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au PAYマーケットの出店方法を徹底解説!売上アップの方法からメリット・デメリットについて
日本国内のECモールにおいて、Yahoo!ショッピングや楽天市場に次ぐ知名度を誇る「au PAYマーケット(旧:Wowma!)」。
ECビジネスをスタートさせようと検討している人は、au PAYマーケットも候補に入れているかもしれません。
au PAYマーケットは主に次のようなメリットがあり、初心者にもおすすめできる使いやすいECモールです。
今回は上記のメリット・デメリット加え、au PAYマーケットの特徴やデメリット、出店方法、売上アップの方法などを詳しく解説します。
【料金・サービスを比較】
※プランにより異なる
※無料の場合は100円/商品
※ユーザーへ付与するポイントは店舗側が1~15%を手数料として負担
・タイムラインを活用した宣伝
・顧客セグメント機能(分析機能)
・楽天市場での出品ノウハウを提供
・新規人材の紹介
・ブランドサービス(知的財産権の保護や商品の認知度拡大)
・改善提案をしてくれる分析ツールの利用
・電話での無料サポート
この記事を参考に、au PAYマーケットへの出店が良い選択になるのかたしかめてみてください。
※当記事で記載されている価格は、特段の記載がない限りすべて税込です。
- 更新:
- 2023年06月20日
COLUMN INDEX
- au PAY マーケットとは?
- au PAY マーケットの料金プラン
- 他のECモールと料金・サービスを比較!
- au PAY マーケットの8つのメリット
- 集客力が高い
- ライバルが少ない
- 初期費用が無料で、料金プランもわかりやすい
- イベントやキャンペーンが頻繁に開催されている
- 顧客へのアプローチがしやすい
- 分析機能が充実している
- 出店審査に通りやすい
- 中国・台湾への越境ECができる
- au PAY マーケットの5つのデメリット
- Yahoo!ショッピングや楽天市場と比較して規模が小さい
- 固定電話番号が必要
- フリーメール・キャリアメールのアドレスが使用できない
- 1年以内の退会ができない
- CSV機能が有料
- au PAY マーケットへの出店で必要なもの
- au PAY マーケットで出店するまでの流れ
- ①Webから申し込み
- ②各種書類の送付
- ③審査開始
- ④審査結果の連絡
- ⑤必要書類の送付
- ⑥店舗出店
- au PAY マーケットで売上アップするためのポイント
- 月初めに販促を行う
- SEO対策を行う
- 分析機能を最大限活用する
- au PAY マーケットについてのよくある質問
- au PAY マーケットへの出店はおすすめできる?
- au PAY マーケットは他社と比べてどんなところが良い?
- au PAY マーケットの利用料金は?
- au PAY マーケットへの出店はかんたん?
- au PAY マーケットで売上アップするにはどうする?
- まとめ
- 参考サイト
au PAY マーケットとは?

au PAY マーケットとは、auコマース&ライフ株式会社とKDDI株式会社が共同で運営しているECモールです。
取り扱う商品ジャンルは幅広く、ファッションやグルメ、家電など30種類以上にものぼります。
では、具体的な特徴やサービスについて見ていきましょう。
<au PAY マーケットの特徴・サービス>
- スマホ利用率は97%
- 利用者の年齢層は40~50代がメイン(全体の57%)
- 利用者の男女比率はほぼ同じ割合
- 自慢の商品はライブ形式で配信可能
また、2020年からPontaと統合したことにより、オンライン・実店舗の両方からユーザーを獲得できるのもau PAY マーケットの特徴です。
次項からは、au PAY マーケットの料金プランや他サービスとの比較についてより詳しく解説します。
au PAY マーケットの料金プラン
au PAY マーケットでは、「コミコミ出店プラン」という料金プランが用意されています。
【コミコミ出店プランの概要】
・売上が高くなるほど手数料が下がる
・決済手数料率と成約手数料率が同じ割合
・コンビニ決済
・銀行ネット決済
・ATM決済
・auかんたん決済
・d払い
