• ECサイト構築

Shopifyで行いたいマーケティング戦略8選!売上アップに繋がる方法を紹介

Shopify(ショッピファイ)ECサイトを立ち上げて、売上を増やそうと考えている方は多いのではないでしょうか?

実際の売上に繋げるには、ShopifyでECサイトを立ち上げるだけでなく、適切なマーケティングを行って集客力を高める必要があります。

そこで、今回はShopifyの売上を増やすために行うべきマーケティング施策について、くわしく解説していきましょう。「Shopifyの売上を増やすにはどうしたらいい?」「Shopifyで行うべきマーケティングは?」という方向けに、売れるネットショップを構築するために大切な情報をお伝えしていきますよ。

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更新:
2023年06月26日

COLUMN INDEX

Shopify(ショッピファイ)はこんなサービス

画像引用元:Shopify公式サイト

Shopify(ショッピファイ)は低コストでECサイトを構築できるサービスで、シェア数世界No.1の実績があります。国内でも多くの企業がShopifyを活用して、ECサイトを運用していますよ。

Shopifyを利用するメリットとしては、おもに以下が挙げられます。

  • 導入コストが安い

  • 越境ECサイトも対応

  • 在庫管理・配送がしやすい

  • 自由にカスタマイズできる

  • SNS連携が充実

Shopifyを活用すれば、クオリティの高いECサイトが簡単に作成できます。ただしサイトを構築したからといって、実際にユーザーが訪問して商品を購入してくれるかといえばそれは別の問題です。売上アップに繋げるには、マーケティングが必須になってきますよ。

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Shopify(ショッピファイ)の売上を増やす3つの戦略

Shopify(ショッピファイ)の売上を増やす戦略は、「1.集客」「2.販売」「3.リピーター」の大きく3つの対策を行うことが大切です。

  1. 各種SNSと連携してアクセスを増やす戦略

  2. 特典をプラスして販売数を増やす戦略

  3. 次回使えるクーポンや紹介割引でリピーターを増やす戦略

1.各種SNSと連携してアクセスを増やす戦略

Shopifyの売上を増やす方法は、集客力を高めることが一番大切です。商品への集客力さえあれば、販売数を増やす施策を試しやすく、幅広いアプローチで売上に繋げられます。

集客力を高めるためのマーケティング方法は、くわしくは後述しますが、SNSと連携してショップのファンを増やす「SNSマーケティング」を行うことがおすすめです。

ShopifyはSNSと連携して販売しやすい仕組みがあらかじめ構築されており、実際に成果を上げているショップの多くはSNSを利用した戦略で上手く活用して集客を行っています。

【Shopifyと連携すべきSNS】

  • Facebook

  • Instagram

  • Twitter

  • Pinterest

中でも、FacebookとInstagramは必ず連携することをおすすめします。ユーザーがSNS上で商品を購入できる形でショップと連携でき、購入までの手間を省くことができます。

とくにInstagramは、写真や動画で効果的に商品やサービスの魅力をアピールできるため、積極的に活用するようにしましょう。

2.特典をプラスして販売数を増やす戦略

集客から販売に繋げるためには、初回購入者限定特典をプラスしてお得感をアピールすることが大切です。初回の購入が最もハードルが高いため、少しでも購入しやすい心理状態を作れるように、魅力的な特典でオファーします。

SNSから集客されたユーザーには、SNS上で特典がもらえる購入時に入力するコードなどを配布することも効果的です。期間限定・数量限定など、今買うべき理由を作って販売数を増やしましょう。

3.次回使えるクーポンや紹介割引でリピーターを増やす戦略

集客と販売数の増加施策を行ったら、次回使えるクーポンや紹介割引制度を設けて商品のリピーターを増やしていきましょう。新規顧客を新たに獲得するよりも、リピーターを増やす方が少ないコストで売上を安定させられます。

