• ECサイト構築

  • マーケティング

Shopifyと楽天を連携するメリット3選!導入方法や成功のコツも解説

更新:
2023年12月12日

COLUMN INDEX

楽天市場の広い顧客層と、Shopifyの使いやすいECサイト構築機能を組み合わせることで、売上向上や効率的な運営が実現できます。

そこで今回は、Shopifyと楽天を連携することで得られるメリットをご紹介します。連携できるシステムや成功のコツも詳しく解説しますので、ぜひご参考にしてください。

Shopifyと楽天の連携は可能?

 

2020年4月7日から、Shopifyと楽天市場の販売チャネル連携が開始されました。この連携により、Shopifyの管理ページから楽天市場への商品登録、在庫管理、注文処理などが行えるようになりました。

楽天販売チャネルアプリを使用することで、楽天での商品登録、在庫管理、注文処理などをShopifyの管理ページから行えます。これにより、複数のチャネルでの運営に伴う負担を軽減することができます。

例えば、Shopifyと楽天でそれぞれ別々に運営していた場合、商品の登録や在庫管理、発注処理などをそれぞれのプラットフォームで行わなければなりませんでしたが、提携により作業が統合され、効率的に管理できるということです。

外部システムを使ってShopifyと楽天市場を連携できるシステム3選

まずは、外部システムを使ってShopifyと楽天市場を連携する方法を3つ紹介します。



それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.ネクストエンジン

画像引用元:ネクストエンジン

ネクストエンジンは、受注処理、在庫管理、商品登録などの業務を一元管理できる便利なツールです。複数のECサイトに対応しており、Shopifyと楽天市場だけでなく、他のモールやカートにも対応しています。

ネクストエンジンを使用することで、複数のECサイトの運営管理を効率化できます。在庫管理や受注処理の連携だけでなく、商品情報の管理にも対応しており、ネクストエンジンを起点としてShopifyや楽天市場に商品情報を登録することも可能です。

これにより、商品情報のデータ入力や修正を一元化し、時間を節約できます。

2.LOGILESS(ロジレス)

画像引用元:LOGILESS(ロジレス)

LOGILESS(ロジレス)は、OMS(Order Management System)とWMS(Warehouse Management System)を一体化したEC自動出荷システムです。

主に受注管理と出荷を中心としたシステムであり、受注管理と在庫管理を一元管理することができます。これにより、Shopifyと楽天市場の受注情報を取り込んで、在庫管理も連動させることができます。

ただし、LOGILESSはWMSの機能も含まれているため、基本料金が高めに設定されているので検討時は注意しましょう。

3.ロジクラ

画像引用元:ロジクラ

ロジクラは在庫管理に特化したソフトウェアです。受注の連携には対応していませんが、発送や在庫連携に特化しており、Shopifyや楽天市場との在庫連携を行えます。

そのため、ロジクラは受注システム(OMS)や出荷システム(WMS)が不要な場合に適しています。在庫管理のみをShopifyや楽天市場で行いたい場合に、ロジクラがおすすめです。

Shopifyと楽天を連携するメリット3選

ここからは、Shopifyと楽天を連携するメリットを3つ紹介します。



それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.モール内検索(楽天サーチ)からの顧客獲得が期待できる

楽天に出店することで、楽天サーチを通じたモール内検索からの顧客獲得が期待できます。

楽天市場は非常に多くのユーザーが利用しており、商品が自社のECサイトのユーザーとは異なる、新たな顧客層の目に触れる機会が増えるでしょう。

2.自社ECとモール型ECの相乗効果が可能になる

Shopifyと楽天を連携することによって、自社ECサイトとモール型ECサイトの相乗効果を得ることができます。

自社ECサイトでブランディングや独自の価値提案を重視し、顧客に独自の魅力を伝えられます。一方で、楽天市場のようなモール型ECサイトでは、大規模な顧客層に商品をアピールすることが可能です。

