ECサイト構築
【2024年】Shopifyのプラグインとは?アプリを選ぶポイントや種類、導入方法
Shopify(ショッピファイ)にプラグインを追加して、運営中のECサイトをより便利で魅力的なものにしたいとお考えの方も多いでしょう。
Shopifyにプラグインを追加する際は、アプリをインストールして行います。ShopifyにはECサイト運営に必要な機能が標準装備されているので、商品やブランドの特性に合わせて、強化・カスタマイズしたい箇所に合ったアプリを選ぶようにしましょう。
おすすめプラグイン3選
今回はShopifyにプラグインを追加するにあたって、アプリの選び方や導入方法、おすすめのアプリについてご紹介します。
- 更新:
- 2024年01月26日
COLUMN INDEX
- Shopify(ショッピファイ)のプラグイン(アプリ)を探すポイント
- Shopifyの標準機能をチェック
- ストアに必要な機能を決める
- 無料体験を試す
- レビュー・評価を確認する
- Shopify(ショッピファイ)アプリは大きく3種類ある
- 公開アプリ
- カスタムアプリ
- プライベートアプリ
- Shopify(ショッピファイ)アプリの導入方法
- 公開アプリはShopifyアプリストアから
- カスタムアプリは開発者リンクから
- アプリのアンインストール方法
- Shopify(ショッピファイ)でプラグイン追加すべきおすすめアプリ3選
- 販売促進・集客につながるアプリ「Point Pong」
- SEO・マーケティングアプリ「SEO Manager」
- 商品配送に役立つアプリ「配送日時指定.amp」
- まとめ
- 参考サイト
Shopify(ショッピファイ)のプラグイン(アプリ)を探すポイント
Shopifyにプラグインを追加する際は、アプリをインストールして行います。Shopifyアプリストアには、現在8,000以上ものアプリが揃っています。
アプリの種類は、集客・CVRの向上、他のツールとの連携、配送の改善など、多岐に渡ります。また、有料のものだけではなく無料のアプリもあるので、ECサイトの規模や目的に合わせて選択できます。
無数のShopifyアプリから、運営しているECサイトに合ったものを探すには、以下の4つのポイントに注目するといいでしょう。
Shopifyの標準機能をチェック
Shopifyは無料プランが用意されていない代わりに、ECサイト運営に必要な機能がすでに標準装備されています。Shopifyの料金プランは5種類あり、プランによって標準機能も少し異なりますが、月額料金が安いベーシックプランであっても、通常のECサイト運営に必要な機能は備わっていますよ。
【Shopifyの標準機能でできること】
クーポン・プロモーションコード発行
Instagram投稿へのタグ付け
ベーシック以上のプランは機能面でより優れているというよりは、アカウント数を多く持てるなど事業規模が大きい場合にも対応できるといった面が大きいです。
アプリをインストールする際は、Shopifyの標準機能をチェックしたうえで、商品やブランドの特性に合わせて、強化・カスタマイズしたい部分を追加していくといいでしょう。
ストアに必要な機能を決める
Shopifyアプリには便利な機能が多くありますが、追加しすぎるとサイト表示のスピードが遅くなることがあります。状況によりますが、アプリの追加は最大でも10個程度に抑えたほうがいいでしょう。
ストアに必要な機能を決めるうえで大切なポイントは、運用側の利便性よりも、ユーザー目線で便利な機能かどうかを重視することです。ストア画面の美しさも大切ですが、自社のユーザーの購買体験が向上する機能かどうかを考えましょう。
具体的には、ユーザーの購買頻度や購入の目的、ストアへの流入経路など、ユーザー行動に基づいて厳選していきます。
無料体験を試す
Shopifyアプリストアでインストールできるアプリの多くには、無料プランや無料のお試し期間が設定されています。無料体験は使用範囲が限られていますが、使い勝手を確認するにあたって活用するといいでしょう。また、小規模ECサイトの場合は、それで事足りるケースもあります。
ただし、無料体験終了後にアプリをストアから削除する際に、顧客の注文情報などに影響が出る可能性があるので、その点についてのみ注意してください。
レビュー・評価を確認する
