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【2024年最新】楽天市場の出店方法は?売上アップのコツからメリット・デメリットまで解説
日本国内のECサイトの中では、AmazonやYahoo!ショッピングに並ぶ規模を誇る「楽天市場」。
これから物販ビジネスを始めようとしている人は、楽天市場への出店も候補に入れていることでしょう。
楽天市場は主に次のようなメリット・デメリットがあります。
今回は、楽天市場の特徴やメリット・デメリット、出店方法、売上アップの方法まで詳しく解説します。
【他のECサイトとの比較表】
・キャンペーン原資負担:1.5%
・アフィリエイトパートナー報酬原資:1.0~50.0%
・アフィリエイト手数料:30.0%
・ポイント原資:1.0%
・ECコンサルタント
※すべて税込み
※1 スタンダードプランの場合
※2 大口出品の場合
この記事を参考に、ご自身にとって楽天市場での出店が最も良い選択肢になるのか、たしかめてみてくださいね。
- 更新:
- 2024年05月16日
COLUMN INDEX
- 楽天市場とは?
- 楽天市場の料金プラン
- 他のECサイトと料金・サービスを比較!
- 楽天市場への出店で必要なもの
- 楽天市場で出店するまでの流れ
- 出店申し込みを行う
- 開店準備を行い、開店前検査を受ける
- 運営をスタートさせる
- 楽天市場で売上アップするためのポイント
- 入口商品を用意する
- ユーザビリティを向上させる
- SEO対策を行う
- RMSを最大限活用して分析する
- 楽天市場の5つのメリット
- 集客力が圧倒的に高い
- リアル店舗のように運営できる
- イベントやキャンペーンが頻繁に開催されている
- 「楽天大学」でマーケティングを学べる
- 越境ECができる
- 楽天市場の3つのデメリット
- ライバルが多い
- 出店にかかる費用が高め
- 出店審査が厳しい傾向にある
- 楽天市場についてのよくある質問
- 楽天市場への出店はおすすめできる?
- 楽天市場は他社と比べてどんなところが良い?
- 楽天市場の利用料金は?
- 楽天市場への出店はかんたん?
- 楽天市場で売上アップするにはどうする?
- まとめ
- 参考サイト
楽天市場とは?
楽天市場とは、世界30ヶ国・地域にグローバル展開を果たしている楽天グループ株式会社が運営するECサイトです。
楽天会員ID数は1億3,000万を突破するなど、特に日本国内では高い知名度を誇るECサイトであり、圧倒的な集客力を見込めることが特徴です。
ネットショップならではの販売ノウハウを学べるサポート制度が充実しているので、EC初心者の方や、まだあまり知られていないショップを運営している方でも売上を伸ばせるECサイトといえるでしょう。
楽天市場の料金プラン
次に、楽天市場の料金プランをご紹介します。
<楽天市場の料金プラン>
すでに楽天市場に登録していて、手数料の問題などで思うように売上を伸ばせていない場合は、選択しているプランが自社の特徴に合っていないかもしれません。
それぞれの出店料やおすすめできる人の特徴を解説するので、これから楽天市場に登録する方も、すでに楽天市場を利用している方もぜひプランの詳細をチェックしてくださいね。
がんばれ!プラン
月額出店料が割安で、これからネットショップの運営を始める方に適しています。
【がんばれ!プランの概要表】
※すべて税込み
出店料が安いため気軽にネットショップを運営できますが、登録可能商品数や画像容量が少ないことに加え、システム利用料はその他のプランに比べて割高です。
スタンダードプラン
スタンダードプランは、ランニングコストが割安なプランで、多くの方が契約しています。
【スタンダードプランの概要表】
※すべて税込み
月額出店料はがんばれ!プランの2倍以上ですが、システム利用料が割安になるため、一定の売上を見込める場合はスタンダードプランを選ぶと良いでしょう。
メガショッププラン
登録可能商品数や画像容量が無制限で、20,000商品を超える在庫を保有したい場合に契約するプランです。
【メガショッププランの概要表】
※すべて税込み
システム利用料や支払い方法はスタンダードプランと変わらないものの、月額出店料が2倍になるため、大規模なショップでなければスタンダードプランを選ぶと良いでしょう。
なお楽天市場は基本的な費用に加えて、その他で必要になる費用があります。
【楽天ポイント】
ポイント原資(通常1.0%)の負担が必要
【モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料】
0.1%(税別)
【楽天スーパーアフィリエイト】
パートナーサイトに掲載のリンクを経由して売上が発生した場合に必要
【R-Messe利用料】
メガプラン・スタンダードプラン…月額5,500円(税込)
その他…月額3,300円(税込)
- ※現在無料期間中(終了時期未定)
【楽天ペイ(楽天市場決済)】
利用額に応じて変化
〜100万円
〜200万円
〜300万円
〜500万円
〜1,000万円
〜3,000万円
〜1億円
〜5億円
5億円〜
【R-SNS(アール・エス・エヌ・エス)利用料】
3,300円(税込)
【R-Mail(メールマガジン配信)】
1通あたり1.1円(税込)
他のECサイトと料金・サービスを比較!
