お役立ち情報
Amazonでの出品方法・手順は?手数料や配送料についても解説!
大手通販サイトとして知名度も高いAmazonは、出品者アカウントさえ登録すれば個人事業主でも企業でも簡単に出品が可能です。
Amazonで出品する方法は、以下の流れで行います。
- 出品プランを「小口出品」か「大口出品」から選ぶ
- Amazon出品サービスアカウントの作成を行う
- アカウント登録が完了したらセラーセントラルから商品を出品する
- 出品した商品が売れたら発送を行う
- 出品した商品の売上がAmazonから支払われる
今回はAmazonの出品方法の他に、商品にプライムマークをつける方法もくわしく解説していきます。
Amazonで出品した場合の気になる手数料や配送料についても説明していますよ!
Amazonで出品した商品を売れやすくするコツや出品の注意点も紹介しているので、これから販売を検討している場合はぜひ参考にしてください。
- 更新:
- 2023年06月19日
COLUMN INDEX
- Amazonは基本的に誰でも出品可能!手順を解説
- 1.出品プランを「小口出品」か「大口出品」から選ぶ
- 2.Amazon出品サービスアカウントの作成を行う
- 3.アカウント登録が完了したらセラーセントラルから商品を出品する
- 4.出品した商品が売れたら発送を行う
- 5.出品した商品の売上がAmazonから支払われる
- Amazonに出品する際にかかる費用
- 出品サービスアカウントの月間登録料
- 販売手数料
- 配送料
- その他オプションなどの費用
- Amazonで出品した商品を売れやすくする方法
- primeマークをつけて安心度を高めよう
- カートボックスの獲得を目指そう
- 最安値にあわせて価格をこまめに調整する
- Amazonの広告オプションを利用する
- カスタマーレビューなどを参考にサービスの向上を目指す
- Amazonで出品する際の注意点
- 画像の背景やサイズなどに厳しい規定がある
- 販売に資格や許可が必要な商品・カテゴリがある
- 氏名や住所などの情報が購入者以外にも開示される
- Amazonに出品制限をかけられることもある
- Amazonの出品方法に関するよくある質問
- Amazonの出品方法は?
- Amazonの出品は小口と大口どちらがおすすめ?
- Amazonの出品にかかる費用は?
- Amazonへ出品する際にFBAは利用したほうがいい?
- Amazonに出品した商品が売れるコツは?
- Amazonで海外向けに出品する方法は?
- まとめ
- 参考サイト
Amazonは基本的に誰でも出品可能!手順を解説
Amazonでは「出品サービスアカウント」を登録すれば、会社でも個人事業主でも出品は可能です。
Amazonで出品するためのアカウントを登録して実際に商品を販売するまでの流れをみてみましょう。
- 出品プランを「小口出品」か「大口出品」から選ぶ
- Amazon出品サービスアカウントの作成を行う
- アカウント登録が完了したらセラーセントラルから商品を出品する
- 出品した商品が売れたら発送を行う
- 出品した商品の売上がAmazonから支払われる
Amazonからの出品は流れとしては簡単ですが、それぞれに選択肢や希望に沿った出品をするためのポイントがあるのでくわしく解説していきますよ。
1.出品プランを「小口出品」か「大口出品」から選ぶ
Amazonで出品する際にまず必要なのが、「出品サービスアカウント」です。
アカウントの登録時に「小口出品」か「大口出品」かを選んで手続きをしなくてはいけません。
「小口出品」と「大口出品」は登録後にいつでも変更は可能なので、違いをチェックしながら選びましょう。
小口出品は1商品あたりの基本成約料として100円が販売手数料とは別にかかりますが、大口出品は何点売れても4,900円の月間登録料だけで1商品あたりにかかるのは販売手数料だけです。
まずは販売予定の商品数にあわせて小口か大口かを選ぶといいでしょう。
ちなみに、Amazon商品の購入やサービスを利用するためのアカウントとは別に、出品サービスアカウントの作成を行う必要があります!
