お役立ち情報
【初心者向】ヤフオク!(Yahoo!オークション)の出品方法は?手順や落札後の流れを解説!
ヤフオク!は無料のYahoo! JAPAN IDアカウントがあれば、パソコンやアプリから簡単に商品が出品できます。
オークションとフリマの違いは以下になります。
=出品者が設定した金額で販売
=出品者が設定した開始価格から
もっとも高値で入札した人に販売
上記の違いを踏まえたうえで、今回はヤフオク!の出品方法を紹介し、くわしい手順や注意すべきポイントを解説していきますよ。
【この記事でわかること】
また、ヤフオク!で出品した商品を落札してもらいやすくするコツも紹介しているので、これから出品を考えている方はもちろん、なかなか商品が売れないと悩んでいる方もぜひ参考にしてくださいね。
- 更新:
- 2023年06月12日
COLUMN INDEX
- ヤフオク!(旧Yahoo!オークション)とは?出品のポイントを簡単にチェック
- ヤフオク!は15歳以上(中学生は不可)なら誰でも出品可能
- ヤフオク!の出品は「フリマ出品」と「オークション出品」の2種類
- ヤフオク!の出品にかかる費用は基本的に落札時の手数料のみ
- ヤフオク!の出品前に必要な準備
- Yahoo!JAPAN IDを作ろう
- 出品利用登録をしよう
- Yahoo!ウォレットを登録しよう
- ヤフオク!アプリをインストールしよう
- ヤフオク!で出品する手順
- 1.パソコンまたはアプリから【出品】を選択する
- 2.出品したい商品の写真を撮る
- 3.カテゴリや説明文など商品情報を入力する
- 4.商品の配送方法や送料負担などを選択する
- 5.商品の掲載期間を選択する
- 6.販売形式と商品の価格を設定する
- 7.出品者情報を確認して出品
- ヤフオク!に出品した商品が落札された後の手順
- 1.取引ナビで落札者とやり取りを行う
- 2.商品落札への入金を確認する
- 3.商品を発送する
- ヤフオク!の出品で落札されやすくなるポイント5つ
- カテゴリは適切なものを選ぶ
- 出品商品の写真は見やすいものを選ぶ
- 商品名に「新品」や「未開封」などのアピールポイントを盛り込む
- 商品の説明や詳細はわかりやすく書く
- オークション出品なら即決価格を決めておく
- ヤフオク!で出品する際の注意点
- Yahoo!プレミアム会員でなければ同時に1個までしか出品できない
- 海外からの落札の可能性もある
- ヤフオク!の評価が低いと落札されにくい
- ヤフオク!の出品に関するよくある質問
- ヤフオクの出品は誰でもできる?
- ヤフオクの出品時に手数料はかかる?
- ヤフオクの出品取り消しは可能?
- ヤフオクの出品はアプリとパソコンどちらがおすすめ?
- ヤフオクの出品で落札されやすくなるコツは?
- まとめ
- 参考サイト
ヤフオク!(旧Yahoo!オークション)とは?出品のポイントを簡単にチェック
「ヤフオク!」はYahoo! JAPANが提供するインターネットオークションサービスで、ウェブサイトやスマホのアプリなどから利用ができます。
元は「Yahoo!オークション」というサービス名で1999年からサービス開始しましたが、2013年から略称として利用者に親しまれてきた「ヤフオク!」が正式名称となりましたよ。
ヤフオク!は誰でも自由に出品できるフリマサービスの中でも、「メルカリ」に次いで利用者が多い人気サービスです。
2021年にMMD研究所が行った調査によると、他社サービスと比べて「メルカリ」と「ヤフオク!」が群を抜いて利用されているとわかりますね。
オークションサイトやフリマサイトは販売したい利用者と購入したい利用者が多ければ多いほどマッチングの確立が上がるので、人気のあるヤフオク!は魅力的なサービスといえるでしょう。