楽天市場と競合する5つのECサイトを例に挙げて、料金・サービスを比較します。
【他のECサイトとの比較表】
・キャンペーン原資負担:1.5%
・アフィリエイトパートナー報酬原資:1.0~50.0%
・アフィリエイト手数料:30.0%
・ポイント原資:1.0%
・ECコンサルタント
※すべて税込み
※1 スタンダードプランの場合
※2 大口出品の場合
楽天市場の料金は、他のサイトと比べて固定費が高いという特徴がありますが、ECコンサルタントによるサポートを受けられるなど各種サービスが充実しています。
また、変動費(システム利用料)は他サイトと比べて割安に設定されているため、販売数が多いネットショップほど有利になることが特徴的です。
楽天市場への出店で必要なもの
楽天市場に出店する場合は、「個人事業者としての開業届」もしくは「法人登記」が必須となるため、これを済ませたうえで資料を請求し、出店を申請することになります。
上記の届出が完了していれば、実店舗を持っていなくてもネットショップを開けるほか、出店前から担当コンサルタントによるサポートを受けることが可能です。
その後に行う出店以来の際、楽天市場への提出が必要なものをリストアップします。
<楽天市場への出店で必要なもの>
- パソコン
- カメラ(スマートフォンも可)
- インターネットに接続する環境
- 古物商、医薬品、酒類販売など販売に必要な許可
- 登記簿謄本
- 住民票、印鑑証明書(個人事業者の場合のみ)
また、審査の過程において楽天市場から追加の書類提出が求められる場合もあるため、必要に応じて用意しましょう。
楽天市場で出店するまでの流れ
楽天市場で出店するまでの流れは、大きく3つのステップにわかれます。
<楽天市場で出店するまでの流れ>
出店申し込みを行う
「出店申込」ボタンをクリックして手続きを始めます。
①公式サイトから申し込みを行う
楽天市場の公式サイトにアクセスして、「出店申込」ボタンから申し込みを行います。
申し込みから数日程度で資料が届くので、内容を確認して次のステップに進みましょう。
②必要書類をそろえて郵送する
以下の必要書類をそろえて、申込書とあわせて楽天市場に郵送します。
<出店申し込みで必要な書類>
- 古物商、医薬品、酒類販売など販売に必要な許可
- 登記簿謄本
- 住民票、印鑑証明書(個人事業者の場合のみ)
- その他、楽天が必要と判断した書類
③審査結果を待つ
申し込みが完了したら、楽天市場側で出店に向けた審査が行われるため、そのまましばらく待ちましょう。
この間にかかる時間は、目安として2週間~1ヶ月程度です。
なお、「新規出店窓口」担当のコンサルタントに、出店に関する不安・疑問点などについて無料で相談できるので、困ったときは一度問い合わせてみると良いでしょう。
開店準備を行い、開店前検査を受ける
楽天市場の審査に通過し、出店が認められた場合は開店準備を行います。
①RMSアカウントを作成する
出店審査に通過すると、楽天市場の店舗運営システム「RMSアカウント」を作成できるようになるので、必要事項を入力してRMSアカウントを有効化させましょう。
②ショップを作成する
楽天市場に掲載するショップは、RMSアカウントを通じて作成します。
販売する商品を登録したり、決済・配送などの条件を設定したりして開店準備を進めましょう。
また、ショップ作成でわからないことがある場合は、「店舗オープンアドバイザー」によるサポートを受けられます。
③開店前審査を受ける
ショップの作成が完了したら、楽天が行う開店前審査を受けて開店の許可が出るまで待ちます。
開店前検査でチェックされる主な項目は以下のとおりです。
<開店前検査で確認されるポイント>
- 登録した商品の内容