・ソフトバンク/ワイモバイル支払い
・ゆったり後払い
・auスマートパスプレミアム手数料
※出典:au PAY マーケット
au PAY マーケットは、売上額に応じて手数料が増減されます。
5,000万円を超える売上であれば、最大6.5%(金券やチケット類を除く)までしか手数料が加えられず、さらに「成約・決済手数料率が同額かつ一括請求」など、比較的シンプルな料金体系も魅力です。
以下は、各種手数料の計算方法です。
<成約・決済手数料の計算方法>
- 【売上】×【成約・決済手数料率】×【消費税】=【商品の成約・決済手数料】・・・①
- 【送料】×【成約・決済手数料率】×【消費税】=【送料の成約・決済手数料】・・・②
- ①+②=【成約・決済手数料の合計】
※消費税は10%
<アフィリエイト利用料の計算方法>
- 【対象商品の価格】×【アフィリエイト手数料率】=【アフィリエイト手数料】・・・①
- 【アフィリエイト手数料】×15%=【アフィリエイトシステム利用料】・・・②
- ①+②=【アフィリエイト利用料】
※通常会員のアフィリエイト手数料率は2~8%
※auスマートパスプレミアム会員のアフィリエイト手数料率は1.5~7.5%
<auスマートパスプレミアム手数料の計算方法>
- 【auスマートパスプレミアム会員の購入金額(商品+送料の金額)】×0.5%=【auスマートパスプレミアム手数料】
アフィリエイト手数料とauスマートパスプレミアム手数料は、特定の商品購入や会員による買い物でしか発生しない手数料です。
他のECモールと料金・サービスを比較!
au PAY マーケットと他のECモールで、料金・サービスを比較してみましょう。
【料金・サービスを比較】
※プランにより異なる
※無料の場合は100円/商品
※ユーザーへ付与するポイントは店舗側が1~15%を手数料として負担
・タイムラインを活用した宣伝
・顧客セグメント機能(分析機能)
・楽天市場での出品ノウハウを提供
・新規人材の紹介
・ブランドサービス(知的財産権の保護や商品の認知度拡大)
・改善提案をしてくれる分析ツールの利用
・電話での無料サポート
各ECモールには固有の手数料が発生するので、上記表は最低限必要な費用を比較するための参考としてください。
au PAY マーケットの8つのメリット
続いて、au PAY マーケットのメリットを8つ解説するので、出店先のプラットフォームをどこにすべきか迷っている場合は参考にしてみてください。
<au PAYマーケットのメリット>
- 集客力が高い
- ライバルが少ない
- 初期費用が無料で、料金プランもわかりやすい
- イベントやキャンペーンが頻繁に開催されている
- 顧客へのアプローチがしやすい
- 分析機能が充実している
- 出店審査に通りやすい
- 中国・台湾への越境ECができる
集客力が高い
au PAY マーケットは集客力が高く、出店による売上獲得が見込めるECモールです。
au PAY マーケットの潜在顧客はauユーザーだけでなく、Ponta会員やau PAYカードユーザーなども含まれるため、より高い集客力に期待できます。
さらに、『au PAY マーケットの料金プラン』でも触れたように、支払い方法の選択肢も豊富です。
全国2,500店舗あるauショップでも、利用促進や新規会員獲得などの取り組みが行われています。
ライバルが少ない
au PAY マーケットはライバル・競合となる店舗が少なく、新規参入へのハードルが低いこともメリットとして挙げられます。
AmazonやYahoo!ショッピングなどと比べ、au PAY マーケットは2017年にスタートした比較的新しいECモールであり、店舗数もさほど多くありません。
新規参入してもライバルは少ないと言えるため、店舗としての優位性を獲得しやすいのがメリットです。
初期費用が無料で、料金プランもわかりやすい
au PAY マーケットは、初期費用が無料で料金プランもわかりやすく、ECモールとしての敷居が低いメリットもあります。
『au PAY マーケットの料金プラン』でも解説したとおり、au PAY マーケットは入会金や決済導入費などの初期費用が無料です。
また手数料についても、成約手数料・決済手数料がまとめられているので、ランニングコストの算出が他のECモールよりかんたんに行えます。
初心者でも手軽に出店できる仕組みが整えられているため、新規参入しやすいこともメリットです。