2.Amazon出品サービスアカウントの作成を行う
Amazon出品サービスアカウントの作成は、出品者向けの公式サイトから簡単に行えます。
アカウントの登録に必要なものは、企業と個人事業主で少し異なるのでそれぞれ表で紹介しましょう。
・法人番号
・登記簿上法人名
・本社所在地の住所や郵便番号
・店舗名
・アカウント担当者情報
・クレジットカード情報
・アカウント担当者情報
・クレジットカード情報
・担当者の本人確認書類
・過去180日以内に発行された明細書
・過去180日以内に発行された明細書
出品サービスアカウント登録で入力した内容は出品者情報ページに記載されるので、名称や住所に誤りがないよう注意しましょう。
個人事業主の方も特定商取引法で事業者の氏名・住所・電話番号の記載が義務付けられているので、所在地が事務所兼自宅だったとしても公開しなければいけません。
また、担当者の本人確認書類と180日以内に発行された明細書はアップロードして提出する必要があります。
・運転免許証のいずれか
(マイナンバーカードは不可)
・インターネットバンキング取引明細
・預金通帳のいずれか
通常、アカウント登録の審査には3営業日が目安ですが、ビデオ審査が行われることもありますのでAmazonからの連絡を待ちましょう。
3.アカウント登録が完了したらセラーセントラルから商品を出品する
Amazonの出品サービスアカウントが承認されたら、まずはセラーセントラルにログインしましょう。
【セラーセントラルとは?】
Amazon出品者それぞれのマイページのようなものです。
出品や在庫管理、販売状況などをセラーセントラルから確認できます。
セラーセントラルにログインしたら、まずは出品するためのセットアップを完了させます。
- アカウントの2段階認証を設定する
- 配送設定を行う
- 銀行設定や支払方法の設定を行う
セットアップが完了したら、早速商品を出品登録しましょう。
セラーセントラルから商品を出品する際に必要な情報は、以下のとおりです。
- 製品コード
- SKU(商品の在庫数)
- 商品名やブランド、説明などの詳細
- 商品の画像
- 商品の価格
- 商品の状態(新品・中古など)の詳細
- 配送の詳細
商品を登録したら、通常は15分でAmazonの販売ページに掲載されます。
ただし、商品によっては反映まで最大24時間かかることもあるようです!
Amazonで販売する商品は基本的に製品コードが必要
Amazonで販売する商品には、「製品コード」が基本的に必須です。
製品コードとは商品の種類や分類を判別するためのもので、UPC・EAN・JAN・ISBNといった種類がありますがどれもバーコードと数字が一体となっています。
製品コードは商品のパッケージ(またはカバー)に印字されていたり、貼り付けられたシールに記載されていたりします。
また、Amazonのトップページで商品名を検索して、すでに同じものが出品されていれば製品コードなしでも商品の登録ができますよ。
製品コードがない商品はGS1 Japanのサイトなどから製品コードの申請を行い、新たに発行してもらいます。
また、ハンドメイドや自社のオリジナル商品はセラーセントラルから製品コードの免除を申請できます。
オリジナル商品や自社ブランドはブランド登録をしよう
自社ブランドやオリジナルの商品は無料でAmazonにブランド登録ができます。
Amazonにブランド登録する手順は、以下のとおりです。
- ブランドの登録商標(文字商標または図形商標)を取得する
- 商標権利者または代理人のアカウントでAmazonブランド登録申請を行う
- Amazonが商標権利者であることなどを確認し、登録完了
Amazonでブランド登録をしておくと、模造品などが出品できなかったりブランド専用のページを立ち上げられたりとメリットも多いです。
自社の大切な商品やブランドを守るためにも、Amazonへ出品する際にはブランド登録をしておきましょう。
4.出品した商品が売れたら発送を行う
Amazonで出品した商品が購入されたら、購入者に向けて発送を行います。
Amazonでは出品者が発送も行う「自社配送」か、Amazonの倉庫にあらかじめ在庫を保管しておき、梱包から発送まですべてお任せできる「フルフィルメント by Amazon(FBA)」も選べます。
自社配送で設定している場合は、商品の梱包を行い出来るだけ速やかに購入者へ発送しましょう。
FBAを利用すれば梱包や発送もAmazonにお任せ!