- 看板画像の内容
- 配送に関する設定
- 決済に使用する口座番号の登録情報
この間にかかる期間の目安は、2週間~1ヶ月程度と考えましょう。
運営をスタートさせる
開店前検査に合格したら、いよいよECサイトの運営をスタートさせます。
①販売する商品の登録・確認を行う
販売する商品の画像や説明文、料金などの登録を行い、最終的な確認が完了したらサイトを公開して集客しましょう。
このとき、売れる商品や適正価格などのアドバイスは「ECコンサルタント」から受けられます。
②受注を確認して商品を発送する
商品の注文を確認したら、ピックアップして指定された宛先まで発送します。
③新しい商品の登録や顧客対応を行う
新商品を登録したり、顧客からの質問に対応したりといったサービスを行います。
返品や交換、クレームなどへの対応も、自社スタッフが行うことが原則です。
楽天市場で売上アップするためのポイント
楽天市場で売上アップを実現させるためには、以下のポイントを意識しましょう。
<楽天市場で売上アップするためのポイント>
入口商品を用意する
入口商品とは、自社について知ってもらうために用意する看板商品のようなもので、低価格・送料無料といった顧客が買いやすい条件が用意された商品のことです。
特に自社オリジナル商品を取り扱っている場合、実際に商品を使ってもらったうえで良さを認識してもらえなければ、リピート注文を見込むことができません。
「お試し」や「有料サンプル」といった戦略を取って入口商品を用意するECサイトも多く、入口商品とあわせてその他の商品を購入してもらうチャンスをうかがいます。
状況に応じて採算度外視の商品を用意したり、広告費をかけて特定の商品を宣伝したりすることで、自社ECサイトの存在をユーザーに知ってもらえることがメリットです。
ユーザビリティを向上させる
ユーザビリティとは「使いやすさ」を表す言葉で、ECサイトにおいては画面の見やすさ・欲しい商品へのたどり着きやすさ・購入画面への進みやすさなどを示すことが一般的です。
ユーザビリティを向上させることにより、商品の確認から訴求、販売までの流れをスムーズにできるため、顧客が購入を迷った末に他サイトへ流れてしまうといったリスクを抑えられます。
特に楽天市場では、「楽天GOLD」を使って自由度の高いECサイトを作成できますが、デザインに凝りすぎるとユーザビリティが下がりかねません。
個性を際立たせるためには、おしゃれさや斬新さを重視することも大切ですが、ユーザー目線に立った使いやすいECサイトに仕上げることを心がけましょう。
SEO対策を行う
SEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索結果で自社サイトを上位に表示させるための対策で、ECサイトの売上をアップさせるためには欠かせない戦略のひとつです。
たとえば「ゴルフ用品」で検索した場合、ほとんどの人が検索結果の1ページ目に表示されたECサイトをクリックするため、表示順が低いゴルフ用品店には顧客を獲得するチャンスがありません。
商品に関連するキーワードを多用した記事を掲載したホームページやブログを用意して、そこから楽天市場の販売ページに誘導すると良いでしょう。
また、楽天市場内でキーワード検索が行われた場合に、他店よりも目立つように対策することもSEO対策のひとつであり、その他のSEO対策として有効な方法には以下のようなものがあります。
<ECサイト内で有効なSEO対策>
- 商品に関する主だったキーワードをタイトルにつける
- 競合の少ないキーワードや共起語を混ぜる
- トップ画像にはできるだけ鮮明な写真を使う
- 顧客からの評価を高くする