イベントやキャンペーンが頻繁に開催されている
au PAY マーケットではイベントやキャンペーンが頻繁に開催されているため、店舗の売上増に期待できます。
たとえば、auユーザーへの優遇キャンペーンやクーポンのプレゼントなどが、年間を通して高い頻度で開催されます。
また、テレビCMでも広告が流れるなど、au PAY マーケットの認知度は拡大中です。
新規会員獲得に向けた導線の確保と並行しつつ、潜在顧客の開拓も進められているため、集客手段としても有効でしょう。
顧客へのアプローチがしやすい
au PAY マーケットでは、以下のような顧客アプローチに向けた機能が提供されています。
<顧客アプローチの機能>
- ライブ形式で販売・購入できる「ライブTV」
- タイムライン上で広告を流せる「タイムライン機能」
- 商品の割引クーポンを自動配信できる「自動販促オプション」
ライブコマース機能「ライブTV」では、店舗自慢の商品をライブ形式で配信し、ユーザーは気に入った商品をその場で購入できます。
一方通行の宣伝ではなく、ユーザーと相互にコミュニケーションを取れるため、信頼や安心感も提供できる機能です。
また「タイムライン機能」では、au PAY マーケットアプリ内のタイムラインに店舗の広告を流すことができ、ユーザーへの認知度拡大が狙えるため、潜在顧客獲得に期待できます。
そして「自動販促オプション」は、商品購入に至らなかったユーザーに対し、割引クーポンを自動配信する機能であり、購入機会のロスを防ぐ効果に期待できます。
分析機能が充実している
au PAY マーケットには「顧客セグメント」という分析機能があり、店舗状況の把握が効率的に進められます。
顧客セグメントとは、各分析項目(売上分析や参照元分析)を掛け合わせ、店舗の現状を詳細に把握できる機能です。
売上・商品・アクセス・メルマガなどの状況を知ることができれば、今後の戦略立案はもちろん、改善点の発見などのスムーズ化が見込めます。
また、対処すべき問題点の優先順位も明確になり、au PAY マーケットにおける店舗としての優位性確保にも期待できます。
出店審査に通りやすい
au PAY マーケットの審査は1回のみで、出店審査に通りやすく、他のECモールよりも気軽に出店できる点がメリットです。
なかには審査が2回(契約審査や出店審査など)行われるECモールもあるため、それに比べて審査回数のハードルは低いことがわかります。
ちなみに、au PAY マーケットの会員規約「第4条 入会」において、以下のケースに該当する人は入会できない旨が記されています。
<入会規約の一例>
- 18歳未満
- フリーメールではないメールアドレスを持たない人
- 経営者や従業員が暴力団関係者(もしくは経営に関与)
- 取引に関する脅迫や暴力を行った人
※参照元:au PAY マーケット 会員規約(出店店舗向け)
上記はあくまでも一例ですが、他のECモールでも健全な経営を続けている人であれば審査通過の見込みは十分あるので、積極的にチャレンジしてみましょう。
中国・台湾への越境ECができる
au PAY マーケットでは、「越境サイト販売プログラム」という越境EC向けのサービスが提供されています。
越境サイト販売プログラムの概要は次のとおりです。
<越境サイト販売プログラムの概要>
- 特別な申し込みは不要
- プログラム利用料は無料
- 対象はau PAY マーケットの出品者
- 無料で台湾市場に進出可能
- 商品情報の翻訳から掲載、ユーザー対応は株式会社Rutenが対応
※参照元:au コマース&ライフ
※株式会社Ruten:台湾のECモール運営会社
越境サイト販売プログラムは、商品情報を提供するだけで、台湾のお客様に向けて商品を販売できます。
新たな市場を開拓できるチャンスなので、海外市場への進出を狙っている方はau PAY マーケットへの入会を検討してみましょう。
au PAY マーケットの5つのデメリット
次に、au PAY マーケットのデメリットを5つ解説します。
<au PAY マーケットのデメリット>
Yahoo!ショッピングや楽天市場と比較して規模が小さい
au PAY マーケットは、Yahoo!ショッピングや楽天市場と比較して規模が小さいECモールです。
