• ECサイト構築

Shopify(ショッピファイ)の使用料金は?決済手数料や月額料金、入金サイクルについて紹介

Shopfiy(ショッピファイ)は、月額費用のみ初期費用不要でECサイトを構築できる、サブスクリプション型のECサイト構築サービスです。日本国内でも大企業、中小企業問わずShopifyを活用してECサイトの運営を始める方が増えています。

Shopifyは、初期費用をかけずに始められることが魅力です。ただ、Shopifyの導入を検討するためには、決済手数料や決済サービスや手数料がどれくらい必要なのか把握しておきたいことでしょう。

今回は、Shopifyで発生する手数料と、Shopifyで使用可能な決済サービスについて解説します。導入する際の参考にしてみてください。

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更新:
2024年04月03日

COLUMN INDEX

Shopify(ショッピファイ)のプラン別の月額料金

Shopify(ショッピファイ)では、契約するプランごとに月額費用が発生します。
それぞれのプランの月額料金は下の表のとおりです。

Lite
9ドル
ベーシック
25ドル
スタンダード
69ドル
プレミアム
299ドル
Plus
2,000ドル

なお、LiteプランはECサイトを構築するのではなく、カートシステムのみ利用する限定機能版です。ECサイトを新しく制作するのであれば、ベーシックプラン以上の申し込みが必要です。プランは後からでも変更可能なので、迷った場合はまずベーシックプランから始めると良いでしょう。

また、Shopifyには年間契約もあり、1年契約で先払いすると10%の割引が適用されます。2年契約の場合20%の割引が適用されるため、費用を抑えることが可能です。

それぞれ5種類のプランについて、特徴を解説していきましょう。

Shopify Liteプラン

Shopify Liteプランは、月額9ドルで利用できます。Shopifyプランの中では一番お得に利用できるプランです。

ただし、他のプランに比べて機能が制限されています。ベーシックプラン以上で利用できる、ECサイトを制作するためにShopifyが提供している無料テーマを利用できません。

提供されている埋め込みコードをもとに、自社運営のサイトに販売するフォームを設置できるサービスです。

<Liteプランの特徴>

  • すでに運営しているWebサイトに販売フォームを設置できる
  • コストをかけずに商品を販売できる
  • ベーシック以上のプランを検討しており、試してみるのに合っている
  • オーストラリア・カナダ・アイルランド・ニュージーランド・アメリカの5ヶ国はLiteプランではなく、スタータープランでの利用となる
  • ベーシックプラン

    Shopifyベーシックプランは、月額25ドルで利用できます。Liteプランと異なり、Shopifyが提供しているテーマを利用してECサイトの構築や、Shopifyに整備されている基本機能を利用することが可能です。

    <ベーシックプランの特徴>

  • スタッフアカウントは2つなので、小規模ECサイト運営に適している
  • ECサイトを一から構築するのに適している
  • 配送料の計算機能が利用できないので大規模ECサイトには向いていない
  • スタンダードプラン

    Shopifyスタンダードプランは、月額79ドルで利用できます。ベーシックプランと異なり、スタンダードプランから利用できる機能が追加されます。

    <スタンダードプランで追加される機能>

  • プロフェッショナルレポート
  • 為替レートの設定
  • 多言語の設定が可能(2ヶ国語まで)
  • それぞれの国ごとにドメイン取得が可能
  • 発送地の登録が5ヶ所まで可能
  • スタンダードプランより追加される機能には、越境ECに必要な為替レートの設定や、多言語設定に加えて、国別にドメインを作成できる機能があります。登録アカウント数はベーシックプランの2つから5つに増えるため、複数の人数でECサイトを運営する方にも最適です。

    プレミアムプラン

    プレミアムプランは、月額299ドルで利用できます。スタンダードプランに比べて高額ですが、ベーシックプランに対して次の項目が追加されます。

    <プレミアムプランで追加される機能>

  • Shopifyに備わっているレポートをカスタマイズできる
  • 外部サービスの送料自動計算ができる
  • 為替レートを手動で設定できる
  • 多言語は5ヶ国語を標準設定できる
  • それぞれの国ごとにドメインの取得ができる
  • 発送地の登録を8ヶ所まで登録できる
  • 登録可能アカウント数が多いため、複数のスタッフでECサイトの管理運営が可能です。また、プレミアムプランからは外部サービスを利用した際の送料自動計算機能が追加されるため、送料計算がとても便利になります。