ヤフオク!は15歳以上(中学生は不可)なら誰でも出品可能
ヤフオク!は15歳以上の人なら、誰でも気軽に出品ができます。
ただし、15歳でも中学生は出品ができないので、保護者に代行してもらう必要があります。
また、ヤフオク!の利用は無料で作成できる「Yahoo! JAPAN ID」が必要です。
Yahoo!JAPAN IDの作成方法はのちほど、記事内でくわしく解説しているのでお持ちでない方は参考にしてくださいね。
ヤフオク!の出品は「フリマ出品」と「オークション出品」の2種類
ヤフオク!ではフリマ形式とオークション形式のどちらか選んで商品を出品できます。
簡単に違いを表でまとめたので、どちらの出品方法が自分にあっているのか考えてみましょう。
=出品者が設定した金額で販売
=出品者が設定した開始価格から
もっとも高値で入札した人に販売
フリマ出品は出品者が決めた金額で販売し、基本的に購入者によって価格が変わることはありません。
オークション出品は最低価格を出品者が設定し、購入したい人が期間内に購入希望金額を入札して、もっとも高値だった人に販売されます。
オークション出品は購入希望者があまりいなければ最低価格に近い金額で販売することが多いですが、欲しい人が多いような人気商品や希少価値が高いものは以外な高値になることもありますよ。
販売する商品によって、どちらの販売方法が希望金額に近づけられそうか考えて設定しましょう。
ヤフオク!の出品にかかる費用は基本的に落札時の手数料のみ
ヤフオク!は出品する際に手数料は一切かかりませんし、落札(商品の購入)する際も購入価格のみで買えます。
ヤフオク!の出品で発生する費用は、基本的に出品した商品が落札(販売)された場合に発生する手数料だけですよ。
落札時の手数料は販売金額に応じて、以下の通り計算されます。
基本的に落札金額の10.0%が落札システム利用料として引かれたうえで、売上が出品者に振り込まれます。
【1,000円(税込)で落札された場合】
- 落札システム利用料:100円(10.0%)
- 出品者に振り込まれる売上金:900円
ただし、Yahoo!プレミアム会員(月額508円)なら落札システム利用料が売上価格の8.8%で計算されるのでお得です。
【1,000円(税込)で落札された場合(Yahoo!プレミアム会員の場合)】
- 落札システム利用料:88円(8.8%)
- 出品者に振り込まれる売上金:912円
Yahoo!プレミアム会員になればヤフオク!で使える機能も増えるので、のちほどくわしく解説した項目も参考にしてくださいね。
ちなみに、落札システム利用料は商品の代金として落札された金額のみで計算され、送料は含めないので覚えておきましょう。
また、以下の特定カテゴリの商品が落札された場合は落札システム利用料の加算額が以下のとおり変わります。
特定カテゴリの落札システム利用料は売上価格に応じた計算ではなく、1台ごとに上記の金額が請求されます。
特定カテゴリはYahoo!プレミアム会員であるなどの条件を満たさなければ出品できませんので、あわせて理解しておきましょう。
ヤフオク!の出品前に必要な準備
ヤフオク!に商品を出品するために、まずは以下の準備を済ませておきましょう。
ヤフオク!を利用するためには、Yahoo!JAPAN IDやYahoo!ウォレットなどの関連サービスの登録、出品者としての出品利用登録が必要ですよ。
ヤフオク!はパソコンからも出品可能ですが、落札などもすぐに確認できるヤフオク!アプリをインストールしておくとさらに便利です。
では、それぞれの登録方法をくわしく解説していきましょう。
Yahoo!JAPAN IDを作ろう
ヤフオク!は15歳以上(中学生を除く)であれば誰でも利用できますが、出品する場合も入札(購入)する場合もYahoo!JAPAN IDが必要です。
Yahoo!JAPAN IDとは?