【リピーター増加に繋がる方法】

  • パーセンテージによる割引

  • 金額ベースの割引

  • 割引コード

  • 紹介プログラム

単純に割引クーポンを配布するだけでなく、条件付きでパーセンテージによる割引を行ったり、20,000円以上のお買い上げで1,000円引きなどの金額ベースの割引を設定すれば、顧客単価を上げながらLTV(顧客生涯価値:顧客ライフサイクル)を上げることに繋がります。

また、メールマーケティングと組み合わせて、割引コードを配布しても良いでしょう。口コミを広げるために紹介プログラムを設けて、紹介者と新規購入者の両者に特典を提供するのも効果的です。

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Shopify(ショッピファイ)で行いたいマーケティング8選

Shopify(ショッピファイ)でぜひ行いたいマーケティングは、以下の通りです。

  • SEOコンテンツマーケティング

  • SNSマーケティング

  • SNS広告

  • メールマーケティング

  • インフルエンサーマーケティング

  • 口コミマーケティング

  • UGCマーケティング

  • 景品付きキャンペーン

流入経路を分散して販路拡大するためにも、どれか一つだけ行うのではなく、なるべくすべて対策していくようにしましょう。

SEOコンテンツマーケティング

集客力を高めるには、ブログを活用してSEOコンテンツマーケティングを行うことが効果的です。SEOはGoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果の上位に表示させるための対策のことを言い、上位表示させることができれば、継続的な集客が期待できます。

SEO対策を行うには、上位表示させたいキーワードを選択して、ユーザーの検索意図を理解した上で、ブログコンテンツを制作する必要があります。ターゲットユーザーが検索するであろうキーワードを調査し、キーワードごとに検索意図を満たすようなコンテンツをブログに公開していきます。

SEOコンテンツマーケティングは成果が表れるまでに時間がかかりますが、キーワードの数だけ上位表示できる可能性が高まる面もあるので、集客力を高めるためにも中長期的な視点で取り組んでみてください。

SNSマーケティング

SNSマーケティングは、SEO対策よりもファンの獲得がしやすく、集客効果が出るのも早いです。

【SNSマーケティングで押さえたいポイント】

  • 目標設定

  • ターゲット設定

  • コンテンツ作成

  • チャネル選択

  • プロセス設定

SNS運用で達成したい目標とターゲットユーザーを定めて、それに併せたSNSを設定します。SNSに適したコンテンツを作成、投稿してファンの獲得を目指していきましょう。

以下のSNSのいずれかで、目標・ユーザーに合ったものを選ぶのがいいですよ。

  • Facebook

  • Instagram

  • Twitter

  • Pinterest

SNS広告

資金があり広告運用の知識がある場合は、SNS広告を行ってすぐに売上を上げることも可能です。一般的に、SEOコンテンツマーケティングやSNSマーケティングには、成果が現れるまで時間がかかるからです。

反対にSNS広告では、運用を開始してすぐに経過を把握できるため、PDCAサイクルを回しやすく、適切に運用すれば成果を上げやすい特徴があります。

SNS広告では、ターゲットユーザーを絞って効果的な配信をすることで、精度の高い運用ができます。FacebookやInstagramではユーザーがアカウント登録時に、年齢や性別、勤め先、興味のある内容などの個人情報を登録している事も多く、対象ユーザーだけに広告を表示させることも可能です。

【Shopifyと連携しやすいSNS広告】

  • Facebook広告

  • Instagram広告

Shopifyでは、FacebookとInstagram上にショップを作ることができるので、SNSを閲覧した人がページを移動せずにそのままショップの商品を購入できます。

とくにおすすめはInstagramとの連携で、商品タグを通常のフィード投稿とストーリーにつけられるので、商品の認知から購入までのスムーズな流れを作ることができます。

