ECサイト構築
Shopifyの在庫管理方法は2種類!おすすめシステム4選をご紹介
Shopify(ショッピファイ)で在庫管理する方法としては、Shopifyの管理画面で行う方法と外部システムを使う方法の2種類があります。
Shopify以外にも複数のサイトで販売している場合は、外部システムを導入して在庫を一元管理する方が、簡潔なうえ在庫切れなどのミスを減らせるのでおすすめです。
今回は、Shopifyストアで在庫管理を行う方法から在庫管理のメリット、おすすめの外部システム4選についてご紹介します。
Shopifyストアを立ち上げたばかりの方や、在庫管理をよりスムーズに行いたい方はぜひご覧ください。
- 更新:
- 2023年06月12日
COLUMN INDEX
Shopifyで在庫管理する方法は大きく2つ
Shopify(ショッピファイ)で、在庫管理する方法としては大きく以下の2つが挙げられます。
Shopifyの管理画面で管理する
外部システムを使って管理する
それぞれの特徴や設定方法について、ご紹介していきます。
Shopifyの管理画面で管理する
Shopifyの管理画面の「商品管理」ページにて、在庫管理する方法です。
上記のように、現在抱えている在庫数を商品ごとに一覧で確認できます。
「商品管理」→「在庫」ページに進めば、出品状況やタグ、在庫数量などの条件を指定して、詳細が確認できます。
在庫ページには、「在庫を追跡する」「在庫切れの場合でも販売を続ける」の2つのチェックポイントがあります。
基本的には、「在庫を追跡する」のみチェックを入れるのをおすすめします。こうすることで、時間経過によって変動する商品在庫数をリアルタイムで把握できるようになります。
在庫が0になった際は、サイトの商品欄に売り切れの文言が自動表示されるので、顧客トラブルの心配も少ないです。
「在庫切れの場合でも販売を続ける」にチェックを入れた場合、在庫切れの場合でも商品が購入できます。予約販売をする際などに、うまく活用するといいでしょう。
また、Shopifyアプリストアから在庫アラートをインストールしておくと、売り切れる前にお知らせしてくれるので便利です。通知が必要な商品を設定しておけば、在庫状況を毎日確認する必要がないので、より効率よく管理できます。
外部システムを使って管理する
Shopifyの管理画面で行うほかに、外部システムを使って在庫管理する方法もあります。
Shopifyストア以外にも、ECモールやホームページといった複数のサイトで販売している場合は、外部システムを導入して在庫を一元管理するのがおすすめです。
在庫状況を一元管理できれば、各サイトでそれぞれ管理するよりも効率的に、かつ在庫切れなどのミスも防げますよ。
在庫管理のメリット
在庫管理を行うことで、在庫状況を適切な状態に保ち、欠品による機会損失を減少できるため、安定した経営に繋がります。
Shopifyでの在庫管理にはShopifyの管理画面で管理する方法と、外部システムを使用して在庫管理をする方法があります。
ここではそれぞれのメリットを紹介します。
Shopifyの管理画面で管理するメリット
Shopifyの管理画面で管理するメリットは下記の2つです。
低コストで利用できる
操作がシンプルで使いやすい
Shopifyの在庫管理機能は、管理画面だけで在庫管理ができ、外部ツールを導入する必要が無いため低コストで利用できます。
そのため小規模な企業にもおすすめと言えるでしょう。
操作方法もシンプルで、「在庫の追跡」「在庫数の変更」といった機能も数量を入力するだけで簡単に設定できます。
しかし、販売する商品の量が増えてくると管理が難しくなります、その際は外部システムの導入を検討するといいでしょう。
外部システムを使用して在庫管理するメリット
外部システムを使用して在庫管理するメリットは下記の2つです。
受注管理・発送処理などを自動化できる
柔軟なカスタマイズができる
人為的なミスの削減
システムによって違いはありますが、一般的にこのようなメリットが得られるでしょう。
外部システムを導入すれば、Amazonや楽天などすべての在庫を管理することができます。
受注管理や発送処理なども自動化できるため、手作業で行ってきた作業を大幅に削減できると同時に、受注物の間違いなどの人為的ミスを削減できます。
また、システムによっては機能の追加など、柔軟にカスタマイズできるため、事業規模が大きい企業におすすめと言えるでしょう。
Shopifyと連携できる在庫管理システム4選
外部サービスの在庫管理システムでは、複数のサイト上での注文や配送状況をリアルタイムで反映してくれるので、正確かつ効率的に管理できます。また、受注管理や発送業務を自動化できるサービスもあるので、必要に応じて検討してください。
今回は厳選した以下の4つのシステムについて、それぞれご紹介してきましょう。
EC業務をまとめて効率化するなら「ネクストエンジン」
ネクストエンジンは、Hamee株式会社が提供しているEC業務効率化システムで、在庫管理をはじめとした200以上の機能を搭載しています。
複数のECサイトの在庫数を、5分間隔で自動連携して一元管理できます。また指定した在庫数を下回ると通知が届くので、確認ミスによる在庫切れを防ぐことができます。
提供元のHameeはもともとECサイトを運営していたこともあり、現場の声から生まれたシステムといえます。在庫管理だけでなく、受注処理や商品登録といったEC運営に必要な業務をまるごと効率化できるので、サイト運営がもっと簡単に楽しくなりますよ。
【ネクストエンジンの概要】
※月間受注件数400件以下は一律料金
1件ごとの単価
1,001件~:20円
3,001件~:15円
5,001件~:10円
7,001件~:5円
※月間受注件数401件~は従量課金制
※料金はすべて税抜です
予約販売の管理がしやすい「ロジクラ」