Yahoo!JAPANが提供するサービスを利用するためのアカウント。
Yahoo!JAPAN IDはそのままYahoo!メールのアドレス(後から変更可能)となったり、サービスを利用する際に個人のアカウントとして、評価ページや出品リストページ、Yahoo!知恵袋などのコメント欄に表示されたりします。
Yahoo!JAPAN IDの作成方法は、以下の通りです。
Yahoo!JAPAN IDの作成に必要なもの
・携帯電話番号
【Yahoo!JAPAN IDの作成方法】
- Yahoo!JAPAN ID登録フォーム にアクセスする
- 携帯電話番号を入力し、[次へ]に進む
- 入力した携帯電話番号にSMSで確認コードが届く
- 確認コードを入力して[確認する]を押す
- 性別・生年月日・郵便番号・メールアドレスなどを入力して[登録する]を押す
Yahoo!JAPAN IDの作成には携帯電話番号が必要で、基本的に1つの電話番号に1つのアカウントしか作れません。
もともと持っているYahoo!JAPAN IDと同じ携帯電話番号で新たにIDを作った場合は、古い方のIDから電話番号が削除されてログインできなくなる可能性もあるので注意しましょう。
携帯電話番号が削除されてもログインできるように、複数のアカウントを持っている場合はログインしてから本人確認の方法としてメールアドレスを登録しておくと安心です。
出品利用登録をしよう
Yahoo!JAPAN IDを作成したら、出品するための「出品利用登録」をしましょう。
出品利用登録に必要なもの
・Yahoo!JAPAN ID
【出品利用登録方法】
- ヤフオク!の出品者情報利用設定の登録ページにアクセスする
- Yahoo!JAPAN IDでログインする
- 氏名・住所・電話番号を入力する
- [確認する]を押す
出品利用登録方法に入力した内容は、商品が落札されたら落札者や宅配業者に公開されます。
誤った氏名や住所を入力すると商品が届かなかったり、落札者や宅配業者に迷惑がかかったりする可能性もあるので気をつけてください。
Yahoo!ウォレットを登録しよう
ヤフオク!での売上や落札商品の代金の支払いは、Yahoo!ウォレットを利用してやり取りします。
Yahoo!ウォレットとは?
Yahoo!JAPANが提供するオンライン決済サービス
クレジットカードや銀行口座、PayPayアカウントなどを登録すれば、Yahoo!JAPANのサービスや他社サービスでの支払いが簡単にできる
Yahoo!ウォレットに売上の受取口座を登録すれば、落札システム利用料を差し引いた売上金が自動的に振り込まれますよ。
Yahoo!ウォレットの登録に必要なもの
・Yahoo!JAPAN ID
・支払いや受取に利用する銀行口座の番号やクレジットカード番号
【Yahoo!ウォレットの登録方法】
- Yahoo!ウォレットの登録ページにアクセスする
- Yahoo!JAPAN IDでログインする
- [登録情報]を選択し、[受取口座の管理]から受取用の口座を登録する
- [お支払い方法の管理]を選択し、支払い用の口座やクレジットカードなどを登録する
ちなみに、Yahoo!JAPAN IDとPayPayアカウントを連携しておけば、PayPay残高からの支払いや売上金でチャージしたりもできますよ。
ヤフオク!アプリをインストールしよう
ヤフオク!の出品や入札はウェブサイトのほか、スマホのアプリからも行えます。
ウェブサイトだけでも利用できますが、あわせてアプリもインストールしておけば外出先などからでも気軽に出品や販売状況の確認ができますよ。
ヤフオク!アプリのインストールに必要なもの
・Yahoo!JAPAN ID
・スマホ
【ヤフオクアプリ】
ヤフオク!のウェブ版とアプリ版で異なる部分がいくつかあるので、違いをまとめた表もチェックしておきましょう。
での出品
ヤフオク!では個人としての出品のほか、ネットショップとして「ストアアカウント」で出品する方法もあります。
ストアアカウントとは?