フルフィルメント by Amazon(FBA)をあらかじめ契約しておくと、商品の在庫をAmazonに置いておくので、購入されるたびにAmazon側で梱包・発送してくれます。
FBAを利用している商品はプライム対象となり、商品ページにも「prime」のマークがつきますよ。
FBAは購入から発送までの対応が速く、出品者の手間もかからないほか、プライム会員に向けた送料無料などの付加サービスもつけられるので顧客満足度につながりやすくなります。
FBAを利用するための費用はのちほど、くわしく解説しています。
プライムマークのついた商品しか購入しないというAmazonユーザーも多いので、費用対効果は高いといえるでしょう。
5.出品した商品の売上がAmazonから支払われる
Amazonに出品した商品が販売された場合の売上は、購入者から直接ではなくAmazonから販売手数料などの必要経費を差し引いて支払われます。
売上の支払日は商品の受取日によって変わりますが、基本的には商品が購入者に届いてから7日間は返品や保証申請などに備えて売上が留保され、その後支払いが確定します。
さらに、Amazonが支払処理を完了してから出品者の銀行口座に入金されるまで、最長で5営業日かかりますよ。
スピーディーに売上が振り込まれるよう、出品サービスアカウント登録の口座情報などは確実に入力しておきましょう。
具体的にいつ売上金が振り込まれるかは、セラーセントラル内のペイメントレポートから確認できます。
Amazonに出品する際にかかる費用
Amazonの出品手順がわかったら、販売に必要な費用も理解しておきましょう。
Amazonの出品や販売後にかかる主な費用は、以下のとおりです。
くわしい金額や費用が発生する条件を解説していきましょう。
出品サービスアカウントの月間登録料
【出品サービスアカウントの月間登録料】
- 大口出品:月額4,900円
- 小口出品:0円(ただし、商品が1つ売れるごとに基本成約料100円)
Amazonの出品サービスアカウントの月間登録料は、大口出品を選んだ時にしか発生しません。
大口出品の月間登録料はその月に商品が出品されなかったり購入されなかったりしても、請求されます。
また、小口出品の場合は月間登録料がかかりませんが、商品が1つ売れるごとに100円の基本成約料がかかります。
大口出品の月間登録料は4,900円なので、1か月に49個以上商品が売れる見込みがあるなら、大口出品を選んだほうがお得ですね。
大口出品と小口出品は出品後でもセラーセントラルで変更できますよ。
販売手数料
【販売手数料】
- カテゴリによって1商品あたり売り上げの6%~45%
- 大口出品と小口出品で金額の違いはない
Amazonで出品した商品が売れると、商品の売上金額に対して販売手数料が発生します。
販売手数料はカテゴリによって、計算される割合が以下のとおり異なりますよ。(一部を抜粋)
販売手数料の割合から算出した額と最低販売手数料を比べて高い方の額が、売上から差し引かれます。
ちなみに、販売手数料は商品価格・配送料・ギフトラッピング料金などを含めた「合計売上」から計算されることもあわせて覚えておきましょう。
配送料
【配送料】
- 自社配送:262円~(購入者負担、カテゴリによって異なる)
- FBAを利用:配送代行手数料と在庫保管手数料(出品者が負担)
商品を購入者に発送するための配送料は、自社発送かとFBAを利用するかで変わります。
自社で商品を保管し購入者に発送する場合は、基本的に送料は購入者負担となり、Amazonが商品代金とあわせて請求します。
Amazonは出品者にポイントとして配送費用の同額を還元し、出品者はポイントで配送料を相殺します。
また、FBAを利用する場合は基本的にプライム会員の購入者は送料が無料になり、商品の梱包や配送料が込みとなった「配送代行手数料」を出品者が負担します。
配送代行手数料は商品のサイズによって異なり、1点あたりの金額で計算されますよ。
FBAを利用する場合はあらかじめ商品をAmazonの倉庫で保管してもらいますが、在庫を保管してもらうための「FBA在庫保管手数料」も別途発生するので覚えておきましょう。
その他オプションなどの費用