ユーザーが特に注目するのは「タイトル」「画像」「評価」の3点なので、どのような商品を取り扱っているのかを明確に表示したうえで、自社を優先して選んでもらえるように評価を高めましょう。
RMSを最大限活用して分析する
RMS(店舗運営システム、Rakuten Merchant Server)とは、円滑な店舗運営やユーザーとの接点づくりに不可欠な機能を備えたシステムです。
さまざまな機能を利用できるほか、操作方法は年中無休のコールセンターがサポートしてくれるため、ECサイトの運営に慣れていない方でもRMSを有効に活用し、自社について分析できます。
<RMSでできること>
- 店舗構築
- 受注管理
- メール配信
- データ分析
- 画像登録管理機能
- 動画登録管理機能
- CSVデータダウンロードサービス
- RMS商品一括登録サービス
特に重要なのはデータ分析(R-Karte)で、この機能を活用することで売上アップに向けた全面的なバックアップが叶います。
データ分析画面では、アクセス数をはじめ転換率や客単価などを閲覧できるため、自社の課題を明確化することが可能です。/em>
データ分析によって得た情報を活かし、販売戦略や販売する商品そのものを微調整することで、さらなる売上アップが見込めるでしょう。
楽天市場の5つのメリット
楽天市場を利用してネットショップを展開するメリットは、主に以下の5点です。
<楽天市場の主なメリット>
集客力が圧倒的に高い
楽天市場を利用するメリットは高い集客力にあり、たとえ無名なブランドだったとしても楽天市場ユーザーの目に留まるチャンスがあります。
以下のようにあらゆるジャンルにおいて高いシェア率を誇るため、業種を問わず利用できます。
【楽天市場のシェア率】
また、以下のポイントも楽天市場の集客力を高める要素です。
<楽天市場の集客力を高める要素>
- 楽天スーパーポイントが貯まる・使える
- サイト内のジャンル分けが細かく使いやすい
- 対応している支払い方法が多い
ECサイトそのものが持つブランド力を借りたいと考えている方は、楽天市場に出店すると良いでしょう。
リアル店舗のように運営できる
無料の「楽天GOLD」に申し込むと、自由にHTMLなどを編集できるフリースペースを利用できるようになり、リアル店舗のようにオリジナリティあふれるサイトを運営できます。
テンプレートの利用を強いられることが多いECサイトですが、楽天市場なら店舗ページを自由にデザインできるため、自社商品のブランディング強化にも役立つでしょう。
また、個性的な販売ページを設けることで商品の魅力を余すことなく表現できるため、新規顧客の獲得にも役立ちます。
イベントやキャンペーンが頻繁に開催されている
楽天市場では、以下のようなイベントやキャンペーンを頻繁に開催しています。
<楽天市場が開催している主なイベント・キャンペーン>
- 楽天スーパーSALE
- 楽天お買い物マラソン
- 楽天ブラックフライデー
- 楽天大感謝祭
- ワンダフルデー
- 楽天カードでポイント最大7倍
特に「楽天スーパーSALE」や「楽天お買い物マラソン」は一大イベントとして知られており、TVCMが放映されているほか、SNS上でも話題になることが多く、自社商品をアピールする絶好のチャンスです。
「楽天大学」でマーケティングを学べる
楽天市場では、ネットショップ成功のための販売ノウハウを基礎から応用まで学べる「楽天大学」を用意しており、申し込むことで以下のような講座に参加できます。
<楽天大学で参加できる講座の例>
- 「月収100万円突破のコツ」
- 「販売件数が3倍にアップ!商品ページ改善事例」
- 「iPhoneで撮る写真撮影講座」
これらの講座を動画で視聴できるeラーニング講座「RUx」を無料で利用できるほか、同じ目標を持つ仲間と一緒に勉強できる教室で直接学ぶことも可能です。