Facebook広告では、キャンペーンを作成して配布できます。次の手順を参考にFacebookと連携させて、広告を作成してみてください。

  1. Facebook Marketingをインストールする

  2. Facebookアカウントと連携する

  3. ShopifyとFacebookカタログを同期する

  4. Facebook広告キャンペーンを作成する

Shopifyで売上を上げたいのであれば、FacebookやInstagramとの連携が重要です。ぜひターゲットとなるユーザーの獲得に繋げられるように、SNSとの連携や広告運用を行ってみてください。

おすすめShopifyアプリ「まるっと集客」

まるっと集客アプリ
画像引用元:Shopify アプリストア

SNS広告ができるおすすめのShopifyアプリの一つに「まるっと集客」が挙げられます。広告のタグ設置などは一切必要なし、さらにすべての施策を固定費無料・売上連動の成果報酬で実施できます。

「何からやればいいのかわからない」というECサイト担当者は、まず最初にこのアプリを入れてみてくださいね。

「まるっと集客」のアプリストアはこちら

メールマーケティング

顧客との関係を構築して、リピーターの増加や継続的にショップを利用してくれるファンになってもらうためには、メールマーケティングが効果的です。Shopifyのメール機能を活用すれば、メールマーケティングのキャンペーンを作成して、商品リンクを掲載したデザイン性に優れたメールを簡単に顧客に送ることができます。

すでにShopifyを利用しているのにも関わらずメールを活用せず、以前購入してくれた顧客へのアプローチをしていないのであれば、とてももったいないことです。

有料プランでShopifyを活用しているECサイトであれば、2,500通の無料送信メールを毎月送れる特典があるので、まずはぜひそちらを試してみてください。

無料分から追加でメールを送りたい場合は、1,000通ごとに1ドルで送信できます。

【Shopifyメールの導入手順】

  • Shopifyメールアプリページに移動する

  • 「アプリを追加する」をクリック

  • 「アプリをインストールする」をクリック

また、シンプルなメール配信だけでなく、メルマガでステップメールを配信したい場合は、「Klaviyo」や「Omnisend」といった有料アプリをインストールするといいでしょう。

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インフルエンサーマーケティング

SNSやYouTubeなどの動画配信プラットフォーム、またはブログといったメディアで活躍しているインフルエンサーを起用し、商品とのタイアップ投稿の作成や、広告への出演などで、認知度向上や販売数増加などを狙っていくマーケティングです。

フォロワーが数万〜数百万人のインフルエンサーを起用することで、施策のリーチ数を増加できるのが大きなメリットです。

ブランドや商品にマッチしたインフルエンサー選びも重要になってきます。

口コミマーケティング

現代では、商品を購入するときの情報源として重要視されているのが、実際に利用した人の体験談やクチコミです。

一般消費者によるクチコミを通じて、商品やサービス、ブランドの認知度を高めたり、売上を伸ばしたりすることができます

Shopifyストアにクチコミ欄を設け、顧客のクチコミを集めるのもおすすめの方法です。

UGCマーケティング

UGCとは、User Generated Content(ユーザーが生成するコンテンツ)の略称で、Instagramにアップされた写真・動画やツイートなどユーザーが発信するコンテンツのことです。

ユーザーは、企業側によって作られたコンテンツよりも一般消費者によって発信されたコンテンツを信頼する傾向にあります。

商品が実際に使われている写真や商品に対する言及など、こうしたUGCが多く作られる仕組みを作れると、高いマーケティング効果が期待できます。

景品付きキャンペーン

景品付きキャンペーンとは、ユーザーを対象にプレゼントが当たるキャンペーンを実施し、集客するマーケティングのことです。

インターネットが普及する以前から実施されていましたが、最近では、TwitterなどのSNSを活用したイベントも増えています。

景品付きキャンペーンは、効果の高いマーケティング/ブランディング施策として多くの企業が注目していますが、成果を出すためには目的に合ったプレゼント選定やユーザーが楽しめるイベントを行う必要があります。

