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【10社比較】スマホ決済を利用するメリット・注意点は?種類や仕組みも解説!

財布不要で簡単に支払いができる「スマホ決済」の利用者は増えており、対応するお店も多くなっています。

しかし、スマホ決済サービスを提供する会社は多く存在するため、どのサービスを利用して良いかわからない人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、スマホ決済のメリット・注意点や、おすすめサービスを詳しく紹介します。

【スマホ決済サービス10社の比較表】

利用できる店舗数
366万店舗
非公表
非公表
182万店舗
506万店舗
18,000店舗
非公開
100万店舗
非公開
非公開

1回の利用限度額
50万円
100万円
50万円
HPへの記載なし
30万円
30万円
10万円
なし
なし
店舗により異なる

支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る/前払い、即時払い、後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い、即時払い
バーコードを見せる・読み取る、セルフ払い/前払い、即時払い、後払い
バーコードを見せる、かざす/前払い
バーコードを見せる・読み取る/前払い、後払い
オンライン決済/前払い、後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い・後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い
タッチ決済/前払い、即時決済
タッチ決済、バーコードを見せる・読み取る/前払い・即時決済、後払い

付与ポイント
PayPayポイント
LINEポイント
楽天ポイント
なし
Pontaポイント
なし
dポイント
楽天ポイント
JRE POINTJ
なし

個人間送金
可能
可能
可能
可能
可能
不可能
可能
可能
不可能
不可能

本記事を読めば、スマホ決済を利用すべきかどうかや自分に合ったサービスはどれかであるかがわかるはずです。

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更新:
2023年06月12日

COLUMN INDEX

スマホ決済とは

スマホ決済とは

スマホ決済とは現金を使わずに決済するキャッシュレス決済の一種で、スマホアプリを使った支払い方法です。

決済できるのはスマホ決済が可能なお店に限られますが、スマホ決済に対応したお店ならスマホ1台で決済できるため、財布を持ち歩く必要がありません。

特に新型コロナウイルスの流行後は、現金に触れずに決済できる衛生面の良さにも注目が集まり、急速に普及が進んでいます。

スマホ決済の種類

スマホ決済の種類は、大きく以下の2つにわかれます。


<スマホ決済の種類>


それぞれの種類における特徴や違いについて詳しく解説します。

QRコード(バーコード)決済

QRコード決済

画像引用元:PayPay

QRコードやバーコードを使った決済方法で、お店側がコードを用意して消費者が読み込む「ユーザースキャン型」と、消費者が用意したコードをお店側が読み取る「ストアスキャン型」があります。

スマホ決済サービスのアプリを利用してコードの読み取り・表示を行うため、後述する「非接触型IC決済」に未対応のスマートフォンでも決済できる点が特徴です。

有名なQRコード決済サービスには「PayPay」や「LINE Pay」、「楽天ペイ」などがあります。

非接触型IC決済

IC決済とは

スマホをお店側の決済端末にかざす方法が非接触型IC決済で、「タッチ決済」とも呼ばれます。

クレジットカードや各種電子マネーに紐づけられるため、専用のアプリをインストールする必要はありませんが、非接触型IC決済に対応するスマホが必要です。

有名な非接触型IC決済サービスとには「d払い」や「楽天Edy」、「モバイルSuica」などがあります。

スマホ決済の支払い方法・タイミング

スマホ決済の支払い方法・タイミングには、以下の3つが挙げられます。


<スマホ決済の支払い方法・タイミング>


それぞれの特徴について詳しく解説します。

前払い(プリペイド・チャージ)

事前にクレジットカードや銀行口座からスマホ決済サービスに入金を済ませて、その残高から支払う形式です。

残高が一定額を下回った際に自動でチャージされる「オートチャージ機能」を持つスマホ決済サービスもありますが、基本的には入金した金額しか使えないため浪費を予防できます。

ただし残高を上回る決済は認められないため、高額な買い物をしたい場合には不便だと言わざるを得ません。

即時払い(リアルタイムペイメント)