本来ならば、実際に店舗を運営して成功・失敗を繰り返しながら得る貴重な経験則を、成功している先輩や楽天市場の講師陣によるレクチャーで先取り学習できます。
越境ECができる
楽天市場なら越境ECが実現可能です。
たとえば「楽天グローバルエクスプレス」は、海外のユーザーが日本のECサイトで購入した商品をまとめて配送できるサービスで、これを使うことで海外の顧客を獲得しやすくなります。
楽天市場の3つのデメリット
続いて、楽天市場を利用して出店する場合のデメリットを3つご紹介します。
<楽天市場の3つのデメリット>
ライバルが多い
楽天市場の出店店舗数は、2022年時点で56,826店舗となっており、競争するライバルが多いことがデメリットです。
特に大量生産されている商品の場合、まったく同じものを他社でも取り扱っている可能性が高く、多くの出品数の中からユーザーに自社を選んでもらうためには、大幅な値引き戦略などが必要です。
多くの出店者から購入するお店を選べることは、楽天市場のユーザーにとっては魅力的ですが、出店する立場としては歓迎できるものではありません。
ただし、Yahoo!ショッピングに登録している店舗数は楽天市場の20倍以上の約120万店舗ですから、Yahoo!ショッピングと比べるとライバルの数は大幅に減ります。
出店にかかる費用が高め
『他のECサイトと料金・サービスを比較!』でもご紹介しましたが、楽天市場は出店にかかる費用が高めに設定されており、一般的なスタンダードプランを選んだ場合でも、他社の月額料金と比べて約10倍の支出が必要になります。
【出店にかかる費用の比較表】
※すべて税込み
※1 スタンダードプランの場合
※2 大口出品の場合
一方で、売上に応じて発生する手数料は割安に設定されていることが楽天市場の特徴です。
【システム利用料の比較表】
・キャンペーン原資負担:1.5%
・アフィリエイトパートナー報酬原資:1.0~50.0%
・アフィリエイト手数料:30.0%
・ポイント原資:1.0%
※すべて税込み
※1 スタンダードプランの場合
※2 大口出品の場合
たとえば100万円の売上があった場合、楽天市場の手数料は20,000~45,000円ですが、au PAY マーケットでは2倍の45,000~90,000円の支払いが必要です。
Yahoo!ショッピングのようにキャンペーン原資を負担する必要がないことや、手数料のシステムがわかりやすいことは、楽天市場ならではの魅力といえるでしょう。
出店審査が厳しい傾向にある
楽天市場では、他社ECサイトと比較するとやや厳しい出店検査を行っており、以下のようなケースは出店を認められないおそれがあります。
<楽天市場の出店審査で審査落ちしやすい出店者の特徴>
- 個人の副業目的で出店している
- 楽天市場で禁止している商材を取り扱っている
- 店舗規模や知名度が小さい・低い
- 審査時の情報入力に不備がある
楽天市場に出店する際は開業届の提出が必須となるため、副業目的でネットビジネスを始める場合は楽天市場に出店できません。
また、店舗規模や知名度が一定の域に届かないと判断された場合も出店が却下されるため、この原因が考えられるときは、他社ECサイトで実績を重ねてから楽天市場に再チャレンジすると良いでしょう。
なお、楽天市場で禁止されている主な商材は次のとおりです。
【楽天市場への出店が禁止されている商材】
上記商品の取扱いを申請した場合、高い確率で出店が却下されるため注意しましょう。
楽天市場についてのよくある質問
最後に、楽天市場についてのよくある質問5つにお答えします。
<楽天市場についてのよくある質問>
楽天市場への出店はおすすめできる?