Amazonの出品で必須の費用ではありませんが、希望にあわせてオプションなどを利用すると以下の費用も発生します。
基本的には大口出品の月間登録料または小口出品の基本成約料、販売手数料、FBAを利用する場合の手数料がAmazonの出品にかかる費用です。
もし、+αとして広告サービスや有料アカウントサービスを利用する場合は費用とあわせて検討してみましょう。
Amazonで出品した商品を売れやすくする方法
Amazonに出品した商品を売れやすくするコツを5つ、紹介しておきましょう。
- primeマークをつけて安心度を高めよう
- カートボックスの獲得を目指そう
- 最安値にあわせて価格をこまめに調整する
- Amazonの広告オプションを利用する
- カスタマーレビューなどを参考にサービスの向上を目指す
ただし、今回紹介するコツは基本的に大口出品者で、なおかつFBAを利用することで条件を満たしたり、実現可能になったりするものが多いので、売上を伸ばすためにも積極的に利用しましょう。
primeマークをつけて安心度を高めよう
Amazonで出品する際、FBAを利用することで商品にprime(プライム)マークがつけられます。
プライムマークがつけば配送料が無料になったり、Amazonプライム会員であれば「お急ぎ便」も無料で利用できたりするので商品が購入されやすいですよ。
また、安全性や出品者への信頼性も考えて、プライムマークがついており、発送元がAmazonからになっている商品しか買わないという消費者も多いです。
おはようございます朝から土砂降りで涼しくて気持ちがいい朝ですね(*゚▽゚*)
Amazonはプライムが付いてる商品を買うようにしています。
昔、物品をAmazonで販売していて信用ないとプライムとして販売出来なかったです。
基本プライム商品は日本のAmazonの倉庫にありますからね。
TAKA (@TAKA82845713) August 3, 2022-Twitterより引用
Amazonで購入する際はプライム商品であるかを安心して買い物できる基準にしている人が多いですね!
FBAを利用すると配送代行手数料や在庫保管手数料がかかりますが、結果的に商品を購入されやすくなるメリットがあるので、売上アップにつながりますね。
カートボックスの獲得を目指そう
Amazonの商品掲載ルールとして、1つの商品につき商品ページは1つという決まりがあります。
たとえば、同じメーカーで同じ型番の商品がAmazonで販売されていれば、10社が同じ商品を出品していても、商品ページは1つだけです。
さらに、商品ページには「カートボックス」という機能があり、ワンクリックでおすすめの出品者から購入できます。
カートボックスに選ばれなかった出品者は[その他の出品者]欄にまとめられ、商品ページからさらにワンクリックしなければ選ばれません。
もし、同一商品を出品しているのが自分だけなら無条件でカートボックスに選ばれますが、複数のアカウントが同一商品を出品している場合は獲得するための工夫が必要です。
Amazonでは公式にカートボックスを獲得する条件を提示していませんが、以下のポイントを満たしているアカウントほど選ばれる確率が上がりますよ。
- 最安値に近い価格
- 配送のスピードが速い
- レビューなどの評価数が高い
- 在庫数が十分である
また、FABを利用していなくても同一商品の出品者がいなければカートボックスに選ばれますが、複数いる場合はFABの利用者が優先されるともいわれています。
配送のスピードや在庫管理はFABを利用している方が有利なので、カートボックス獲得の条件としても納得がいきますね。
最安値にあわせて価格をこまめに調整する
自分がもしAmazonで商品を購入しようと考えた際、同一商品で状態も同じであれば価格がより安い出品者を選びたいですよね。
しかし、Amazonのように複数の出品者が商品を販売する通販サイトでは常に価格競争が起きており、最安値になるよう調整するのは労力がいります。
Amazonでは大口出品で登録している場合に「価格の自動設定」機能が利用でき、同一商品内での価格変動にあわせて自動的に調整してくれるので便利です。
最新の価格状況にあわせて最安値に近づけることで商品を購入してもらいやすくなったり、カートボックスに選ばれやすくなったりするのでぜひ活用しましょう。