ロジクラは入荷から出荷までの業務を、Shopifyと連携しながら自動で管理できるシステムです。予約商品と通常商品とを識別できるので、予約販売を多くする場合でも在庫の入出荷が管理しやすいです。
Shopifyとの連携では、販売情報をロジクラのシステムに自動取込し、ピッキング・検品・発送手続きまで自動で行うこともできます。
月の出荷量50件までなら永久無料で使える「Freeプラン」もあるので、気軽に始めたい場合にもおすすめです。
※Shopifyと連携する場合は、Liteプラン以上の加入が必要です
【ロジクラの概要】
POS連携:月額10,000円
カート連携:2つめから月額10,000円
活用支援サポート費用:年額30,000円
※料金はすべて税抜です
※「その他の費用」は運営ストアの状況によってかかります
プランごとのサービス内容としては、以下もご覧ください。
(年間契約)
(月額契約)
料金/1件
FBA倉庫とも連携できる「シッピーノ」
シッピーノでは、FBAをはじめとした国内800以上の倉庫と連携しています。
※FBA(フルフィルメント by Amazon)とは:Amazonの物流倉庫に商品を預けて、保管から商品の梱包・配送まで代わりに行ってもらうサービスのこと
FBAでは顧客が購入してから10分で出荷依頼が出せるので、Amazon公式とほぼ変わらないスピードで商品をお届けできます。
Shopifyでの受注情報を自動取込しFBA倉庫へ出荷依頼してくれるうえ、配送情報や在庫同期、購入者への出荷連絡までもすべて自動で行ってくれます。
Yahoo!ショッピングや楽天市場をはじめとした、Amazon以外のECモールと物流倉庫との連携についても、もちろん対応していますよ。
シッピーノでは以下の3つの料金を合計して、毎月の料金が決まります。
ストアと物流倉庫との連携:月額9,800円/1ストア
自動出荷の件数に応じた従量課金:0~10円/件
全ストアのSKU数(商品の種類数)に応じた金額:0~20,000円
物流倉庫との連携料金について、1つのストアにいくつかの物流倉庫を連携させる場合は、2つ目以降「月額4,800円/倉庫数」が追加される形です。
小規模ストアであれば月額費用と保守費用で運用できるうえ、大規模ストアでも発送処理の手間がなくなるのでコスト削減につなげられますよ。
【シッピーノの概要】
(ストア状況によって変動)
保守費用:年額15,000円
※料金はすべて税抜です
初期・固定費無料の「オープンロジ」
オープンロジは、初期費用・固定費無料で使った分だけ料金がかかる仕組みのフルフィルメントサービスです。
※フルフィルメントとは:商品の入庫保管から梱包・配送まで代行してもらう、物流アウトソーシングのこと
入庫保管費・配送料金のみの完全従量課金制のため、取引件数が少ない場合や月によって取引件数が大きく変動する場合にとくにおすすめです。
受注から発送まで自動化されているほか、複数のECサイトの一元管理ももちろん可能です。
さらに検品方法や包装・梱包についても、ストアごとに柔軟に対応してくれます。ギフトラッピングや、希望の梱包資材での包装についても相談できますよ。
1商品・1件の配送から、メールアドレスの登録だけで使い始められるので、気になる方はぜひ問い合わせしてみてください。
【オープンロジの概要】
まとめ
Shopifyで在庫管理する方法としては、Shopifyの管理画面で行う方法と外部システムを使う方法の2種類があります。
Shopify以外にもECモールやホームページといった複数のサイトで販売している場合は、外部システムを導入して在庫を一元管理する方が、簡潔なうえ在庫切れなどのミスを減らせるのでおすすめです。
外部サービスの在庫管理システムでは、複数のサイト上での注文や配送状況をリアルタイムで反映してくれます。受注から発送まで自動化できたり、倉庫や物流サービスとの連携も可能なので、EC運営をより効率よく行いたい方はぜひ検討してみましょう。
マイナビD2Cでは、メディアの運営経験を基にShopifyに関しても幅広い知識を有しています。Shopifyでのサイト運営のコンサルティングも行っているので、ECストアの売上をアップしたい方はぜひ一度お問い合わせください。
人気記事
PICK UP
注目のキーワード
資料ダウンロード(無料)
OUR SERVICE
サービス紹介
マイナビD2Cは、お客様の自社ECサイト作成、物流・CS体制の構築に至るまでECに必要な内容を全面的にサポートするEC支援サービスです。
ECスペシャリストによるECサイト構築からユーザー動向のリサーチ、SNSを活用した露出・販促活動のバックアップまで、
お客様と売れるECサイトに育てていきます。
-
ECサイト制作
日本11位のドメインレートを持つマイナビD2CのECパートナーが徹底サポート。
-
コンサルティング
データを活用し、売上最大化のためのアクションが途切れない活発なショップへ。
-
物流支援
物流システム(WMS)・発送業務を得意とする倉庫の選定など、安心・安全な物流フローを 構築。
-
マーケティング支援
なかなかリソースを割けない広告運用やカスタマーサポートを支援し、ケアの行き届いたサービスを実現。
CLIENT WORKS
事例紹介
抱える課題が違えば、適切なソリューションはそれぞれ異なります。
多くの企業様と様々なメディアの成長を見守ってきたノウハウが、私達の財産です。
PICKUP COLUMN
おすすめ記事
CONTACT
資料請求・お問い合わせ
デジタルソリューションを導入したいが何から始めたら良いか分からない。
既存のメディアをもっと有効に活用し、成長させたい。
自社にリソースがなく、導入から運用までアウトソーシングしたい。
上記のようなお悩みレベルのご相談がある企業様、課題を探すところから
サポートが必要な企業様もぜひお気軽にお問い合わせください。