• ECサイト構築

Shopifyでのサブドメイン設定方法!エックスサーバーを例えてわかりやすく解説

Shopify(ショッピファイ)でECサイトを構築するにあたって、企業ホームページをすでにお持ちであれば、サブドメインを設定して関連づけるのがおすすめです。

【メインドメインとサブドメインの違い】

メインドメイン
https://www.〇〇〇.com
サブドメイン
https://www.▲▲▲.〇〇〇.com

今回は、Shopifyストアでサブドメインを設定するメリットや注意点、設定方法について順を追って解説していきます。

サブドメインを設定するにはレンタルサーバーとShopify、2ヶ所で作業する必要があります。専門用語がいくつか出てきますが、順に変更していけばそれほど難しくないので安心してくださいね。

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更新:
2023年06月12日

COLUMN INDEX

そもそもサブドメインって何?

サブドメインとは、メインのドメインをさらに分割して利用できるドメインのことです。一つのドメインを、目的や用途別に分けるときに使われます。具体的には、以下のようなURL形式を取ります。

メインドメイン
https://www.〇〇〇.com
サブドメイン
https://www.▲▲▲.〇〇〇.com

メインドメインの前にドットで区切り、任意の文字列を設定します。メインのドメインをお持ちならサブドメインは無料、または安く利用できます。

今回の場合だと、メインで運用しているホームページにShopifyのストアを関連づける形です。

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サブドメインを設定するメリット

アイコン

Shopifyにサブドメインを設定するメリットとしては、運営しているホームページとShopifyストアを関連づけられる点が挙げられます。

もし、それぞれのサイトがまったく別のドメインだった場合、一見関係のないサイトのようにもみえるため、片方のリンクから訪問したユーザーに不信感を与えかねません。

またShopifyストアを構築したときのデフォルトのドメインは、Shopifyのサブドメインの形を取ります。このShopifyのドメインは多くのストアで利用されているので、似たようなサブドメインの他社ストアと混同されたり、埋もれたりしてしまう恐れがあります。

こうしたリスクを避けるためにも、すでに運営中のホームページがあるならば、Shopifyストアにサブドメインを設定して統一感を出すことをぜひおすすめします。

Shopifyにサブドメインを設定する注意点

アイコン

Shopifyにサブドメインを設定するうえでの唯一の注意点は、メインのドメインを変更した場合はサブドメインも強制的に変更となることです。

サブドメインは、大元のドメインと紐付いています。そのため大元のドメインが利用停止処分を受けた際や、ドメインを他社に売ったりした場合は、サブドメインも当然使えなくなってしまいます。

ただし通常の範囲内でECサイトを運営していて、ドメインが利用停止処分を受けたり、ドメイン会社の問題で利用できなくなることは、まずないので安心してくださいね。

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サーバー側でのサブドメイン設定方法

ここからは、Shopifyストアでのサブドメイン設定方法について、ご紹介していきます。レンタルサーバーとShopify、2ヶ所で設定変更する必要がありますが、まずはサーバー側の設定変更をしていきましょう。

「Aレコード」や「CNAMEレコード」と聞くと難しそうに思えますが、作業自体は簡単なので、手順に沿って設定していきましょう。

1.利用中のサーバーでサブドメインを取得

Shopify サブドメイン設定

サブドメインは利用中のサーバーから取得できます。エックスドメインやお名前ドットコムなどのドメイン取得サービスではなく、レンタルサーバーの管理画面から追加設定する形です。今回は「エックスサーバーの場合」を例にご紹介していきます。

まず、サーバーパネルにログインし、「サブドメイン設定」をクリックします。Shopifyで運用したいサブドメインを入力し、「確認画面へ進む」をクリックしてください。

サブドメイン名に入力するのは、以下の「▲▲▲」の箇所です。任意の文字列で大丈夫ですが、「shop」や「store」などオンラインストアを連想させる単語を入力するといいでしょう。

メインドメイン
https://www.〇〇〇.com
サブドメイン
https://www.▲▲▲.〇〇〇.com

内容を確認し「追加する」をクリックすると、サブドメイン設定と無料独自SSLの設定が追加されます。そして、「サブドメインの設定が完了しました」と表示されれば、サブドメインの追加完了です。