ヤフオク!内にネットショップを開業して商品を出品する場合のアカウントです。
出品可能商品数が基本的に無制限になり、メールマガジンを無料で発行できます。
ウェブ版からのみ出品が可能
ウェブ版からのみストアアカウントからの出品ができたり、出品できないカテゴリもあったりしますが、アプリだけの便利な機能としてコンビニや宅配業者の営業所からQRコードで簡単に商品を発送できたり、出品ページからそのままカメラを起動して商品の画像を撮影できたりとより簡単に操作ができます。
ヤフオク!を便利に使いこなすために、ウェブ版とアプリ版を併用しながら出品や落札を楽しむのもおすすめです。
ヤフオク!で出品する手順
ヤフオク!で出品するための準備が完了したら、早速商品を出品してみましょう。
ヤフオク!で出品する主な流れは、以下の通りです。
- パソコンまたはアプリから【出品】を選択する
- 出品したい商品の写真を撮る
- カテゴリや説明文など商品情報を入力する
- 商品の配送方法や送料負担などを選択する
- 商品の掲載期間を選択する
- 販売形式と商品の価格を設定する
- 出品者情報を確認して出品
ヤフオク!を利用するための登録や商品の画像撮影ができていれば、出品は10分もかからずに完了しますよ。
では、ヤフオク!の出品の流れを確認していきましょう。
1.パソコンまたはアプリから【出品】を選択する
ヤフオク!のウェブサイトまたは、ヤフオク!アプリから【出品】を選択します。
さきほど、ヤフオク!アプリをインストールしようの項目で紹介したとおり、幅広いカテゴリの出品はウェブ版から、とにかく気軽に簡単に出品したいならアプリから出品しましょう。
2.出品したい商品の写真を撮る
ヤフオク!で[出品]を押すと商品情報入力ページに進みます。
アプリなら[写真を登録]をタップすると、あらかじめ撮った画像をギャラリーから選択する以外にカメラを起動してそのまま撮影もできます。
ヤフオク!で商品を落札してもらうためには、画像のわかりやすさや見栄えの良さも大きなポイントです。
のちほど、ヤフオク!の出品で落札されやすくなるポイント5つで写真を撮るコツについてもくわしく紹介するのでチェックしてくださいね。
3.カテゴリや説明文など商品情報を入力する
画像を登録したら、商品の情報をくわしく入力していきます。
ヤフオク!の出品ページで入力しなくてはいけない必須項目は、以下の通りです。
- 商品名(ブランド名や型番、色やサイズなど)
- カテゴリ
- 商品の状態(未使用・汚れありなど)
- 説明(特徴や使用感、アピールポイントなど)
商品情報はできるだけくわしく入力すると、落札希望者がつきやすくなるので面倒でもしっかり行いましょう。
のちほど、ヤフオク!の出品で落札されやすくなるポイント5つでも紹介していますが、カテゴリを適切なものに設定したり、商品名にアピールポイントを入れておくと、閲覧数が増えたり検索してもらいやすかったりしますよ。
4.商品の配送方法や送料負担などを選択する
商品の情報を細かく入力したら、配送についての項目を埋めていきましょう。
まず、商品を発送する地域を都道府県から選択します。
続けて、送料を出品者負担にするか落札者負担にするか選択しましょう。
落札してもらいやすくするために、基本的に送料は出品者負担にするのがおすすめです!
配送方法の欄には送料の目安も記載されているので、商品の大きさなども考慮しながら決めていきましょう。
最後に落札後に決済が完了してから商品を発送するまでの目安を選択します。
実現可能な日数でできる限り早い発送を目安にすると、購入してもらいやすくなりますよ。
5.商品の掲載期間を選択する
ヤフオク!では、商品の掲載期間が最長で7日間です。
7日以内でオークションをいつ終了するか、日時を選択しましょう。
Yahoo!プレミアム会員の場合は出品時に「自動再出品」のオプションが付けられるので、終了日時を過ぎても落札者がいなかった場合に自動で再出品され、7日目以降も掲載し続けることもできますよ。
6.販売形式と商品の価格を設定する
販売形式を[オークション出品]にするか、[フリマ出品]にするか設定しましょう。
[オークション出品]と[フリマ出品]の違いは以下の通りです!