Amazonの広告オプションを利用する
Amazonでは大口出品者に対して、有料の広告オプションを用意しています。
スポンサープロダクト広告は商品ページの上部に表示され、Amazonの利用者がクリックしてくれた数で広告費用が決まります。
また、スポンサーブランド広告はブランドロゴや文章とあわせて3つまで商品画像を載せられ、目立ちやすいのが特徴です。
スポンサーブランド広告もAmazon利用者がクリックしてくれた数に応じて、広告料が請求されますよ。
ストア機能はAmazonブランド登録をしている出品者なら無料で利用でき、簡単にストアページを作成できます。
Amazonでブランド登録をしたらオリジナル商品やブランドコンセプトの魅力を存分に伝えられるストアページを作成しておきましょう。
カスタマーレビューなどを参考にサービスの向上を目指す
Amazonでは購入者がカスタマーレビューとして、5つ星での評価やコメントなどを残せます。
顧客の生の声であるカスタマーレビューを参考にすれば、商品開発や出品、発送などのサービス向上にもつながりますね。
また、大口出品で登録すれば売上や在庫管理などの詳細なレポートを確認できるので、販売に役立てられます。
Amazonで出品する際の注意点
Amazonで商品を出品する際には、以下のポイントにも注意しましょう。
販売や発送時に思わぬトラブルが起きないよう、注意点もしっかり確認しておいてください。
画像の背景やサイズなどに厳しい規定がある
Amazonに商品を出品する際は、メイン画像とサブ画像を合計6枚、可能であれば動画を1点アップロードすることが推奨されています。
商品の画像は多いほどイメージがつきやすく、閲覧者の購入意欲を高めてくれますよ。
ただし、Amazonで掲載する商品画像にはいくつかの規定があるので、確実に商品ページに表示されるようポイントも押さえておきましょう。
【商品画像の基準(一部を抜粋)】
- 画像の85%以上を商品が占める
- 画像の長辺が1600ピクセル以上、10,000ピクセル未満
- 画像は、JPEG(.jpgまたは.jpeg)、TIFF(.tif)、PNG(.png)、GIF(.gif)のいずれかのファイル形式にする
- メイン画像にグラフィックやイラスト、モックアップ、代替品は使用不可
- メイン画像の背景は純粋な白(RGBカラー値が255, 255, 255)を使用する
- メイン画像に商品以外の付属品や小道具は含めない など
また、カテゴリによって、たとえばキッズ&ベビー服のメイン画像は全て平置きの写真を使用し、人間のモデルが着用している画像は使用できないなどの細かい決まりがあるので確認が必要です。
販売に資格や許可が必要な商品・カテゴリがある
Amazonでは大口出品で登録した場合、幅広いジャンルやカテゴリの商品が出品可能になります。
ただし、商品やカテゴリによっては許可や書類審査などが必要な場合もあるので気をつけましょう。
たとえば、以下のカテゴリを販売する際には資格や書類の提出が必要になります。
【Amazonで出品が制限されているカテゴリや商品(一部を抜粋)】
- 自動車
- 通貨、硬貨、および現金同等品
- 医薬品
- 医薬部外品および化粧品
- 動物および動物を材料とする商品
- 植物および種子製品
- タバコおよびタバコ関連商品
- 武器および関連商品 など
出品したい商品がAmazonで制限されていたり禁止されていたりしないか、確認したうえで商品登録をしましょう。
氏名や住所などの情報が購入者以外にも開示される
Amazonで商品を出品する企業はもちろん、個人事業主が出品する場合でも、特定商取引法が適用され、購入者だけでなく商品を閲覧した人にも出品者の氏名や住所、電話番号などの個人情報が開示されます。
Amazonで購入者や商品閲覧者に提供される情報は出品者情報として登録した内容が基になるので、個人事業主の方で事業所と自宅が同じ住所の場合は注意が必要です。
Amazonに出品制限をかけられることもある
Amazonで出品に制限のあるカテゴリや販売が禁止されている商品ではないものを販売しようとしているのに、出品ができない=出品制限がかけられることがあります。