    Shopify Plusプラン

    Shopify Plusプランは、Shopify料金プランの最上位のコースであり、月額2,000ドルから利用できます。プレミアムまでのプランに比べて、Shopify Plusのみ利用できる追加機能は圧倒的に多くなります。Shopify Plusで使える機能は次の表のとおりです。

    Shopify Plusで使える機能
    概要
    組織管理画面の作成
    組織で管理している複数のストアを一元管理できるツールを提供
    Shopify Plus限定アプリの利用
    ・卸売チャネル ・Launchpad ・Scripts Editor ・Bulk Account Inviter ・Transporter
    チェックアウト画面のカスタマイズ
    checkout.liquidファイルをカスタマイズ
    APIの呼び出しや高速化
    カスタムアプリの統合を可能にする追加のAPIコールをサポート
    REST:ギフトカード、マルチパス、ユーザー
    GraphQL:公開・非公開
    Shopify Plusの専任サポート
    ローンチや操作方法のサポート
    スタッフアカウントは無制限に作成可能、それぞれ権限付与も可能
    登録したスタッフごとに閲覧可能なページを切り分けることが可能
    追加ストアの作成(9つまで)
    国際化、物理的なロケーションの分離、その他の関連目的のため※同一ブランドのみ利用可能
    ストアテーマを追加(最大100種類))
    公開済みのサイトの新しいテーマを試すことが可能
    Shopify POS Pro
    自動ディスカウントや交換対応や売上レポートに対応
    Avalara AvaTax(税務サービス)
    税金について、課税管轄地域の税率をリアルタイムで提供
    FacebookのShopify Plus専用コミュニティ
    Shopify Plusに加入者のみ参加できるコミュニティで戦略や経験を共有
    Shopify Plusアカデミー
    Shopify Plus参加者のみアクセス可能で、セルフトレーニングを受けられる
    Google Tag Managerの設定
    Shopify Plusのみ、Checkout.liquidにタグを書き込めるのでGA4で全データの取得が可能
    参照元:Shopify Plus(Shopifyヘルプセンター)

    Shopify(ショッピファイ)で発生する取引手数料の種類

    Shopify(ショッピファイ)で発生する手数料の種類は、月額費用だけではありません。ここでは、Shopifyで発生する手数料について解説していきます。

    【Shopifyで発生する手数料の種類】

    クレジットカード手数料

    Shopifyは、ECサイトを制作した後に決済システムをすぐ運用できるように、「Shopify ペイメント」というサービスを提供しています。

    Shopify ペイメント利用時のクレジットカードの手数料は、料金プランが上位プランであるほど安くできます。

    Lite
    ベーシック
    スタンダード
    プレミアム
    Plus
    国内カード
    3.4%
    3.4%
    3.3%
    3.25%
    3.15%
    海外カード
    3.9%
    3.9%
    3.85%
    3.8%
    3.75%
    JCBカード
    4.15%
    4.1%
    4.05%
    3.75%
    取引手数料
    2%
    2%
    1%
    0.5%
    0.15%

    参照元:Shopifyの料金プランShopify ペイメントにてジェーシービー(JCB)の対応決定!

    なお、Shopify ペイメントについて、後で詳しく解説します。

    取引手数料

    Shopifyでかかる手数料には、取引手数料があります。

    Shopify ペイメントを利用していると、Shopify ペイメントを経由した決済は取引手数料が無料となります。そのため、取引手数料を抑えるためには、Shopify ペイメントの利用がおすすめです。

    なお、Shopify ペイメントを利用せず、外部の決済サービスを利用する場合の取引手数料は次のとおりです。

    ベーシック
    2.0%
    スタンダード
    1.0%
    プレミアム
    0.5%

    振込(入金)手数料

    ECサイトを構築するプラットフォームでは、売上金額を自社の口座に振込する際、振込手数料もしくは入金手数料が発生することが一般的です。

    Shopifyの場合、振込(入金)手数料はほぼ無料で利用可能です。一部、後払い決済を利用している場合は、取引手数料と併せて振込手数料がかかるサービスもあります。

    両替手数料

    ECサイトで設定している通貨(日本だと日本円)とは異なる通貨で決済を受け取った場合、通貨を両替しなくてはなりません。通貨の両替には手数料が発生します。

    通貨の両替手数料とは、支払いを確定する際、通貨を両替するためにShopifyが請求する手数料のことです。両替手数料は、ストアがある国に基づいています。

    Shopifyでかかる両替手数料は次のとおりです。

    アメリカ
    1.5%
    他のすべての国・地域
    (Shopify ペイメント使用の場合)
    2.0%

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    Shopify(ショッピファイ)で利用可能な決済方法と手数料