また、Shopifyと楽天の連携により、自社ECサイトで集めた顧客情報や売上データを利用して、より的確な商品の選定や広告の最適化が実現できます。

3.EC業務の効率化を実現できる

楽天ショップで注文があった場合、その情報はShopifyに自動的に流れます。そのため、在庫管理や発送処理もShopify側で実施が可能です。

在庫の更新や発送の管理が一箇所で行えるため、楽天ショップとShopifyストアの両方を運営する際の効率性が向上します。

Shopifyと楽天市場の連携を成功させるためのポイント

ここからは、Shopifyと楽天市場の連携を成功させるためのポイントを4つ紹介します。



それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.販売先によって商品のPR方法を変える

自社のShopifyストアと楽天市場という異なるプラットフォームでは、商品のアピール方法に違いが出てきます。

自社ECサイトでは、ブランディングサイトとしての役割を果たすため、商品説明やキーワードにはそのブランドの特徴や付加価値を示す言葉を重視します。そのため、ブランドの特徴や個性を重視し、顧客に対して独自の価値を伝えることが重要です。

一方、楽天市場は、モール型ECサイトであり、多くの顧客が商品カテゴリーやキーワードに基づいて検索を行います。楽天内での上位表示やアクセスを目指すためには、SEO対策が必要であり、カテゴリーや価格、特典などの情報を強調するキーワードを使用する必要があります。

Shopifyから楽天ショップに送る商品説明文は随時変更可能なので、楽天に合わせたキャッチコピーやキーワードを作成しましょう。

2.楽天市場のセールで「サーチ申請」を行う

楽天市場のスーパーSALEやお買い物マラソンなどのセール期間は、楽天が大々的に広告展開を行うため、集客効果が高いといえます。

特にスーパーSALE期間中には、「サーチ申請」という方法を活用することをおすすめします。サーチ申請は、セール価格で販売する商品を特別な検索窓に表示させる申請です。

これにより、セール商品だけを表示する特別なカテゴリーに自社の商品を表示させられます。サーチ申請は無料で実施できるので、楽天市場で販売を行っている企業は、セール期間に有効活用することで集客力を高めることが可能です。

3.楽天市場とShopifyで主力商品を違うものにする

楽天とShopifyでは売れる商品の傾向が異なる場合があります。楽天市場では、知名度のある商品や普段目にすることの多い商品が売れやすいといわれています。一方、Shopifyストアでは、独自のブランドや商品コンセプトに合わせた商品が売れやすい場合もあります。

Shopifyの管理画面を活用して売れ筋の傾向を把握し、楽天とShopifyで異なる戦略を考えることは重要です。売れている商品やカテゴリーを分析し、それに応じて在庫の確保や広告の戦略を立てることで、より成果を上げられるでしょう。

また、楽天とShopifyの連携を通じて、お客様のニーズや傾向を把握し、商品のラインナップや販売戦略を定期的に見直すことも重要です。お客様にとって魅力的な商品を提供するために、常にトレンドや市場の変化に敏感に対応しましょう。

「マイナビD2C」では、ECサイト構築のサービスを提供しています。ライトプランではECサイトをスムーズに開始でき、プロフェッショナルプランではさまざまな機能を組み込めます。的に合わせたECサイトの展開が可能です。

詳細は以下のページから資料をダウンロードしてご確認いただけます。いち早く自社のECサイトを成功させたいという場合は、ぜひお問い合わせください。

資料ダウンロード

Shopifyと楽天を連携する注意点

最後に、Shopifyと楽天を連携する注意点を3つ紹介します。



それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.アカウント連動は1アカウントにつき1アカウント

1つのShopifyアカウントでは、1つの楽天アカウントのみ連携できます。複数の楽天ショップを開設している場合は、別々のShopifyアカウントを作成する必要があります。

また、楽天の商品登録以外のページ(例:トップページなど)を構築する場合や、R-MailやR-Karteなど楽天の機能を利用する場合も、楽天の管理画面上で行う必要があります。