決済と同時に、スマホ決済サービスに紐づけている銀行口座から引き落としが行われる方式です。

紐づけている銀行の残高の範囲内であれば原則無制限で決済できるため、使いやすい点がメリットです。

しかし、複数の銀行を併用している場合には残高を管理しにくい点がデメリットに挙げられます。

後払い(ポストペイ)

「月末」や「毎月25日」などの決済会社が定めた支払い日に、1ヶ月間で使った金額が一括で引き落とされる形式が後払いです。

システムとしてはクレジットカードとほとんど変わらず、代金の支払いを先送りして買い物を楽しめるのがメリットでしょう。

ただしクレジットカードと紐づけて利用する場合が多いため、クレジットカードを持っていないとスマホ決済サービスを利用できない可能性があります。

スマホ決済を利用するメリット

スマホ決済を利用するメリットには、以下の6点が挙げられます。


<スマホ決済を利用するメリット>


各項目を簡潔に解説し、主なメリットを紹介します。

財布不要で簡単に支払いができる

財布を持ち歩く必要がなく、スマホ決済サービスのアプリをインストールしたスマホだけで簡単に支払いができる点が最大のメリットです。

近所に買い物へ行く場合や手荷物の量を最小限にしたい場合には、スマホ決済サービスを利用すれば身軽な状態で出かけられます。

また外出先で財布を紛失するリスクがなくなるだけでなく、利用したいクレジットカードが見つからずにレジでもたつく心配もありません。

ポイント還元やキャッシュバックを受けられる

現金で決済するとポイントなどのメリットを得られませんが、スマホ決済サービスの中にはポイント還元やキャッシュバックを受けられるものもありますのでお得です。

また、スマホ決済を通じて貯めたポイントを利用して商品を購入できます。

クレジットカードでもスマホ決済サービスと同じようにポイントが貯まりますが、スマホ決済サービスはクレジットカードと違って厳格な入会審査がない場合が多いので、気軽に利用できる点もメリットです。

支払いを管理しやすくなる

スマホ決済サービスには支払い履歴やチャージ履歴などが記録として残される場合が多いので、いつ・いくら決済したのかが一目でわかります。

現金やクレジットカードを使った決済のように、レシートを確認しながら金額を確認する必要がなく、支払いを管理しやすくなります。

クレジットカードを所有していない人も利用できる

スマホ決済サービスの入金・決済方法には「現金チャージ」や「携帯電話料金との合算」などがあり、クレジットカードを所有していない人でも利用できます。

クレジットカードには厳格な入会審査がありますが、スマホ決済サービスは審査なしで入会できるものが多く、気軽にキャッシュレス決済を始められるでしょう。

個人間の送金が可能なサービスもある

スマホ決済サービスの中には、同一のサービスを利用しているユーザー間で送金できるものもあるため、個人間での送金も手軽に行えます。

銀行振り込みを利用すると「送金手数料」や「出金手数料」がかかりますが、スマホ決済サービスには各種手数料0円で送金できるものもありますので、費用面でもお得です。

公共料金・税金の支払いが可能なサービスもある

公共料金・税金の支払いに対応するスマホ決済サービスを選ぶと、請求書に記載されているQRコードやバーコードを読み取るだけで決済が完了します。

コンビニや銀行、郵便局の窓口などに出かけて支払いをする手間がかからなくなるだけでなく、24時間いつでも支払いができる点や衛生的に決済できる点もメリットです。

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スマホ決済を利用する際の注意点

スマホ決済を利用する際は、以下の4点に注意しましょう。


<スマホ決済を利用する際の注意点>


それぞれのポイントの詳細を簡潔にお伝えします。

すべてのお店で利用できるとは限らない

すべてのお店がスマホ決済サービスに対応しているわけではなく、現金やクレジットカードでしか支払いできない可能性があります。

またスマホ決済サービスには多くの種類があるため、「スマホ決済対応」と書かれている店舗でも、自分が使っているサービスに対応しているかどうかを事前に確認しなければなりません。