    Shopify(ショッピファイ)は、利用可能な決済方法が豊富に取り揃えられています。

    ここからは、Shopifyで利用可能な以下の10種類の決済方法について、くわしく紹介していきましょう。

    Shopify ペイメント

    Shopify ペイメント
    画像引用元:Shopify ペイメント

    Shopify ペイメントは、Shopifyが提供している決済サービスです。

    Shopify ペイメントを経由した決済では、通常発生する取引手数料(0.5%〜2.0%)が無料で利用できます。取引ごとに発生する注文手数料もかかりません。決済対応しているカードの他に、Apple PayやGoogle Payも利用できることが特徴です。

    対応可能なカード
    Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、Apple Pay
    対応通貨
    日本円、ほか多くの通貨決済が可能
    振込手数料
    0%
    決済手数料
    下の表を参照
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    無料

    決済手数料は発生し、月額の料金プランにより変わります。

    ベーシック
    スタンダード
    プレミアム
    Plus
    国内発行のカード
    3.40%
    3.30%
    3.25%
    3.15%
    海外発行のカード・Amrican Express
    3.90%
    3.85%
    3.80%
    3.75%
    JCB
    4.15%
    4.10%
    4.05%
    3.75%

    Amazon Pay

    Amazon Pay
    画像引用元:Amazon Pay

    Amazon Payは、Amazonのアカウントを持っている人に便利な決済サービスです。Amazonアカウントを取得している人は、ログインすると住所や決済情報が自動で反映されます。Shopifyでは、無料で導入できることが重要なポイントです。

    なお、Amazon Payを使用できるのは日本に拠点のある法人のみとなり、amazon.co.jpに登録されているアカウントしか利用できないため注意が必要です。

    対応可能なカード
    Visa、Mastercard、American Express、JCB
    対応通貨
    日本円のみ
    振込手数料
    0%
    決済手数料
    ・デジタルコンテンツ:4.5%
    ・それ以外の商品:3.9%
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    有料
    (Shopifyのプランにより、0.5~2.0%)

    Google Pay

    Google Pay
    画像引用元:Google Pay

    Google Payは、Shopify ペイメントを利用する際、Google Payのアイコンをチェックするだけで設定できます。Googleのアカウントを取得しており、Google Payの設定をしているユーザーには利便性のある決済サービスです。

    対応可能なカード
    Visa、Mastercard、American Express、JCB
    対応通貨
    Shopify ペイメントと同様
    振込手数料
    Shopify ペイメントと同様
    決済手数料
    Shopify ペイメントと同様
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    無料

    Google Payは、Shopify ペイメントの導入と併せて利用できる決済方法です。Googleのアカウントを取得しており、決済方法にGoogle Payを設定しているユーザーには利用しやすいメリットがあります。

    この後紹介するApple Payと異なり、日本発行のVisaカードも対応している点が特徴です。

    shopfiyバナー

    Apple Pay

    Apple Pay
    画像引用元:Apple Pay

    Apple Payは、Shopify ペイメントを利用する際、Apple Payのアイコンをチェックするだけで設定できます

    iOSやMacOSでSafariのブラウザを使用していると表示される決済機能です。

    対応可能なカード
    Mastercard、American Express、JCB
    (日本発行のVisaは使用不可)
    対応通貨
    Shopify ペイメントと同様
    振込手数料
    Shopify ペイメントと同様
    決済手数料
    Shopify ペイメントと同様
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    無料