Shopifyアプリストアでは、アプリごとの5段階の評価とレビューが記載されています。レビューを書いたストア名も同時に公開されているので、自社と同じような商品を扱っているストアのレビューは、とくに参考にするようにしましょう。
また、「Shopify ◯◯(アプリ名)口コミ」などで検索すると、インターネット上のメディアサイトで比較レビューや評判を調査していることもあります。アプリストア外の口コミについても、適宜参考にするのをおすすめします。
Shopify(ショッピファイ)アプリは大きく3種類ある
Shopifyアプリは、アプリの形式によって大きく3種類に分けられます。アプリをインストールする前に、それぞれの違いについて少しご紹介しましょう。
公開アプリ
公開アプリは、Shopifyアプリの審査プロセスに合格しているアプリです。Shopifyアプリストアで検索結果やカテゴリーに表示されているので、世界中の多くのShopifyストアにインストールされています。
カスタムアプリ
カスタムアプリは、管理画面に機能を追加したり、他のプラットフォームへの連携などを可能にするプラグインです。開発者がストアの管理画面やAPIへアクセスすることなく、アプリを制作できます。
開発者から送られたリンクからインストールする形で、Shopifyアプリストアには表示されません。
プライベートアプリ
プライベートアプリは、ストアの管理画面上で制作するそのストア専用のアプリです。こちらもShopifyアプリストアには表示されません。
プライベートアプリは、開発者にアクセス権限を付与して制作してもらいます。ストアへのオープンAPIや管理画面へのアクセスを許可する形のため、外部開発者に委託する場合などで不安を感じた場合は、カスタムアプリでの依頼をおすすめします。
※2022年1月以降、プライベートアプリはShopify公式により非推奨されており、作成もできません
Shopify(ショッピファイ)アプリの導入方法
Shopifyアプリの導入方法は、アプリの形式によって異なります。形式ごとのインストール方法をご紹介します。
公開アプリはShopifyアプリストアから
Shopifyアプリのもっとも簡単なインストール方法です。
Shopifyアプリストアにログイン
インストールするアプリを見つけてクリック
アプリのリストページで 「アプリを追加する」をクリック
自社ストアの管理画面で 「アプリをインストールする」 をクリックして、アプリの使用を許可すれば完了
インストールした後のアプリは、「アプリ管理」ページに表示されます。
カスタムアプリは開発者リンクから
開発者に依頼してカスタムアプリを作成してもらった場合、Shopifyアプリストアには表示されません。開発者から送られたリンクをクリックしてインストールを行います。カスタムアプリのインストールリンクはストア固有のもので、別のストアで流用することはできません。
開発者が発行し、送信したアプリのインストールリンクをクリック
自社ストアの管理画面で 「アプリをインストールする」 をクリックして、アプリの使用を許可すれば完了
カスタムアプリについても、インストールした後は「アプリ管理」ページに表示されます。また、セキュリティ上の理由から、インストールリンクの有効期限は7日間です。リンクの期限が切れた場合は、アプリ開発者から新しいリンクを送ってもらう必要があります。
アプリのアンインストール方法
アプリのアンインストールはShopifyの管理画面上で行います。
自社ストアの管理画面から、「設定」→「アプリと販売チャネル]」の順にクリック
アンインストールするアプリの欄で、「削除」をクリック
メッセージが表示されるので、「削除」をクリックすれば完了
なお、削除するアプリによっては、ストアのテーマに影響がでる可能性もあります。アプリを削除する前に、その他に必要な手順がないか必ず確認しましょう。
Shopify(ショッピファイ)でプラグイン追加すべきおすすめアプリ3選
ShopifyでECサイトを運営している方に向けて、プラグイン追加すべきおすすめのアプリを3つ厳選してご紹介します。
今回は3つのみご紹介しますが、おすすめアプリについて気になる方は、こちらの関連記事についてもご覧ください。
販売促進・集客につながるアプリ「Point Pong」
Point Pongは、ECサイトにポイント機能やレビュー機能を付けられるアプリです。商品を購入してくれたり、商品レビューを投稿してくれたユーザーに対し、ポイントを付与できます。