複数の楽天ショップを運営する場合や楽天特有の機能を利用する場合は、楽天の管理画面も別途利用する必要がありますのでご注意ください。

2.受注管理・在庫管理・商品登録ができないケースがある

楽天のショップに既に登録されている商品は、Shopifyと直接連携することはできません。Shopifyと連携できる商品は、Shopifyを経由して新たに登録された商品のみです。

受注管理や在庫連動に関しても同様で、Shopifyを経由して注文があった商品のみがShopify上での在庫管理や受注管理の対象となります。

3.費用はオプションサービス分を支払う

Shopifyと楽天を連携させる際には、アプリ自体の費用は掛かりませんが、楽天市場側が提供する「RMS商品一括編集機能」の契約が必要となります。その際には月額1万円の利用料金がかかります。

この利用料金は、楽天のオプションサービスであり、Shopifyとの連携に必要な機能を提供するための料金です。

楽天とShopifyの連携を検討する際には、追加のコストを考慮に入れて計画を立てましょう。

Shopifyと楽天市場の連携を成功させて、さらなる売上アップにつなげましょう!

Shopifyと楽天の連携により、ショップオーナーは複数のチャネルを一元管理できます。Shopifyのグローバルな拠点と楽天の強固な基盤を組み合わせることで、効率的な販売管理や在庫管理、受注処理などが可能になるでしょう。

楽天市場では定期的にセールやキャンペーンなどの販促イベントが行われています。これらのイベントを活用することで、さらに多くの新規顧客を獲得するチャンスが広がります。

ただし、楽天市場に出店する場合は、出店手続きや手数料などの詳細について、楽天市場の公式ウェブサイトや関連情報をご確認いただくことをおすすめします。

「マイナビD2C」では、ECサイト構築サービスを提供しています。スピーディーにECを始められるライトプランから、さまざまな機能を搭載できるプロフェッショナルプランまで、事業者の用途に応じたECサイトの展開が可能です。

サービスの詳細については、以下のページから資料をダウンロードできます。売れるECサイトを今すぐに構築したいという場合は、ぜひお問い合わせください。

資料ダウンロード

人気記事

PICK UP

注目のキーワード

資料ダウンロード(無料)

OUR SERVICE

サービス紹介

  • shopify
  • shopifyplus
  • BASE (ベイス)
  • ecforce
  • makeshop by GMO makeshop by GMO
  • futureshop
  • EC-CUBE
  • W2 SOLUTION
  • リピストクロス
  • CAMPFIRE
  • amazon
  • Rakuten

マイナビD2Cは、お客様の自社ECサイト作成、物流・CS体制の構築に至るまでECに必要な内容を全面的にサポートするEC支援サービスです。
ECスペシャリストによるECサイト構築からユーザー動向のリサーチ、SNSを活用した露出・販促活動のバックアップまで、
お客様と売れるECサイトに育てていきます。

  • ECサイト制作

    日本11位のドメインレートを持つマイナビD2CのECパートナーが徹底サポート。

  • コンサルティング

    データを活用し、売上最大化のためのアクションが途切れない活発なショップへ。

  • 物流支援

    物流システム(WMS)・発送業務を得意とする倉庫の選定など、安心・安全な物流フローを 構築。

  • マーケティング支援

    なかなかリソースを割けない広告運用やカスタマーサポートを支援し、ケアの行き届いたサービスを実現。

CLIENT WORKS

事例紹介

抱える課題が違えば、適切なソリューションはそれぞれ異なります。
多くの企業様と様々なメディアの成長を見守ってきたノウハウが、私達の財産です。

株式会社デクノバース 様

ECサイト

株式会社デクノバース 様

ECサイト

WOMAN PLUS 様

ECサイト

事例一覧を見る

CONTACT

資料請求・お問い合わせ

デジタルソリューションを導入したいが何から始めたら良いか分からない。
既存のメディアをもっと有効に活用し、成長させたい。
自社にリソースがなく、導入から運用までアウトソーシングしたい。

上記のようなお悩みレベルのご相談がある企業様、課題を探すところから
サポートが必要な企業様もぜひお気軽にお問い合わせください。