=出品者が設定した金額で販売
もっとも高値で入札した人に販売
[オークション出品]なら「開始価格」を入力し、この金額なら終了日時を待たずに即落札できるという[即決価格]を設定するかを選べます。
即決価格についてはのちほど、ヤフオク!の出品で落札されやすくなるポイント5つでも紹介しているのであわせてご覧ください。
また、[フリマ出品]なら販売価格は定額なので、出品者の希望金額を入力しましょう。
7.出品者情報を確認して出品
最後に出品者情報を登録しますが、ヤフオク!の出品前に必要な準備で出品利用登録をしてあれば自動的に入力されているので内容に間違いがないか確認します。
出品利用登録が完了していない場合は、氏名や郵便番号、住所などを入力しましょう。
[出品者情報の開示に同意する]にチェックを入れると登録が完了するので、確認画面に進み出品を完了させます。
ちなみに、ウェブ版では出品情報を入力したうえで下書き保存もできるので、今すぐ出品しない場合も便利ですよ。
ヤフオク!に出品した商品が落札された後の手順
ヤフオク!に出品した商品が落札されたら、以下の手順で発送を完了しましょう。
落札してくれた人が最後まで気持ちよく商品の受け取りができるよう、ポイントを理解しておいてくださいね。
1.取引ナビで落札者とやり取りを行う
ヤフオク!で出品した商品が落札されたら、落札通知メールが届きます。
基本的に落札者側から[取引ナビ]というヤフオク!内の連絡ツールを使ってメッセージが届くので、待ちましょう。
落札者からメッセージで取引の情報が入力されたら、「お届け情報」の通知が届きます。
送料が落札者負担なら、出品者が「お届け情報」の通知から送料を調べて取引ナビの[送料を連絡する]ボタンから金額を連絡しましょう。
もし送料が出品者負担なら、そのまま代金の支払い完了を知らせる通知を待ちます。
2.商品落札への入金を確認する
送料が落札者負担の場合は送料込みの代金が、送料が出品者負担なら商品の代金が支払われたら、「支払い完了の連絡」があります。
ヤフオク!の売上代金はまずYahoo!JAPANが落札者から受け取り、商品が落札者に届いて受取連絡が行われてから出品者に支払われますよ。
3.商品を発送する
「支払い完了の連絡」を確認したら、できるだけ早く商品を発送しましょう。
出品した時点で、落札された場合の梱包方法を考えておいたり、梱包資材を揃えておいたりしておくとスムーズですね。
ヤフオク!では以下の宅配業者から、商品の発送ができます。
- ヤマト運輸株式会社
- 日本郵便株式会社
商品を発送したら、取引ナビから[発送連絡をする]のボタンを押して発送連絡をします。
商品代金の支払いを落札者が行ってから8日経っても発送連絡が行われない場合は、支払いをキャンセルされることもあるので気をつけましょう。
落札者が商品を受け取り、[受け取り連絡]を行うと商品代金が出品者に支払われ、取引が完了しますよ。
ヤフオク!の出品で落札されやすくなるポイント5つ
公式サイトによるとヤフオク!では常時7,630万品以上の出品数があり、数多くの商品の中から落札してもらうためにはコツも抑えておかなくてはいけません。
ヤフオク!の出品で自分の商品が落札されやすくなるポイントを5つまとめましたよ。
- カテゴリは適切なものを選ぶ
- 出品商品の写真は見やすいものを選ぶ
- 商品名に「新品」や「未開封」などのアピールポイントを盛り込む
- 商品の説明や詳細はわかりやすく書く
- オークション出品なら即決価格を決めておく
早いタイミングで希望金額より高く落札してもらえるよう、一つ一つのポイントをチェックしておきましょう。
カテゴリは適切なものを選ぶ
出品時に商品情報を入力する際に入力するカテゴリは、その商品を求めている人に検索してもらいやすいよう適切なものを選びましょう。
ヤフオク!のカテゴリは非常に多く細かいので、段階を踏みながらより近いものを選ぶと、それぞれのカテゴリ内で商品を探している人にヒットしやすくなります。
たとえば、女性用のスカートを出品する場合に、カテゴリは以下のとおり選べますよ。
【レディーススカートの出品カテゴリ例】
[ファッション]>レディースファッション>スカート
>ミニスカート/ひざ丈スカート/ロングスカート
>タイトスカート/フレアスカート、ギャザースカート/プリーツスカート/台形スカート/スーツ/ワンピース/その他
カテゴリでファッション>レディーススカート>スカートまで選択してもいいですが、さらにくわしくミニスカートやプリーツスカートなど細かいカテゴリも選んでおくことで、落札希望者の検索に引っかかりやすくなります。
数千点以上の出品の中から見つけてもらうために、カテゴリは細かく設定しておきましょう。
出品商品の写真は見やすいものを選ぶ
ヤフオク!では出品時に、最大10枚まで商品写真を掲載できます。
インターネットオークションやフリマサイトでは、商品の状態を知るための情報として画像が大きな役割を担っていますよ。
出品商品の写真は全体だけでなくいくつかの角度から撮って、イメージや色味、サイズ感などが伝わりやすいよう工夫しましょう。
また、落札したいと思ってもらえるよう背景にこだわったり、はっきりと見えるよう加工を施すと商品が一覧で並んでいる際に目を引きやすいですね。
ただし、傷や色がわかりにくくなるような加工は商品発送後のトラブルの元になるのでNGです!