なお、設定がサーバーに反映されるまでに、最大で72時間程度かかります。それまではWeb環境によってサブドメインで作成したECサイト(Shopifyストア)を閲覧できないこともあるため、注意してください。

2.Aレコードを設定する

Shopify Aレコード設定

Aレコードとは、ドメインをIPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)に置き換えるレコードのことです。ShopifyのIPアドレスは「23.227.38.65」なので、サーバー会社側のAレコードをこれに変更する必要があります。

サーバーパネルの「DNS設定」から「DNSレコード追加」をクリックします。設定対象ドメインがサブドメインのものであることを確認してから、「内容」をShopifyのIPアドレスである「23.227.38.65」に変更します。ホスト名や種別、その他項目については、変更の必要はありません。

3.CNAMEレコードを設定する

Shopify CNAMEレコード設定

つづいてCNAMEレコードを設定していきましょう。CNAMEレコードは、正規ホスト名に対する別名を定義するレコードのことで、特定のホスト名を別のドメイン名に転送する時などに利用します。

Aレコードのときと同じくサーバーパネルの「DNS設定」から「DNSレコード追加」をクリックします。設定対象ドメインがサブドメインのものであることを確認し、今度は種別を「CNAME」にして以下の情報を入力していきます。

ホスト名
www.▲▲▲(▲は任意の文字列)
種別
CNAME
内容
shops.myshopify.com

そして、「確認画面へ進む」をクリックで完了です。

Shopify サブドメイン設定

上記の状態になれば、サーバー側での設定は完了です。

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Shopify側でのサブドメイン設定方法

つづいてShopify側での設定について、以下の順番で進めていきましょう。

1.Shopify管理画面を開く

Shopifyの管理画面から、「オンラインストア」→「ドメイン」→「既存のドメインを接続する」に進みます。

2.サブドメインを入力して接続

Shopify サブドメイン設定

「既存のドメインを接続する」を表示した状態で、サーバーで取得したサブドメインを入力します。ここでは「www.」抜きの「▲▲▲.〇〇〇.com」のサブドメイン部分のみを入力してください。
※今回の例では「shop.〇〇〇.com」としています

Shopify サブドメイン設定

「接続を確認する」をクリックして、設定作業はいったん完了です。

3.正常に接続されているか確認

Shopify サブドメイン設定

「ドメイン」のページを開いて、「ドメインが正常に接続されました」の文言が表示されているかを確認しましょう。

サブドメイン接続が反映されるまで、少し時間がかかる場合(最大24時間)があります。すぐに反映されない場合は、しばらく待ってみてから再確認しましょう。

まとめ

Shopifyでサブドメインを設定すると、運営しているホームページとShopifyストアを関連づけてブランドの統一感を出せます。

設定にはレンタルサーバーとShopifyの2ヶ所で作業する必要がありますが、順に変更していけばそれほど難しいことはありません。ただし、Shopifyストアに反映されるまでに、最大24時間と少し時間がかかる可能性があるので、その点は覚えておくといいでしょう。

マイナビD2Cでは、メディアの運営経験を基にShopifyに関しても幅広い知識を有しています。ShopifyでECサイトの新規構築・リニューアル、Web広告などでのプロモーションをお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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参考サイト

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    この記事の監修・著者情報

    • マイナビD2C 佐藤

      約10年ほどメンズ・キッズのアパレルSPA~小売の販売~MD及びバイイングを従事。その後、フリーランスでWebマーケティング、EC運営、メディア運営や事業企画を経験した後、BtoBマーケティング支援企業に入社。クライアントのEC、サービスのSNSやSEOなどを提案し運用改善する。2022年11月より現職。

    • マイナビD2C 橋元

      2007年マイナビ入社。マイナビウーマンで副編集長を経験し、2018年よりkurassoのメディアに携わる。2019年よりkurassoでECサイトを立上げ、1年目で1.5億の売上を出すECサイトに成長させた。現在はkurassoの事業責任者を務めている。

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