    Apple Payは、Shopify ペイメントの導入と併せて利用できる決済方法です。

    iPhoneやiPad、パソコンのMacではApple Payを設定している方も多く決済がスムーズに進むので、チェックを入れておくことをおすすめします

    Shop Pay

    Shop Pay
    画像引用元:Shop Pay

    Shop Payは、Shopifyが提供している決済サービスです。Shopify ペイメントと紐づけて使用すると便利なサービスです。

    Shopifyでメールアドレスと携帯電話番号を登録しておくと、2回目以降に商品を購入する際、メールとSMSメッセージで届く6桁のShop Payコードが届きます。Shop Payコードを入力するだけで、配送先や決済情報が自動反映されるため、簡単に支払いができます。

    対応可能なカード
    Visa、Mastercard、American Express、JCB
    対応通貨
    日本円のみ
    振込手数料
    Shopify ペイメントと同様
    決済手数料
    Shopify ペイメントと同様
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    無料

    PayPal(ペイパル)

    PayPal
    画像引用元:PayPal

    PayPal(ペイパル)は、ユーザーとECサイトの間で、クレジットカード等の決済情報を共有せずに決済できるサービスです。日本国内よりも、海外ユーザーの利用率が高いことが特徴です。そのため、越境ECを利用するには不可欠の決済サービスといえるでしょう。Shopifyでサイトを構築し開設すると、すでに使用できる状態になっています。

    対応可能なカード
    Visa、Mastercard、American Express、JCB、銀聯など
    (PayPalが対応しているカード)
    対応通貨
    22種類
    (日本のアカウントの場合)
    振込手数料
    ・0円(出金額5万円以上の場合)
    ・1件250円(出金額5万円未満の場合)
    決済手数料
    3.6%+40円
    (国内の標準レート:月額取引量で変動)
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    無料

    PayPalの決済手数料は、3.6%の他に、1件40円のトランザクション費用が発生することが他の決済方法と異なる点です。決済手数料は月額の取引する金額により変動します。

    KOMOJU

    KOMOJU
    画像引用元:KOMOJU

    KOMOJUは、クレジットカード決済以外の決済方法にも対応している決済代行サービスです。

    日本のみならず、韓国や中国、APACやヨーロッパといった各国でも利用できる決済方法です。コンビニ決済やQRコード決済など、多様な決済方法があります。

    対応可能なカード
    JCB、Visa、Mastercard、American Express、Diners
    対応通貨
    日本円
    振込手数料
    216円(3万未満で日本国内に振込の場合)
    ※海外送金の場合は2,500円
    決済手数料
    3.25%
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    有料
    (Shopifyのプランにより、0.5~2.0%)

    対応可能な決済手段は、対応している日本・韓国・中国・APAC(アジア太平洋)・ヨーロッパでそれぞれ異なります。

    クレジットカード払い以外の決済方法は次のとおりです。

    日本
    ・スマホ決済:PayPay、メルペイ、LINE Pay
    ・キャリア決済:NTT docomo、au、SoftBank
    ・プリペイド決済:NET CASH、BitCash、WebMoney
    ・コンビニ決済:LAWSON、セブンイレブンなど
    ・銀行振込
    ・Pay-Easy
    ・Paidy(ペイディ)
    韓国
    ・デジタルウォレット:Toss、PAYCO
    ・商品券:Culture Vaucher、Happy Money
    ・キャリア決済
    中国
    ・AliPay(アリペイ)
    APAC
    ・DOKU:インドネシアの電子マネー決済
    ・OVO:インドネシアの電子マネー決済
    ・eNETS:シンガポールの銀行振込決済
    ・GrabPay:シンガポールの電子マネー決済
    ・Dragonpay:フィリピンの銀行振込決済
    ・FPX:マレーシアの銀行振込決済
    ヨーロッパ
    ・iDeal:オランダ
    ・Bancontact:ベルギー
    ・GiroPay:ドイツ
    ・BLIK:ポーランド
    ・Przelewy24:ポーランド
    ・Multibanco:ポルトガル
    ・Paysafecard:ヨーロッパの多くで利用できる現金決済
    ・EPS:オーストリア
    ・MyBank:イタリア
    ・Sofort:ヨーロッパのほとんどの国で利用可能

    参照元:KOMOJU決済サービス

    振込手数料や外部サービス取引手数料が発生する点が他の決済サービスと異なる点です。

    とはいえ、韓国・中国・APAC・ヨーロッパの決済方法を網羅しており、日本でもスマホ決済やQR決済にも対応しているため、越境ECや海外ユーザーから商品を購入してもらいたい場合には、検討すべきサービスの一つでしょう。