各ECモールの流通総額(販売実績や市場規模)から、それぞれの規模がどのくらいなのか見ていきましょう。
<各ECモールの流通総額>
- au PAY マーケット:1,287億円(推定値)
- Yahoo!ショッピング:約8,500億円
- 楽天市場:約5兆円
※出典:eccLab、Zホールディングス 総合報告ポータル、Rakuten.Today
流通総額を見ると、au PAY マーケットの規模は他2つのECモールより小さいことがわかります。
ユーザーの母数が少なく、他のECモールより売上確保が難しいリスクがあることを理解しておきましょう。
ただし、『ライバルが少ない』でも解説したように、ライバル店舗が少なく知名度を高めやすいというメリットがあります。
サポート機能や料金プラン、顧客層などから総合的に判断して、自身のビジネスモデルにマッチしているか確認しましょう。
固定電話番号が必要
au PAY マーケットへの出店には固定電話番号が必要であり、個人・法人に関わらず、固定電話を事前に契約しなければなりません。
新規で固定電話を契約する場合、初期費用(施設設置負担金や契約料)として約40,000万円の費用がかかります。
また、月額料金も1,500~3,000円程度は必要なので、固定電話のランニングコストも含めてau PAY マーケットへの出店を検討しましょう。
フリーメール・キャリアメールのアドレスが使用できない
au PAY マーケットへの出店に際して、フリーメール・キャリアメールのアドレスは原則使用できません。
『出店審査に通りやすい』でも触れましたが、出店の審査にはフリーメール・キャリアメール以外のメールアドレスが必要なので、以下のようなメールアドレスを用意しておきましょう。
<フリー・キャリアメール以外の有料メールアドレス>
- プロバイダのメールアドレス
- 独自ドメインのメールアドレス
基本的に、普段のビジネスシーンで利用している有料のメールアドレスがあれば問題ありません。
1年以内の退会ができない
au PAY マーケットへの出店後、1年以内の退会(契約解除)はできないので注意してください。
出店後1年を待たずに退店しなければならない理由は、「売上が伸びない(赤字に転じる)」「ランニングコストが予想より高い」などが挙げられます。
上記のような事態に陥らず、1年以内の退店に追い込まれないためにも、事前に以下のような準備を進めておきましょう。
<ECモール出店の準備>
- 店舗のコンセプトやターゲットを明確にする
- 売上目標を決める
- 運営に係るランニングコストを算出する(機能の使用料やアドレス、電話番号の契約料などを含めた費用)
コンセプトやターゲットが明確であれば、自社の強みを活かしつつ、他社との差別化も図れます。
運営開始後は売上目標との差を確認し、問題があれば改善策の検討・実施に移ることも大切です。
また、店舗運営にはECモールの月額料金以外にも費用が発生するため、事前に必要な機能やその他サービスの契約有無などを洗い出し、店舗維持に係るランニングコストを算出しましょう。
売上を確保しつつ、各種費用をペイできる運営を続けるには、入念な準備が必要です。
CSV機能が有料
大量の商品を在庫管理する場合、一つひとつ登録・変更・削除していては膨大な手間とコストがかかります。
そのためCSV機能は必須とも言えますが、au PAY マーケットでは有料オプションなので、ランニングコストのひとつと考えておきましょう。
また、au PAY マーケットのCSV機能は、他のECモールに出品している商品も一括登録できます。
すでにECビジネスを始めている企業であれば、各ECモールの連携用ツールとしても活用可能です。
au PAY マーケットへの出店で必要なもの
au PAY マーケットへの出店に必要なものは次のとおりです。
・印鑑証明書
・印鑑証明書
各書類は、取得後3ヶ月以内のものに限るので注意してください。
au PAY マーケットで出店するまでの流れ
続いて、au PAY マーケットに出店する流れを詳しく見ていきましょう。
<出店までの流れ>
①Webから申し込み
出店申し込みは、au PAY マーケットの公式サイトから行います。
「お申し込みはこちら」のボタンから「仮申し込み」ページへ移行するので、必要事項を入力しましょう。
注意点として、『フリーメール・キャリアメールのアドレスが使用できない』でも解説したように、フリーメールや携帯電話は使用できないので注意してください。