通信できない状況では使えない

QRコード表示や読み取り、金額の入力などはインターネットを通じて行うため、電波が届かない場所など通信できない状況ではスマホ決済サービスを使えません。

また通信できたとしても、QRコード決済の場合は画面の状況によっては読み取りできない恐れがあります。

特に画面割れやドット抜けなどのトラブルが発生している場合は要注意です。

また電源が切れてしまうと決済そのものができなくなるため、バッテリー切れに注意しながらスマホを使う必要があります。

一括払いのサービスがほとんど

スマホ決済サービスの大半が一括払いのみの対応なので、クレジットカードのように分割払いやリボ払いができません。

一括払い以外で高額な買い物をしたい場合にはスマホ決済サービスは不向きですので、別の決済方法との併用も検討すると良いでしょう。

不正利用されるリスクがある

スマホ決済サービスをインストールしたスマホを紛失してしまうと、悪意ある第三者の手に渡った場合、不正利用されるリスクがあります。

スマホ画面をロックしていれば不正利用を防げる可能性がありますが、そうでなければ悪用されてしまいかねないことを把握しておきましょう。

紛失時や悪用された際にどのような対応を受けられるのか事前に確認し、万一に備えて緊急時の連絡先をメモしておき、手元で保管することをおすすめします。

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スマホ決済サービス10社を徹底比較

数あるスマホ決済サービスの中から、当サイトではQRコード(バーコード)タイプと非接触型ICタイプを合わせた合計10社のスマホ決済サービスをおすすめします。

10社の詳細については後ほど1社ずつ詳しく解説しますが、その前に10社の特徴をまとめましたのでご覧ください。

【スマホ決済サービス10社の比較表】

種類
PayPay
LINE Pay
楽天ペイ
メルペイ
au PAY
Amazon Pay
d払い
楽天Edy
モバイルSuica
iD
利用できる店舗数
366万店舗
非公表
非公表
182万店舗
506万店舗
18,000店舗
非公開
100万店舗
非公開
非公開
1回の利用限度額
50万円
100万円
50万円
HPへの記載なし
30万円
30万円
10万円
なし
なし
店舗により異なる
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る/前払い、即時払い、後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い、即時払い
バーコードを見せる・読み取る、セルフ払い/前払い、即時払い、後払い
バーコードを見せる、かざす/前払い
バーコードを見せる・読み取る/前払い、後払い
オンライン決済/前払い、後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い・後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い
タッチ決済/前払い、即時決済
タッチ決済、バーコードを見せる・読み取る/前払い・即時決済、後払い
付与ポイント
PayPayポイント
LINEポイント
楽天ポイント
なし
Pontaポイント
なし
dポイント
楽天ポイント
JRE POINTJ
なし
個人間送金
可能
可能
可能
可能
可能
不可能
可能
可能
不可能
不可能

表を見るとわかるように、限度額や支払い方法、個人間送金の可否など利用するスマホ決済サービスによって異なります。

まずは日ごろからよく利用する店舗で支払いができるサービスを優先して、その後は貯めることが多いポイントの種類や希望するサービスの有無などを比較しながら使うサービスを決めましょう。

次の項目では、各社の運営会社やポイント還元率、チャージ方法など、上記の表では紹介していないポイントについても解説します。

【QRコード(バーコード)】おすすめのスマホ決済サービス6選

QRコード(バーコード)形式のおすすめスマホ決済サービスは以下の6種類です。


<【QRコード(バーコード)】おすすめのスマホ決済サービス6選>


それぞれの特徴や概要をチェックしましょう。

PayPay

PayPay

画像引用元:PayPay

【PayPayの概要表】

運営会社
PayPay株式会社
利用できる店舗数
366万店舗
付与ポイント
PayPayポイント
ポイント還元率
0.5~1.5%
1回の利用限度額
50万円
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る/前払い、即時払い、後払い
チャージ方法
銀行口座、ATM、PayPayカード、PayPayあと払い、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
決済方法
PayPay残高、PayPayあと払い、クレジットカード
個人間送金
可能