    後払い決済

    Shopifyには、後払い決済に対応した決済サービスも導入できます。
    Shopifyで主に導入されている後払いの決済システムには、「Paidy」「NP後払い」「atone」の3つがあります。

    後払いサービスはクレジットカードを持たずに商品を購入できるため、普段なかなかECサイトで商品を購入しないユーザーにもリーチできる特徴があります。

    ただし、月額費用が発生したり、外部サービス取引手数料が発生したり、振込手数料が発生するサービスもあります。導入するメリットがあるのかを考えて取り入れましょう。

    Paidy

    Paidy
    画像引用元:Paidy

    Paidyは、スマートフォンがあれば決済できる後払いサービスです。
    クレジットカードを持っていない方でも、商品を購入することが可能です。

    商品を購入した方の支払いが滞っても、Paidyが売上金額を保証してくれるので安心して導入できます。

    振込手数料や外部サービス取引手数料の詳細は、Paidyに問い合わせが必要です。

    対応サービス
    コンビニ支払い・銀行振込
    対応通貨
    日本円
    振込手数料
    ※個別問い合わせ
    決済手数料
    ※個別問い合わせ
    初期導入費用
    無料
    外部サービス取引手数料
    ※個別問い合わせ

    NP後払い

    NP後払い
    画像引用元:NP後払い

    NP後払いは、株式会社ネットプロテクションズが運営している後払いサービスです。
    Paidyと同様にクレジットカードの登録をしなくても商品を購入できることが魅力です。

    後払いの方法は、コンビニや銀行をはじめ、郵便局やLINE Payにも対応しています。精度の高い与信管理システムを提供しており、業界シェアも高い水準を誇っています。

    対応サービス
    コンビニ払い・銀行振込・郵便局・LINE Payなど
    対応通貨
    日本円
    振込手数料
    ※要問い合わせ
    決済手数料
    ・無料(コンビニ・LINE Pay・ドラッグストアで支払い)
    ・有料(銀行・郵便局で振込)
    初期導入費用
    下の表を参照
    外部サービス取引手数料
    有料(0.5~2%)

    【初期導入費用】

    サービス料金
    月額固定費
    Aプラン
    5.0%
    0円
    Bプラン
    4.5%
    5,000円
    Cプラン
    3.6%
    20,000円
    Dプラン
    2.9%
    48,000円
    その他プラン
    応相談
    応相談

    ※金額はすべて税別

    【請求書発行・郵便料金】

    紙(封書)
    225円/1取引
    電子バーコード請求書の発行
    170円/1取引
    「NP後払いwiz」オプションの利用
    上記に加え、120円/1取引

    費用を抑えて始めるのであれば、Aプランで初期費用や月額費用は無料で、決済手数料を5%支払うコースがお得です。月商100万円を超えるようであればBプラン以上がおすすめです。

    atone

    atone
    画像引用元:atone

    atoneは、ポイント制度を有する唯一の後払い決済です。ポイントで次回のお買い物での値引きができるため、継続的な利用に期待できる決済サービスです。 また、atoneの特徴は業界内でも最低水準の決済手数料で、次のとおりです。

    スタンダード
    プレミアム
    決済手数料
    3.5%(非課税)
    2.5%(非課税)
    トランザクション費
    0円
    0円
    月額固定費
    0円
    48,000円(税別)

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    Shopify(ショッピファイ)の売上入金サイクル

    Shopify(ショッピファイ)は、他のEC構築プラットフォームと異なり、売上入金のサイクルが早いことも特徴の一つです。ただし、入金サイクルは決済サービスにより異なります。

    ここでは、次の主な4つの決済サービスの入金サイクルを紹介します。

    • Shopify ペイメント

    • Amazon Pay

    • PayPal

    • KOMOJU

    Shopify ペイメント

    Shopify ペイメントで上がった売上は、入金の手続きを行うことなく、翌週の金曜日に振込(入金)されます。日曜日に購入された売上は最短で5日後、月曜日に購入された売上は最長で11日後に入金されるのです。

    売上が計上されてから最短5日で入金してもらえるのは、非常に助かるサービスといえるでしょう。

    Amazon Pay

    Amazon Payの売上入金サイクルは、初期設定だと14日で設定されています。売上が計上されてから2週間後には銀行口座に振込してもらえます。

    Amazon Payのうれしいポイントは、ストアを開設して初回の設定は14日で設定されますが、14日間を過ぎると入金サイクルを自由に変更できる点です。最短で翌日(1日)に設定することも可能です。