②各種書類の送付
『au PAY マーケットへの出店で必要なもの』で解説した必要書類を送付されるので、各書類を準備しておきましょう。
③審査開始
書類送付後は、出店審査が開始されます。
出店審査は1回のみですが、au PAY マーケットの決済サービスを利用希望の場合、別途審査が行われます。
④審査結果の連絡
審査が完了次第、結果の連絡が入ります。
審査期間は明確に定められていませんが、出店審査通過から最短2~4週間程度の期間で出店できます。
⑤必要書類の送付
審査通過後は、au PAY マーケットから入会に係る書類が送付されるので、必要事項を記入して、返送してください。
⑥店舗出店
書類返送後は、いよいよ店舗出店の準備を始めます。
入会書類原本を返送後、最短1週間で出店できますが、出店希望者が多いのであれば、1ヶ月程度の期間を要することも理解しておきましょう。
また決済サービスの利用を希望する場合、申し込み完了から利用開始まで4~8週間の期間がかかるため、スタートまでのスケジュールを立て、出店に向けた準備を整えておきましょう。
au PAY マーケットで売上アップするためのポイント
ここからは、au PAY マーケットで売上をアップするためのポイントを3つ解説していきます。
<売上アップのポイント>
月初めに販促を行う
auかんたん決済は毎月の限度額が定められており、月初めにはリセットされます。
これによってユーザーの財布の紐が緩むことが予想されるため、au PAY マーケットにおいては、月初めでの販促活動は売上アップの有効な方法と判断できます。
SEO対策を行う
SEO対策(モール内での上位表示させる対策)により、自社のショップページや商品ページへのアクセス数が増え、売上アップにつながります。
ECモールにおける商品ページへの流入は、主にモール内検索からです。
検索結果の1ページ目に表示される商品ページほど流入が多くなる一方、表示されなければ集客は難しくなるため、ECモール内でのSEO対策を行い、集客力を高めることが重要です。
以下に、ECモールにおけるSEO対策の例を挙げていくので参考にしてみてください。
<ECモールにおけるSEO対策の例>
- 季節やイベントに合わせたキーワード設定
- 検索シェアの獲得
夏や冬、バレンタインなど季節・イベントに合わせたキーワードを商品ページに盛り込むことで、より高い集客効果に期待できます。
ユーザーがモール内検索を行う際は、「マフラー 冬 女性」など複数のキーワードを組み合わせることが多くありますが、事前に季節・イベントのキーワードを商品ページに盛り込んでおけば、検索でヒットする可能性が高まり集客効果に期待できるでしょう。
また、競合の少ない商品ジャンル・カテゴリへ数多くの商品を出品していれば、ECモール内で検索シェアを獲得できる可能性があります。
検索結果に上位表示されない商品であっても、特定ジャンル・カテゴリ内でシェアを獲得していれば、さらなる集客に期待できます。
分析機能を最大限活用する
ECビジネスにおいて「分析」は、現状を知るための重要な役割を持っているため、分析機能を最大限活用することも、売上アップに欠かせないポイントです。
流入の多い商品ページや時期ごとの流入数、売上など各指標を分析し現状を把握することで、課題点の発見や今後の戦略立案などに役立てられます。
『分析機能が充実している』でも解説したとおり、au PAY マーケットでは「顧客セグメント機能」が提供されています。
自店舗の現状を詳細に提示してくれる機能なので、売上アップを狙う際は積極的に活用してみてください。
au PAY マーケットについてのよくある質問
au PAY マーケットについて「よくある質問」を5つ紹介します。
Q&A方式で紹介するので、これまでの解説で疑問に思う点、不足している知識などがあればチェックしてみてください。
<au PAY マーケットについてよくある質問>
- au PAY マーケットへの出店はおすすめできる?
- au PAY マーケットは他社と比べてどんなところが良い?
- au PAY マーケットの利用料金は?
- au PAY マーケットへの出店はかんたん?
- au PAY マーケットで売上アップするにはどうする?
au PAY マーケットへの出店はおすすめできる?