Shopify(ショッピファイ)のマーケティングに必須な無料ツール

Shopify(ショッピファイ)のマーケティングでの必須ツールについて、ご紹介していきましょう。以下のツールはすべて無料なので、ECサイト担当者は利用必須ですよ。

  • Googleアナリティクス

  • Google Search Console

  • Shopifyのストア分析

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは名称のとおり、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。Shopifyのショップにアクセスしたユーザー数や流入経路などを分析し、詳細なデータを得られます。

【Googleアナリティクスの導入手順】

  • Googleアナリティクス管理画面でプロパティの作成

  • トラッキングコードを取得する

  • Shopify管理画面からオンラインストアを選択

  • 各種設定からトラッキングコードを貼り付け

この手順を踏めば、アクセス解析を行えるようになります。

具体的に分析できるのはユーザー・集客経路・アクセスページのデータです。ユーザーデータで年齢や性別、地域情報がわかり、集客経路データでショップにアクセスした流入元がわかります。

アクセスページではユーザーがアクセスしたページと、滞在時間、離脱率などがわかります。コンバージョンの計測もできるため、リスティング広告やSEO効果の測定も可能です。

Google Search Console

Google Search ConsoleはSEOマーケティングに必須のツールです。おもにGoogleからの評価を調べることができ、SEOマーケティングが効果的に行われているかを判断できます。

被リンク数や検索結果に表示されたキーワード数、ランキングなどの情報から、改善するべきコンテンツやキーワードを調査します。

【Google Search Consoleの導入手順】

  • Search Consoleにアクセスしてプロパティを選択

  • 所有権を確認する

  • HTMLタグを取得する

  • ShopifyでHTMLタグを貼り付ける

Shopifyのストア分析

Shopifyのストア分析は、ストアのあらゆるデータを確認できる機能です。ベーシック以上のプランを利用している場合は、とくにデータの多くを閲覧できます。

【ストア分析で確認できるデータ項目】

  • ダッシュボード

  • 財務レポート

  • 製品分析

  • ライブビュー

  • 集客レポート

  • 在庫レポート

  • 行動レポート

  • マーケティングレポート

  • 販売レポート

  • POS販売レポート

  • 利益レポート

  • 顧客レポート

  • カスタムレポート

スタータープランではダッシュボード・財務レポート・製品分析の3項目のみしか確認できないため、詳細なデータを確認したい場合はベーシックプラン以上の利用がおすすめです。

まとめ

Shopify(ショッピファイ)の売上を高める方法と、行うべきマーケティング施策についてご紹介しました。Shopifyでショップを立ち上げるだけでは売上アップはできず、集客・販売・リピーターの増加対策といったマーケティングを行う必要があります。

集客力を高めるには、SEO対策やSNS運用、SNS広告、メールマーケティングなど行うべきことがたくさんあります。効果的なマーケティングを行うには、こういった施策に関する高い専門知識が必要になり、闇雲に対策しても成果を出すことは難しいといえます。

ShopifyでのECサイト運営を成功させたい方や、Shopifyで新規制作・リニューアル、Web広告などによるプロモーションを行いたいとお考えの方は、ぜひマイナビD2Cにご相談ください。

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参考サイト

  • Shopify公式サイト
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    この記事の監修・著者情報

    • マイナビD2C 佐藤

      約10年ほどメンズ・キッズのアパレルSPA~小売の販売~MD及びバイイングを従事。その後、フリーランスでWebマーケティング、EC運営、メディア運営や事業企画を経験した後、BtoBマーケティング支援企業に入社。クライアントのEC、サービスのSNSやSEOなどを提案し運用改善する。2022年11月より現職。

    • マイナビD2C 橋元

      2007年マイナビ入社。マイナビウーマンで副編集長を経験し、2018年よりkurassoのメディアに携わる。2019年よりkurassoでECサイトを立上げ、1年目で1.5億の売上を出すECサイトに成長させた。現在はkurassoの事業責任者を務めている。

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