Amazonから出品制限をかけられる基準は非公開とされていますが、理由としては模造品や偽造ブランド対策、仕入れ先が特定できないなど安全性の問題があると言われていますよ。
出品制限がかかりやすいカテゴリとしては家電・おもちゃ・アパレルなどが多く、ブランドやメーカーを保護の意味合いが強いと予想されます。
また、出品数の上限はとくに決まっていませんが、数が多くなると制限がかけられたという声も聞かれました。
はじめまして。初心者Amazonセラーです。
最近、出品出来る商品の数がAmazonで制限されてます。
解除方法とかご存知でしたら教えて頂きたいですちなみに大口です。
宜しくお願い致します。
ナリン (@irh1973710) September 4, 2022-Twitterより引用
自分が出品した商品が制限されるかは、セラーセントラルにログインし、[在庫]>[商品登録]から出品する際に確認できます。
出品したい商品に[出品する]のボタンが表示されれば制限されていませんが、[出品許可申請]のボタンが出ている場合は制限がかかっていますよ。
新品の商品を出品したい場合は[出品許可申請]のボタンをクリックして、問題なく販売できることを証明する書類を提出すると解除ができます。
出品制限の解除申請をするための書類としては、以下のどちらかが必要です。
- 商品を販売するメーカーや卸売業者から購入したことを示す請求書
- メーカーやブランドからの販売許可書類
もし、商品が中古だった場合は書類が用意できないこともありますが、コンディションを[中古]とすることで出品制限が解除されることもありますよ。
また、販売実績を地道に重ねていけば制限が解除されたという人もいました。
amazonセラー歴がちょうど1年たったところで出品制限がすべて無くなりました!
厳密には1年ちょうどで解除されたのかはわかりませんが、先日ふと確認したら今まで出来なかったメーカー商品が全部出品できるようになってました
出品制限で困ってる人も地道に1年間売り続ければ大丈夫ですよ
やめりーまん@卸メーカー×リピート×省力化 (@yamelehman) August 26, 2022-Twitterより引用
Amazonの出品制限は安全な取引と消費者を守るための取り組みと割り切って、誠実な販売を続けていくと徐々に解決していくかもしれませんね。
Amazonの出品方法に関するよくある質問
Amazonの出品に関して、よくある質問に回答していきましょう。
- Amazonの出品方法は?
- Amazonの出品は小口と大口どちらがおすすめ?
- Amazonの出品にかかる費用は?
- Amazonへ出品する際にFBAは利用したほうがいい?
- Amazonに出品した商品が売れるコツは?
- Amazonで海外向けに出品する方法は?
記事内で紹介した内容も振り返りながら答えていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
Amazonの出品方法は?
Amazonに商品を出品する流れは、主に以下のとおりです。
- 出品プランを「小口出品」か「大口出品」から選ぶ
- Amazon出品サービスアカウントの作成を行う
- アカウント登録が完了したらセラーセントラルから商品を出品する
- 出品した商品が売れたら発送を行う
- 出品した商品の売上がAmazonから支払われる
まずは出品プランを小口か大口か選び、Amazonの出品サービスアカウントを登録しましょう。
Amazonは基本的に誰でも出品可能!手順を解説の項目でくわしく解説したので、ぜひご覧ください。
Amazonの出品は小口と大口どちらがおすすめ?
Amazonの出品サービスアカウントを登録する際にまず出品プランを選ばなければいけませんが、どちらがおすすめかは出品の規模や機能面によって異なります。
基本的に月の販売数が49個以下で小規模に出品したいなら小口出品を、ある程度多くの商品を販売し、広告機能なども活用したいなら大口出品を選びましょう。
出品プランを「小口出品」か「大口出品」から選ぶの項目で違いを比較しているので、あわせてチェックしておきましょう。
Amazonの出品にかかる費用は?