スマホ決済サービスの中でも特に知名度が高く、2022年の登録ユーザー数が5,000万人を突破するなど、利用者を急激に増やしているサービスがPayPayです。

最大の特徴は多彩なキャンペーンを展開している点で、利用するタイミングによっては高額なキャッシュバックを受け取るチャンスがあります。

コンビニやドラッグストア、飲食店のほか、ネットサービスや公共料金の支払いにも活用でき、最大1.5%のポイント還元を受けられる点もメリットです。

安全への取り組みにも力を入れており、二段階認証や利用可能額の設定機能などを導入しています。

何より不正利用の被害に遭った場合でも、全額補償される点が魅力的でしょう。

友人や家族には手数料無料・1円単位でPayPay残高を送金でき、また代金を立て替えたり食事代を割り勘にしたりするなど使い方も自由自在です。

PayPayの詳細を見る

LINE Pay

LINE Pay

画像引用元:LINE Pay

【LINE Payの概要表】

運営会社
LINE Pay株式会社
利用できる店舗数
非公表
付与ポイント
LINEポイント
ポイント還元率
0.5~2%
1回の利用限度額
100万円
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い、即時払い
チャージ方法
銀行口座、セブン銀行ATM、LINE Payカード、ファミリーマート(マルチコピー機)、オートチャージ
決済方法
LINE Pay残高
個人間送金
可能

LINE Payは、日本で広く利用されている「LINE」と連動するスマホ決済サービスで、銀行や提携クレジットカードなどからスピーディーに入金できます。

手数料や年会費が無料の「Visa LINE Payプリペイドカード」を発行でき、プリペイドカードを使って決済した場合、オンラインショップでは0.5%、タッチ支払いでは2%のポイントが還元されることも嬉しいポイントです。

「本人確認」「LINE Payパスワード」「情報の暗号化」「モニタリング体制」「ユーザー保障制度」と5つのセキュリティを導入しているため、トラブルのリスクが低く、ユーザーは安心して利用できるでしょう。

関連するクレジットカードやサービスと同時入会することで高額なポイントを還元するキャンペーンも実施していますので、よりお得にスマホ決済サービスを利用するチャンスもあります。

LINE Payの詳細を見る

楽天ペイ

楽天ペイ

画像引用元:楽天ペイ

【楽天ペイの概要表】

運営会社
楽天ペイメント株式会社
利用できる店舗数
非公表
付与ポイント
楽天ポイント
ポイント還元率
1~1.5%
1回の利用限度額
100万円
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い、即時払い
チャージ方法
楽天カード、楽天銀行、ATM、ラクマ、楽天ウォレット
決済方法
楽天ペイ残高、楽天カード
個人間送金
可能

楽天ペイは「使い続けたいQRコード決済No.1」に輝いた実績を持つスマホ決済サービスで、楽天グループの一員である楽天ペイメント株式会社によって運営されています。

楽天カードからチャージして支払いを行う場合、決済額に対して1.5%相当分の楽天ポイントが付与されるため、いわゆる「楽天経済圏」で暮らしている人は必携のサービスといえます。

楽天ペイ対応店舗のクーポンが配信されるサービスも実施しているため、楽天ペイを利用するとお得にお買い物を楽しむチャンスが広がるでしょう。

不正利用を防ぐための「SMS認証」「本人認証」「端末認証」「ご利用内容確認」などの対策にも力を注いでいるほか、不正利用の被害に遭った際は補償制度を活用できます。

新規登録者だけでなく、既存顧客に向けたキャンペーンも実施しているため、お得に使えるスマホ決済サービスを求めている人におすすめです。

楽天ペイの詳細を見る

メルペイ

メルペイ

画像引用元:メルペイ

【メルペイの概要表】

運営会社
メルペイ株式会社
利用できる店舗数
182万店舗
付与ポイント
なし
ポイント還元率
なし
1回の利用限度額
HPへの記載なし
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる、かざす/前払い
チャージ方法
銀行口座、セブン銀行ATM、メルカリの売上金
決済方法
前払いのみ
個人間送金
可能

メルペイとは有名フリマアプリ「メルカリ」のグループ会社であるメルペイ株式会社が運営するスマホ決済サービスで、全国182万店舗で利用できます。

チャージ方法は銀行口座かセブン銀行ATMからの入金に限られますが、メルカリを利用していれば売上金をチャージできるため便利です。

メルペイの利用に応じたポイント付与は行われませんが、メルカリでは不定期にメルカリポイントをもらえるキャンペーンが実施されますので、貯まったメルカリポイントをメルペイにチャージできます。