画像には傷や難点もしっかり撮影して説明すると、わかりやすく誠意も伝わります。
商品名に「新品」や「未開封」などのアピールポイントを盛り込む
ヤフオク!の出品時に入力した商品名は、商品が並んでいる際にまず落札者が目にする部分です。
商品名にブランド名や種類だけでなく、「新品」や「未開封」、「美品」などセールスポイントも入れておけば、落札のメリットが感じられて同じような商品が並んでいてもクリックしてもらいやすいでしょう。
ただし、一覧で商品が並んだ時に表示されるのは15文字程度なので、まず始めに【新品】や【タグ付き未使用】などと入れた後に商品名がくるとより効果的です。
商品の説明や詳細はわかりやすく書く
商品情報を入力する説明欄はメーカーやサイズ、使用感の度合いなどが詳細に書かれているほど、落札者にとってはわかりやすく、信用度が増すので選ばれやすいです。
とくにサイズ感は画像だけでは分かりにくい部分なので、「Mでも小さめ」、「Lに近い」など伝わりやすい文章で書くとイメージがつきやすくていいですね。
また、汚れや気になる部分も正直に伝えておくことで、落札者も納得の上で購入に進めるでしょう。
実物が手元に届いた時に思った商品と違う…と落札者が感じると評価にも影響するので気をつけましょう!
オークション出品なら即決価格を決めておく
オークション出品する場合は、開始価格とは別に即決価格も設定できます。
即決価格で落札したい人がいればオークションの開催終了を待たずにすぐに購入できるので、スピード感のある取引に結びつきやすいですよ。
ただし、オークション出品は希望金額よりも高値で落札される可能性があるのも大きなメリットですが、即決価格以上の金額は期待できない点を理解しておきましょう。
ヤフオク!で出品する際の注意点
ヤフオク!は基本的に誰でも簡単に出品ができますが、注意すべき点もいくつかあります。
ヤフオク!の出品で失敗しないように、注意点も必ず目を通しておきましょう。
Yahoo!プレミアム会員でなければ同時に1個までしか出品できない
ヤフオク!では個人の場合、Yahoo!プレミアム会員でなければ1個ずつしか出品できません。
出品した商品が落札されるか、オークション期間が終了してからでないと、次の商品は出品できないというルールを覚えておきましょう。
一度に複数の商品を出品したいという人は、フリマサイトのメリカリやラクマも検討してみましょう。
Yahoo!プレミアム会員には月額509円で入会でき、ヤフオク!を利用する際のメリットも非会員と比べて多いです。
Yahoo!プレミアム会員と非会員の違いやできることを比較した表も、ご覧ください。
の8.8%
の10.0%
※出品時の総合評価
が11以上の場合
下書き保存
(ウェブ版のみ)
設定された商品の購入
への掲載(有料)
への掲載(有料)
ただし、Yahoo!プレミアム会員でも一度に出品できるのは9個までで、落札者からつけられた総合評価が11以上でなければ非会員と同じく1個までです。
つまり、ある程度出品と落札の実績がつくまではYahoo!プレミアム会員でも出品数は1つのままです!
ヤフオク!でYahoo!プレミアム会員として出品するメリットとしては、複数の配送方法や着払いが選べたり、商品が落札されなくても自動再出品ができたりと便利な機能が無料で使えます。
また、有料オプションになりますが[おすすめコレクション]や[注目のオークション]に商品を掲載できるので、より多くの人にチェックしてもらいやすくなり落札につながります。
[おすすめコレクション]とは?
出品した商品に興味がある人に向けた[おすすめコレクション]欄に掲載できる
オプション利用料:商品価格の2%(商品価格が1,000円なら利用料は20円)。
落札された場合のみ利用料が請求される。
[注目のオークション]とは?