Amazonの出品には、主に以下の費用がかかります。
月間登録料は大口出品のみに発生し、小口出品の場合は商品を販売するごとに100円の基本成約料がかかります。
くわしくは Amazonに出品する際にかかる費用の項目で解説しているので、ご覧ください。
Amazonへ出品する際にFBAは利用したほうがいい?
Amazonでは「フルフィルメント by Amazon (FBA)」という機能を用意しており、利用には手数料がかかります。
しかし、商品がプライム対象になったり在庫をAmazonに保管して梱包や発送をしてもらえたりとメリットは多いですよ。
AmazonでFBAを利用するメリットはFBAを利用すれば発送もAmazonにお任せ!の項目で紹介したので、あわせてチェックしてください。
Amazonに出品した商品が売れるコツは?
Amazonに出品した商品を購入してもらいやすくするためのコツは、主に以下のとおりです。
- primeマークをつけて安心度を高めよう
- カートボックスの獲得を目指そう
- 最安値にあわせて価格をこまめに調整する
- Amazonの広告オプションを利用する
- カスタマーレビューなどを参考にサービスの向上を目指す
せっかく出品した商品が多くの人に購入してもらえるように、Amazonで出品した商品を売れやすくする方法の項目を参考にしながら実践してみてくださいね。
Amazonで海外向けに出品する方法は?
Amazonに出品した商品は日本国内だけでなく、世界中から閲覧したり購入したりできます。
出品した商品を海外向けに販売するためには、Amazonの機能のひとつであるグローバルセリングというツールを利用しましょう。
グローバルセリングを利用すれば、対象国にあわせた販売方法や税金についてのサポートが受けられ、スムーズに海外販売ができますよ。
くわしくは、Amazonの公式サイトをチェックしてみましょう。
まとめ
Amazonへの出品は出品サービスアカウントを作成すれば企業や個人事業主に関わらず、簡単に行えます。
今回はAmazonの出品方法を以下のとおり紹介しながら、出品者にあった出品プランの選択や費用面など知っておいてほしいポイントを解説しました。
- 出品プランを「小口出品」か「大口出品」から選ぶ
- Amazon出品サービスアカウントの作成を行う
- アカウント登録が完了したらセラーセントラルから商品を出品する
- 出品した商品が売れたら発送を行う
- 出品した商品の売上がAmazonから支払われる
ただし、Amazonに出品する際には以下の注意点も理解したうえで、商品の登録を行いましょう。
また、Amazonに出品した商品が売れやすくなるコツも解説したので、インターネットを使った販路拡大にぜひ役立ててくださいね。
参考サイト
人気記事
PICK UP
注目のキーワード
資料ダウンロード(無料)
OUR SERVICE
サービス紹介
マイナビD2Cは、お客様の自社ECサイト作成、物流・CS体制の構築に至るまでECに必要な内容を全面的にサポートするEC支援サービスです。
ECスペシャリストによるECサイト構築からユーザー動向のリサーチ、SNSを活用した露出・販促活動のバックアップまで、
お客様と売れるECサイトに育てていきます。
-
ECサイト制作
日本11位のドメインレートを持つマイナビD2CのECパートナーが徹底サポート。
-
コンサルティング
データを活用し、売上最大化のためのアクションが途切れない活発なショップへ。
-
物流支援
物流システム(WMS)・発送業務を得意とする倉庫の選定など、安心・安全な物流フローを 構築。
-
マーケティング支援
なかなかリソースを割けない広告運用やカスタマーサポートを支援し、ケアの行き届いたサービスを実現。
CLIENT WORKS
事例紹介
抱える課題が違えば、適切なソリューションはそれぞれ異なります。
多くの企業様と様々なメディアの成長を見守ってきたノウハウが、私達の財産です。
PICKUP COLUMN
おすすめ記事
CONTACT
資料請求・お問い合わせ
デジタルソリューションを導入したいが何から始めたら良いか分からない。
既存のメディアをもっと有効に活用し、成長させたい。
自社にリソースがなく、導入から運用までアウトソーシングしたい。
上記のようなお悩みレベルのご相談がある企業様、課題を探すところから
サポートが必要な企業様もぜひお気軽にお問い合わせください。