また年会費無料で利用でき、個人間送金やネットショッピングを利用した決済も可能です。

メルペイの詳細を見る

au PAY

au PAY

画像引用元:au PAY

【au PAYの概要表】

運営会社
auペイメント株式会社
利用できる店舗数
506万店舗
付与ポイント
Pontaポイント
ポイント還元率
0.5%
1回の利用限度額
30万円
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る/前払い、後払い
チャージ方法
auかんたん決済、au PAYカード、auじぶん銀行、コンビニATM、Pontaポイント、クレジットカード、オートチャージ
決済方法
前払い、クレジットカードの即時引き落とし
個人間送金
可能

au PAYはKDDIのグループ会社であるauペイメント株式会社が運営するスマホ決済サービスで、決済額200円ごとに1ポイントのPontaポイントが付与されます。

チャージ方法が多い点が特徴で、auかんたん決済による後払いを利用できるほか、他社クレジットカードを使ったチャージにも対応するなど、利便性の高いスマホ決済サービスといえるでしょう。

「マクドナルド」や「ローソン」などの大手企業とコラボしたキャンペーンを実施することが多く、貯まったポイントはau PAYに変換してそのまま決済に利用できます。

au PAYの詳細を見る

Amazon Pay

Amazon Pay

画像引用元:Amazon Pay

【Amazon Payの概要表】

運営会社
Amazon.com,Inc.
利用できる店舗数
1万8,000店舗
付与ポイント
なし
ポイント還元率
なし
1回の利用限度額
30万円
支払い方法・タイミング
オンライン決済/前払い、後払い
チャージ方法
クレジットカード、Amazonギフト券
決済方法
前払い、クレジットカードの即時決済
個人間送金
不可能

Amazon Payは、Amazon.co.jpアカウントに登録された「お届け先」と「支払い情報」を使い、商品やサービスの支払いを行うサービスです。

Amazon.jpアカウントを保有していれば、特別な登録をすることなくAmazon Payを利用できるため、Amazonを1度でも利用したことのある人ならば利用を検討する価値があるでしょう。

Amazonアカウントに登録したクレジットカード、もしくはAmazonギフト券を使った支払いが可能なので、プレゼント等で受け取ったAmazonギフト券の使い道に悩んでいる人にもおすすめです。

他社サービスを利用して決済する際も、Amazonを経由してクレジットカード払いを行うため安全性が高く、万一不正利用があった場合はAmazonに対して異議申し立てを行えます。

Amazon Payに対応するアレクサを利用すると、声だけでショッピングを楽しめるため、近未来的なお買い物を体感できるスマホ決済サービスです。

Amazon Payの詳細を見る

【非接触型IC】おすすめのスマホ決済サービス4選

非接触型ICのスマホ決済サービスでは、以下の4つのサービスをおすすめします。


<【非接触型IC】おすすめのスマホ決済サービス4選>


各社の特徴やポイント還元率、チャージ方法などについて詳しく解説しますので、気になるスマホ決済サービスをチェックしておきましょう。

d払い

d払い

画像引用元:d払い

【d払いの概要表】

運営会社
株式会社NTTドコモ
利用できる店舗数
非公表
付与ポイント
dポイント
ポイント還元率
0.5%~3%
1回の利用限度額
10万円
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い・後払い
チャージ方法
銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ
決済方法
前払い、電話料金との合算
個人間送金
可能

株式会社NTTドコモが運営するd払いは、ドコモユーザー以外でも利用できるスマホ決済サービスですが、ドコモユーザー向けの特典を充実させている点が特徴です。

ポイント還元率は通常0.5%のですが、提携する「dカード」を使って決済すると1.5%がポイント還元され、さらにドコモのステージに応じて最大1.5%のポイント還元が追加されます。