各カテゴリ検索結果の上部にある[注目のオークション]欄に掲載できる
オプション利用料:1日22円×出品期間の日数
ちなみに、プレミアム会員の入会は出品商品情報の入力ページで出品と同時にも行えます。
出品に必要な情報を入力して、最後に押す確認ボタンのすぐ上にYahoo!プレミアム会員に申込むか出るので希望するならそのままチェックを入れましょう。
入会のタイミングによっては画像にあるような特典が適用されることがありますよ。
海外からの落札の可能性もある
ヤフオク!は海外からでも閲覧や落札が可能で、出品した商品が海外在住の方に落札される可能性もありますよ。
落札者が国外在住で商品を現地へ発送しなければならない場合、国際便での送料が高額になることもあるので出品者負担なら注意が必要です。
また、商品によっては国外への輸出禁止のものなどもあり、意図せずとも密輸や関税で荷物が止められるなどの危険性があります。
ヤフオク!では基本的に海外発送への対応欄がデフォルトで[対応しません]と表示されていますが、商品説明文などに[海外へは発送しません]などと記載しておくとより安心です。
最近では国内でヤフオク!の落札を代行し、海外へ発送する業者もいるようです。
ヤフオク出品したらなんか海外に輸出する業者に落札された2回も、最近流行ってるのかなTwitterから引用: にし (@ER34_FD2_ZX6R) April 20, 2022
ヤフオク落札されたけど海外の人の代わりに落札した業者みたいで、ややこそう Twitterから引用:グラサポ (@hiphoprockpops) September 5, 2022
落札代行業者に落札された場合は、海外発送などは落札者が行うので出品者は気にする必要はありません。
ヤフオク!の評価が低いと落札されにくい
ヤフオク!で出品した商品が落札されたら、出品者と落札者でお互いに取引に対する[評価]をつけます。
評価は5段階になっており、評価の合計点が出品者や落札者の[総合評価]になりますよ。
Yahoo!プレミアム会員になって同時出品数を9個にするには、総合評価を11以上獲得していなければいけません。
出品数や落札数もあわせて表示されるので、取引の回数に対して総合評価が低ければその分[悪い]や[非常に悪い]が多かったことが相手に伝わってしまいます。
総合評価の高さ=信用度と考える落札者も多いので、ヤフオク!の評価が悪くならないように気をつけましょう。
とくにメッセージでの対応や発送のスピード、写真と実物が違うなどのクレームが評価に大きく影響してきますよ。
ヤフオク!の出品に関するよくある質問
ヤフオク!の出品について、よくある質問に答えていきましょう。
記事の内容とあわせて、気になる点を確認しておいてくださいね。
ヤフオクの出品は誰でもできる?
ヤフオク!の出品は15歳以上(中学生以外)であれば、誰でもできます。
ただし、Yahoo!JAPAN IDの作成やYahoo!ウォレットの登録などが必要なので準備もしっかり整えたうえで出品しましょう。
ヤフオク!の出品について、記事内の【ヤフオク!(旧Yahoo!オークション)とは?出品のポイントを簡単にチェック】の項目をまずは読んでみてくださいね。
ヤフオクの出品時に手数料はかかる?
ヤフオク!の出品時に手数料はかかりませんが、出品した商品が落札された際に「落札システム利用料」が差し引かれて売上金が振り込まれます。
落札システム利用料はYahoo!プレミアム会員なら売上金の8.8%、非会員であれば売上金の10.0%です。
くわしくは、【ヤフオク!の出品にかかる費用は基本的に落札時の手数料のみ】の項目で解説しています。
ヤフオクの出品取り消しは可能?
ヤフオク!に商品を出品した後に、出品自体をキャンセルしたい場合は以下の手順で行います。
- Yahoo!JAPAN IDでログインした状態でヤフオク!のトップページからマイ・オークションにアクセスする
- [出品中]をクリックする
- 出品をキャンセルしたい商品名を選択する
- 商品ページが表示されたら、[オークションの管理]内から[オークションの取り消し]ボタンを押す
- 内容を確認して[取り消す]ボタンを押す
出品を取り消した商品は[マイ・オークション]内の[出品終了分]>[落札者なし]に表示されるので確認しましょう。
出品の取り消し時に入札者が1人もいなければキャンセルに費用はかかりませんが、もし入札者がいた場合は「出品取消システム利用料」が発生します。
(特定カテゴリ以外)
(特定カテゴリ)
また、Yahoo!プレミアム会員の有料オプション「注目のオークション」の利用料は出品をキャンセルしても返金されないので注意しましょう。
ヤフオクの出品はアプリとパソコンどちらがおすすめ?