楽天市場への出店は、以下の理由によりおすすめできます。
<楽天市場への出店をおすすめする理由>
また、以下でご紹介するように、楽天市場はあらゆるジャンルにおいて高いシェア率を誇ります。
【楽天市場のシェア率】
さらに、イベントやキャンペーンが頻繁に開催されていること、楽天大学を利用してマーケティングを学べることなど、他社にはない独自のサービスの利用も可能です。
詳しくは『楽天市場の5つのメリット』でご紹介しているので、シェア率やイベント・キャンペーンの内容、楽天大学の詳細などについて確認しておきましょう。
楽天市場は他社と比べてどんなところが良い?
楽天市場と、大手他社ECサイトの比較表を確認してみましょう。
【他のECサイトとの比較表】
・キャンペーン原資負担:1.5%
・アフィリエイトパートナー報酬原資:1.0~50.0%
・アフィリエイト手数料:30.0%
・ポイント原資:1.0%
・ECコンサルタント
※すべて税込み
※1 スタンダードプランの場合
※2 大口出品の場合
特徴的なのはシステム利用料の安さであり、登録した商品が多く売れれば売れるほど他社ECサイトよりもお得です。
また、店舗運営システムの「RMS」が使いやすいこと、資料請求時から開業後まで徹底したサポートを行うECコンサルタントが在籍していることも楽天市場の魅力です。
詳細は『他のECサイトと料金・サービスを比較!』からご覧ください。
楽天市場の利用料金は?
楽天市場の利用料金は、契約するプランに応じて以下のように異なります。
【楽天市場の利用料金】
※すべて税込み
上記3つのプランは、それぞれ以下のような利用目的をお持ちの方におすすめです。
<ECサイトの規模別に見たおすすめプラン>
詳しくは『楽天市場の料金プラン』で解説していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
楽天市場への出店はかんたん?
楽天市場に出店する際、その他のECサイトと比べると少々厳しく審査されることに注意が必要です。
そのため、以下のような特徴を持つ出店者は楽天市場への出店審査に通過できない可能性があります。
<楽天市場の出店審査で審査落ちしやすい出店者の特徴>
- 個人の副業目的で出店している
- 楽天市場で禁止している商材を取り扱っている
- 店舗規模や知名度が小さい・低い
- 審査時の情報入力に不備がある
また、楽天市場で禁止されている主な商材は次のとおりです。
【楽天市場への出店が禁止されている商材】
詳しくは『出店審査が厳しい傾向にある』からご確認ください。
楽天市場で売上アップするにはどうする?
楽天市場で売上アップするためのポイントは次のとおりです。
<楽天市場で売上アップするためのポイント>
楽天市場には「楽天GOLD」というシステムがあり、こちらを活用することでオリジナリティあふれるECサイトを作成できます。
詳しくは『楽天市場で売上アップするためのポイント』で解説しているので、こちらの項目もご参照ください。
まとめ
楽天市場は、総ID数1億3,000万を突破する楽天グループ株式会社が運営するECサイトで、主に以下のようなメリットがあります。
<楽天市場の主なメリット>
また、楽天市場の利用料金は以下のとおりです。
【楽天市場の利用料金】
※すべて税込み
他社ECサイトと比べると、月額出店料や初回出店料が高額に設定されていますが、その代わりにシステム利用料が安く、多くの商品を販売する出店者ほど有利でお得になっています。
ただし、楽天市場に出店する際は以下のデメリットがあることに注意しましょう。
<楽天市場の3つのデメリット>
特に、出店審査はYahoo!ショッピングをはじめとするその他のECサイトよりも厳しいとされているため、楽天市場の利用規約を確認したうえで出店の申請を行いましょう。
楽天市場に出店するまでの流れは次のとおりです。
<楽天市場で出店するまでの流れ>
この記事では、楽天市場のメリット・注意点、そして楽天市場に出店するまでの流れについて詳しく解説してきました。
自社と楽天市場の相性が良いかどうかを考慮したうえで、楽天市場への出店をご検討ください。
参考サイト
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