以下のケースの場合、au PAY マーケットへの出店をおすすめできます。
<au PAY マーケットへの出店がおすすめできるケース>
- 初めてECモールへ出店する
- 出店から運営にかかる費用を抑えたい
- ECビジネスで海外進出を視野に入れている
au PAY マーケットは審査の敷居が低く、集客に必要な地盤も整っており、さらに料金形態はシンプルで初期費用も無料です。
また、au PAY マーケットは台湾への市場も広がっているので、海外進出を検討している店舗にもおすすめです。
上記を踏まえ、「ECモールへの出店が初めて」「費用を抑えたい」「ECビジネスで海外進出を視野に入れている」などの方は、au PAY マーケットがおすすめできます。
なお、より詳しい理由については、『au PAY マーケットの8つのメリット』で詳しく解説しています。
au PAY マーケットは他社と比べてどんなところが良い?
au PAY マーケットは、他社と比較して以下の点において魅力があります。
<他社と比較したau PAY マーケットの魅力>
- 料金体系がシンプルかつ安く設定されている
- 競合店となるライバルが少ない
- 審査へのハードルが低い
au PAY マーケットの場合は各種手数料が一括にまとめられており、さらに売上が高くなるほど手数料は安くなります。
また、au PAY マーケットは2017年にスタートしたばかりで、競合店舗もそこまで多くはなく、審査のハードルも低めに設定されています。
他にもさまざまな魅力がありますので、気になる方は『au PAY マーケットの8つのメリット』を一度確認しておくと良いでしょう。
au PAY マーケットの利用料金は?
au PAY マーケットの利用料金をかんたんにおさらいしましょう。
<au PAY マーケットの利用料金>
- 初期費用:0円
- 決済導入費:0円
- 月額料金:5,280円
- 手数料:4.5~9.0%
- ポイント原資:1.0%
成約手数料や決済手数料は、一括にまとめて算出されます。
売上に応じて手数料は変動し、たとえば売上が5,000万円を超える場合、手数料は最大6.5%(チケットや金券などを除く)です。
また、詳しい料金体系については、『au PAY マーケットの料金プラン』で解説していますのでチェックしてみてください。
au PAY マーケットへの出店はかんたん?
au PAY マーケットへの出店はかんたんに行えます。
申し込みに際して用意するものは、履歴事項全部証明書・印鑑証明書などのみで、出店審査は1回です。
他のECモールで悪い評価を与えられておらず、会員規約に違反していなければ、審査通過の見込みは十分にあると言えるでしょう。
なお、出店までのハードルも低いため、詳しくは『出店審査に通りやすい』の項目を参考にしてください。
au PAY マーケットで売上アップするにはどうする?
au PAY マーケットで売上をアップさせるには、以下のポイントを押さえておいてください。
<au PAY マーケットで売上をアップさせるポイント>
月初めの販促により、買い物に前向きなauユーザーをキャッチしやすくなります。
またSEO対策を怠っていなければ、モール内検索からの流入に期待でき、それらのデータを分析することにより、さらなる売上の向上が叶います。
いずれも店舗運営における「攻め」と「守り」として重要なポイントであり、詳細は『au PAY マーケットで売上アップするためのポイント』で詳しく解説していますので、こちらをチェックして出店前の準備を進めましょう。
まとめ
au PAY マーケットはシンプルな料金プランが特徴のECモールです。
料金設定は他のECモールと比べて安く、ライバル店舗も少ないため、出店しやすいECモールと言えます。
au PAYマーケットは主に次のようなメリットがあり、初心者にもおすすめできる使いやすいECモールです。
<au PAYマーケットのメリット>
- 集客力が高い
- ライバルが少ない
- 初期費用が無料で、料金プランもわかりやすい
- イベントやキャンペーンが頻繁に開催されている
- 顧客へのアプローチがしやすい
- 分析機能が充実している
- 出店審査に通りやすい
- 中国・台湾への越境ECができる
一方、Yahoo!ショッピングや楽天市場と比較して規模が小さい、1年以内の退会ができないなど、出店の際に注意しておかなければならない点もあります。
しかし出店までの流れはシンプルであり、審査のハードルも比較的低いので、ECモールへの新規参入を検討している方はau PAY マーケットも候補に入れてみてください。
参考サイト
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