ヤフオク!はパソコンからのウェブ版以外に、スマホのアプリからも出品できます。
スマホのアプリから出品すればQRコードで簡単に発送したり、出品ページから直接画像を撮影できたりと便利ですが、ウェブ版からでしか出品できないカテゴリや利用できない機能もあります。
【ヤフオク!アプリをインストールしよう】の項目では違いをくわしく解説しているので、出品する商品や機能面からどちらが使いやすいか考えてみましょう。
ヤフオクの出品で落札されやすくなるコツは?
ヤフオク!で出品されている数ある商品の中から落札されやすくするためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- カテゴリは適切なものを選ぶ
- 出品商品の写真は見やすいものを選ぶ
- 商品名に「新品」や「未開封」などのアピールポイントを盛り込む
- 商品の説明や詳細はわかりやすく書く
- オークション出品なら即決価格を決めておく
くわしくは、【ヤフオク!の出品で落札されやすくなるポイント5つ】の項目を参考にしてくださいね。
まとめ
ヤフオク!は基本的に誰でも無料で、簡単に出品できます。
まずは、ヤフオク!に出品するために必要なYahoo!JAPAN IDの登録や出品利用登録などの準備を行いましょう。
【ヤフオク!に出品前に必要な準備】
ヤフオク!に出品する準備が整ったら、パソコンやアプリから出品をします。
【ヤフオク!で出品する手順】
- パソコンまたはアプリから【出品】を選択する
- 出品したい商品の写真を撮る
- カテゴリや説明文など商品情報を入力する
- 商品の配送方法や送料負担などを選択する
- 商品の掲載期間を選択する
- 販売形式と商品の価格を設定する
- 出品者情報を確認して出品
今回はヤフオク!で商品が落札されやすくなるポイントも、以下のとおり解説しました。
- カテゴリは適切なものを選ぶ
- 出品商品の写真は見やすいものを選ぶ
- 商品名に「新品」や「未開封」などのアピールポイントを盛り込む
- 商品の説明や詳細はわかりやすく書く
- オークション出品なら即決価格を決めておく
ヤフオク!で商品が落札されやすくするために、画像や商品名を注目されやすいように工夫したり、Yahoo!プレミアム会員になって有料オプションで落札率をアップしたりとさまざまな方法を紹介したのでぜひチェックしてくださいね。
参考サイト
人気記事
PICK UP
注目のキーワード
資料ダウンロード(無料)
OUR SERVICE
サービス紹介
マイナビD2Cは、お客様の自社ECサイト作成、物流・CS体制の構築に至るまでECに必要な内容を全面的にサポートするEC支援サービスです。
ECスペシャリストによるECサイト構築からユーザー動向のリサーチ、SNSを活用した露出・販促活動のバックアップまで、
お客様と売れるECサイトに育てていきます。
-
ECサイト制作
日本11位のドメインレートを持つマイナビD2CのECパートナーが徹底サポート。
-
コンサルティング
データを活用し、売上最大化のためのアクションが途切れない活発なショップへ。
-
物流支援
物流システム(WMS)・発送業務を得意とする倉庫の選定など、安心・安全な物流フローを 構築。
-
マーケティング支援
なかなかリソースを割けない広告運用やカスタマーサポートを支援し、ケアの行き届いたサービスを実現。
CLIENT WORKS
事例紹介
抱える課題が違えば、適切なソリューションはそれぞれ異なります。
多くの企業様と様々なメディアの成長を見守ってきたノウハウが、私達の財産です。
PICKUP COLUMN
おすすめ記事
CONTACT
資料請求・お問い合わせ
デジタルソリューションを導入したいが何から始めたら良いか分からない。
既存のメディアをもっと有効に活用し、成長させたい。
自社にリソースがなく、導入から運用までアウトソーシングしたい。
上記のようなお悩みレベルのご相談がある企業様、課題を探すところから
サポートが必要な企業様もぜひお気軽にお問い合わせください。