    振込手数料はかからず0円なので、Amazon Payは非常に良い決済サービスといえるでしょう。

    PayPal

    PayPalの売上入金サイクルは、売上が計上された後、好きなタイミングで入金申請可能なうえ、最短3日後には入金完了できます。PayPalを導入することで銀行振込の決済にも対応可能です。

    PayPalで銀行振込をした場合、ユーザーが支払いを完了した後、当日のうちにPayPalアカウントに振込されます。この後に紹介する、後払いサービスに対応しているKOMOJUよりも早いタイミングで売上の入金を確認できることは嬉しいポイントです。

    KOMOJU

    事前支払いと後払いの両方に対応しているKOMOJUでは、計上された売上の入金サイクルは2種類あり、ユーザー側に選択が委ねられています。

    • 入金サイクルを月単位で設定:月末〆で、翌月末に入金

    • 入金サイクルを週単位で設定:今週の売上は翌週の金曜日に入金

    入金サイクルを週単位で選択すると、Shopify ペイメントと同様に最短で5日後には売上が入金になります。ただ、KOMOJUはShopify ペイメントとは異なり、振込手数料は220〜410円必要になります。振込手数料の負担を考えて、入金サイクルを決めなくてはなりません。

    他のECカートとの比較

    Shopifyの他にも、ECサイトを構築するプラットフォームは複数あります。

    注目を集めているECサイトのプラットフォームでは「BASE」と「STORES」が挙げられます。こちらの2つのサイトと比較してみましょう。

    入金サイクル
    振込手数料
    Shopify
    5日~11日
    0円
    BASE
    申請から10営業日
    250円
    (2万円未満は750円)
    STORES
    月末締め翌月末払い
    275円
    (1万円未満は550円)

    Shopifyは、他のECサイトを構築するプラットフォームに比べると、振込手数料が不要で入金サイクルも早いことがわかります。決済サービスの対応の多さや振込手数料がかからないこと、Shopify ペイメントで複数の決済システムを一括で導入できることなどから、メリットが多いことがわかるでしょう。

    Shopify(ショッピファイ)の決済手数料や利用料の消費税

    Shopifyは海外事業者なので、日本国内では消費税はかかりません。

    Shopifyの諸手数料は、クレジットカード手数料の扱いになるため非課税になります。

    よって月額の利用料に日本国内で通常発生する消費税やShopify のクレジットカード等決済手数料を含む手数料にも、10%の消費税は課税されません。

    まとめ

    Shopify(ショッピファイ)で発生する手数料は、他のECプラットフォームに比べても安価なので、運営にかかる経費を抑えることができます。

    Shopify ペイメントを導入すると、Apple PayやGoogle Pay、メールアドレスと電話番号だけで決済できるShop Payといった、利用者数が多く利便性の高い決済サービスを同時に利用できます。

    海外に向けて越境ECを展開していくのであれば、世界各国で対応している決済サービスの導入は必須といえるでしょう。ECサイトを新しく構築するのであれば、決済サービスが充実しており、手数料も抑えて導入のできるShopifyを検討してみてください。

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    参考サイト

  • Shopify ペイメント
  • Amazon Pay
  • Google Pay
  • Apple Pay
  • Shop Pay
  • PayPal(ペイパル)
  • KOMOJU
  • Paidy
  • NP後払い
  • atone
  • 資料ダウンロード

    この記事の監修・著者情報

    • マイナビD2C 佐藤

      約10年ほどメンズ・キッズのアパレルSPA~小売の販売~MD及びバイイングを従事。その後、フリーランスでWebマーケティング、EC運営、メディア運営や事業企画を経験した後、BtoBマーケティング支援企業に入社。クライアントのEC、サービスのSNSやSEOなどを提案し運用改善する。2022年11月より現職。

    • マイナビD2C 橋元

      2007年マイナビ入社。マイナビウーマンで副編集長を経験し、2018年よりkurassoのメディアに携わる。2019年よりkurassoでECサイトを立上げ、1年目で1.5億の売上を出すECサイトに成長させた。現在はkurassoの事業責任者を務めている。

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