実際の商品口コミを参考にするユーザーはとても多いので、レビューを掲載するのは売上につながる重要な施策といえます。
【Point Pongのおもな機能】
商品ページにレビューを掲載
レビューに対し返信できる
期間限定のポイントキャンペーンの実施
1ポイントからクーポンに変換可能
キャンペーンに連動するバナーの作成
日本語のサポートも充実
SEO・マーケティングアプリ「SEO Manager」
SEO Managerは、ShopifyでSEOができるアプリです。SEOとは、Googleなどでの検索結果で自社サイトを上位表示させるために行う施策のことです。
ECサイトを上位表示させれば、その分検索エンジン経由で訪問するユーザーが増えるので、売上に繋げられるというわけです。
SEO Managerでは、ユーザーの検索ボリュームが多く上位表示を狙いたいキーワードの選択をサポートします。さらに、商品タイトルやメタディスクリプションといった、SEOに重要な要素を最適化する機能も備わっていますよ。
商品配送に役立つアプリ「配送日時指定.amp」
配送日時指定.ampは、顧客が商品の配送日時を指定できるようになるアプリです。
日本向けのアプリで、ヤマト運輸と佐川急便、日本郵便といった大手配送業者に対応しています。さらに、カスタム配送業者という機能を使えば、その他の配送業者についても追加できますよ。
配送日を指定する以外にも、何月何日以降ならいつでも受け取り可能というような設定もできます。
Shopifyアプリには、他にも要望に応じたさまざまな機能のサービスがあります。気になる方は、こちらの関連記事についてもチェックしてください。
まとめ
Shopifyにプラグインを追加する際は、アプリをインストールして行います。ShopifyにはECサイト運営に必要な機能が標準装備されているので、商品やブランドの特性に合わせて、強化・カスタマイズしたい箇所に合ったアプリを選ぶようにしましょう。
Shopifyのプラグインは、アプリストアからインストールすれば簡単に導入できます。他にも自社サイトに合ったカスタムアプリを開発依頼して、リンクからインストールする方法もあります。
ただし、やみくもにShopifyアプリをインストールしても売上アップにつながるわけではありません。無数にあるアプリから最適なプラグインを追加するには、ストア方針を決めたり、ターゲットユーザーを設定したりといったマーケティングが必須です。
マイナビD2Cでは、メディアの運営経験を基にShopifyに関しても幅広い知識を有しています。Shopifyでのサイト運営のコンサルティングも行っているので、集客が伸びずお困りの方、よりユーザーに合った販売戦略を行いたい方はぜひ一度お問い合わせください。
参考サイト
人気記事
PICK UP
注目のキーワード
資料ダウンロード(無料)
OUR SERVICE
サービス紹介
マイナビD2Cは、お客様の自社ECサイト作成、物流・CS体制の構築に至るまでECに必要な内容を全面的にサポートするEC支援サービスです。
ECスペシャリストによるECサイト構築からユーザー動向のリサーチ、SNSを活用した露出・販促活動のバックアップまで、
お客様と売れるECサイトに育てていきます。
-
ECサイト制作
日本11位のドメインレートを持つマイナビD2CのECパートナーが徹底サポート。
-
コンサルティング
データを活用し、売上最大化のためのアクションが途切れない活発なショップへ。
-
物流支援
物流システム(WMS)・発送業務を得意とする倉庫の選定など、安心・安全な物流フローを 構築。
-
マーケティング支援
なかなかリソースを割けない広告運用やカスタマーサポートを支援し、ケアの行き届いたサービスを実現。
CLIENT WORKS
事例紹介
抱える課題が違えば、適切なソリューションはそれぞれ異なります。
多くの企業様と様々なメディアの成長を見守ってきたノウハウが、私達の財産です。
PICKUP COLUMN
おすすめ記事
CONTACT
資料請求・お問い合わせ
デジタルソリューションを導入したいが何から始めたら良いか分からない。
既存のメディアをもっと有効に活用し、成長させたい。
自社にリソースがなく、導入から運用までアウトソーシングしたい。
上記のようなお悩みレベルのご相談がある企業様、課題を探すところから
サポートが必要な企業様もぜひお気軽にお問い合わせください。