仕入れや製作にかかる工数に対し、どれだけの価格をつけるかを考えましょう。
③顧客に商品をPRする「販売」
売るための商品が揃ったら、次は顧客に向けて「こんな商品があるよ!」とPRしましょう。
Webショップで販売するなら、顧客の目を引きやすいのはバナー(画像)と価格です。
ここは各ショップがしのぎを削るところでもあるので、自分だけのオリジナリティを持ったアピール方法を考えてみましょう。
④商品を受注して発送する「納品」
商品が見事顧客の目に留まり、「これ、買います」となれば受注が決まります。
これ以降は、顧客に満足してもらえるようなやりとりや納品を心がけましょう。
たとえば、対応にスピード感を持つこと、丁寧に梱包すること、商品そのものの保管状況がよいことなどが主なポイントです。
ほとんどのWebショップではレビュー機能があり、ここで評価されれば次の顧客獲得にもつながりますよ。
⑤顧客からお金をもらう「回収」
最後に重要なのは、顧客から確実に商品の販売価格分のお金を回収することです。
対面でのやり取りであれば直接お金を手渡せば終わりですが、ネットショップでのやりとりの場合はクレジットカードの情報や引き落とし期日の管理など、素人では難しいことが多いのが現実。
そこで物販ビジネス初心者にオススメなのは、すでにお金のやりとりの仕組みができているサイトを利用することです。
既存の物販ビジネス向けWebサイトの多くは、お金を回収するための仕組みが既に整っているため、お金に関するやりとりに手間をかけなくて済みます。
物販ビジネスを始めるのにオススメのサービス4選
物販ビジネスをイチから始めるとなると、どこのWebサイトを販売拠点にするのがいいのか、悩みどころだと思います。
そこで、ここでは初心者にオススメのサイト・サービスを紹介しますね。
スキマ時間で個人取引にオススメの「メルカリ」
メルカリといえば、今や知らない人はいないくらいメジャーとなったフリマサイトですよね。
手持ちのものをちょっと売って小遣いを稼ぎたい…といった方はまずはメルカリから始めてみるのがオススメです。
なんといってもユーザー数が多いので、商品がたくさんの人の目に留まりやすいことがメリット。
ただし価格競争は激しいので、確実に売れることを考えるならば価格をできるだけ安くしたり、競合が少ない中古品を出品したりするなどの工夫が必要です。
効率よく物販ビジネスをするなら「Amazon」
日々の買い物に欠かせないAmazonも、実は物販ビジネスを初心者にオススメなサービスです。
Amazonは法人・個人誰でも簡単に出店可能です。
ショップを開設するにあたっての手数料は、月50件未満の販売の場合の「小口出品」においてはなんと無料。
ネット上での店舗を構えて物販ビジネスが始めやすいのがメリットですね。
ただし、商品の数が膨大なため、利用者の目につきやすくするためには工夫が必要となります。
ネットショップを簡単に開設したいなら「BASE」
ネットショップをイチから作ってみたいけど、やり方がよくわからないという方にオススメなのがBASEです。
利用者登録からショップ作成までが簡単に利用できるので、時間がないなかでもすぐにショップ開設ができますね。
また、初期費用・月額費用が0円で始められて、支払いが必要なのは売れたときの手数料のみです。
利用のしやすさは、2023年3月時点でネットショップ開設実績No.1ということにも現れていますね。
ハンドメイド作品を売るなら「minne」
minneは、ハンドメイド作品がメインの販売サイトです。
手作りの作品を誰かに知ってもらいたい、買ってもらいたいという方にオススメです。
アクセサリーや洋服、雑貨など、独自の世界観を表現したおしゃれなオリジナル作品が多数出品されています。
メルカリと同様、アカウント登録のみで販路を作れる手軽さがメリットです。
物販ビジネスでよくある質問5つ
物販ビジネスでよくある質問5つを紹介します。
- 物販ビジネスって何?
- 物販ビジネスのスクールやセミナーはある?
- 物販ビジネスを始めるためには「古物商許可証」が必要?
- 物販ビジネスでは確定申告が必要?
- 物販ビジネスって怪しくない?どんなことをすると違法?
物販ビジネスって何?
物販ビジネスとは「商品を仕入れて売る」というビジネスのことです。
近年はフリマサイトやアプリ、個人商店サイトの普及で誰でも簡単に始めることができ、副業にもオススメとなっています。
物販ビジネスのスクールやセミナーはある?
物販ビジネスのスクールやセミナーもあります。
人間関係を新しく構築したり、ビジネスのネットワークを広げたりしたい方にオススメです。
もしも怪しいセミナーだったらどうしよう…などの不安があるのであれば、自身が使う物販サービスやサイトが案内するセミナーや勉強会に参加してみるといいでしょう。
物販ビジネスを始めるためには「古物商許可証」が必要?
原則として、中古品を営利目的で仕入れて販売する場合には「古物商許可証」が必要となります。
「古物商許可証」が不要なのは以下のような取引です。
- 個人の私物を売る
- 無償でもらったものを売る
- 新品を仕入れて売る
もし「古物商許可証」がないまま中古品を販売した場合は、古物営業法違反となる可能性があります。
物販ビジネスでは確定申告が必要?
物販ビジネスで確定申告が必要となるのは以下のケースです。
- 物販ビジネスが本業の場合
- 物販ビジネスは副業だが、給与所得を得ている人が20万円を超えた副業所得を得た場合
ちなみに、自分が使っていた不用品をメルカリなどで売った場合で得た利益は、原則確定申告の対象ではありません。
物販ビジネスって怪しくない?違法になるのはどんなとき?
物販ビジネスは転売も含め、基本的には適法です。
しかし以下のような場合は違法となりますので注意しましょう。
- 古物商許可証を得ないまま、中古品を仕入れて販売する
- チケットを定価以上の価格で転売する
- コピーコンテンツや海賊版、偽ブランド品の販売
まとめ
物販ビジネスは、少ないお金と手間で始めることができて副業にも向いています。
スマホひとつで始められるので、忙しい方にもピッタリ。
とりあえずやってみたいという方には、まずはメルカリなどで不用品を売ることから始めるのがハードルが低くてオススメですよ。
今注目の物販ビジネスで、自分で選んだ商品を売ることの楽しさに目覚めてみてはいかがでしょうか。
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