またドコモユーザーなら申し込み不要で、4桁のパスワードを入力するだけで簡単にd払いを始められます。

チャージ方法は銀行口座・セブン銀行ATM・コンビニでの支払いに対応しており、ドコモユーザーは電話料金と合算する形で後払いすることも可能です。

安全性を保つために24時間365日体制で不正モニタリングを実施しているほか、不正利用被害を受けた際の補償制度も充実させていますので、安心して利用できます。

d払いの詳細を見る

楽天Edy

楽天エディ

画像引用元:楽天Edy

【楽天Edyの概要表】

運営会社
楽天Edy株式会社
利用できる店舗数
100万店舗
付与ポイント
楽天ポイント
ポイント還元率
0.5%
1回の利用限度額
なし
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い
チャージ方法
現金、クレジットカード、楽天Edyアプリ、楽天ポイント
決済方法
前払いのみ
個人間送金
可能

楽天グループの楽天Edy株式会社が運営する楽天Edyは、決済額に対して0.5%相当の楽天ポイントが貯まるスマホ決済サービスです。

楽天Edyのマークがある全国100万以上の店舗で利用でき、会計の際に「楽天Edy」と伝えて決済端末にスマホをタッチするだけで決済が完了します。

QRコード(バーコード)決済の項目でおすすめした「楽天ペイ」とは、ポイント還元率や使える店舗数、決済方法、そして支払い方法が異なります。

ポイント還元率などの条件では楽天ペイに劣りますが、楽天Edyは完全前払い制のスマホ決済サービスなので、お金の使いすぎに歯止めをかけたい人が利用すると良いでしょう。

楽天Edyが付帯した楽天ポイントカードや楽天カードの発行も可能なので、さまざまな用途で利用できるスマホ決済サービスを探している人におすすめです。

楽天Edyの詳細を見る

モバイルSuica

モバイルSuica

画像引用元:モバイルSuica

【モバイルSuicaの概要表】

運営会社
株式会社JR東日本ネットステーション
利用できる店舗数
非公表
付与ポイント
JRE POINT
ポイント還元率
2%
1回の利用限度額
なし
支払い方法・タイミング
タッチ決済/前払い、即時決済
チャージ方法
クレジットカード、オートチャージ、現金、JRE POINT、他社アプリ(Suitto、Jcoin)
決済方法
前払い、クレジットカード決済
個人間送金
不可能

JR東日本の関連会社である株式会社JR東日本ネットステーションが運営するモバイルSuicaは、ICカードとして関東地方で広く普及している「Suica」のスマホ決済サービスです。

通常のSuicaとの違いとしてはポイント還元率を挙げられ、カードタイプのSuicaが200円につき1ポイントのJRE POINTが付与されるのに対し、モバイルSuicaでは50円ごとに1ポイントのJRE POINTが付与されます。

JR東日本のエリア内で電車に乗ることが多い人は、モバイルSuicaを使うと通常の4倍のペースでJRE POINTを稼げるため、非常にお得なスマホ決済サービスといえるでしょう。

端末を変えてもモバイルSuicaの情報は新しいスマホにそのまま移行できるほか、端末の紛失時や故障時にもSuicaを再発行できます。

JR以外でも、Suicaの支払いに対応する店舗やネットショップでモバイルSuicaを利用できるため、関東地方以外にお住まいの人でも登録する価値があるスマホ決済サービスです。

モバイルSuicaの詳細を見る

iD

iD

画像引用元:iD

【iDの概要表】

運営会社
株式会社NTTドコモ
利用できる店舗数
非公表
付与ポイント
なし
ポイント還元率
なし
1回の利用限度額
店舗により異なる
支払い方法・タイミング
タッチ決済、バーコードを見せる・読み取る/前払い・即時決済、後払い
チャージ方法
【ポストペイ型】
dカード、三井住友カード、ポケットカードなど提携する70社以上のクレジットカード
【プリペイド型】
ソフトバンクカード、チケットレストランタッチ、d CARD プリペイド、Tマネー、はまPay、メルペイ、LINE Pay
【デビット型】
SMBCデビット、GLOBAL PASS、住信SBIネット銀行
決済方法
前払い、デビットカードによる即時決済、クレジットカード払い
個人間送金
不可能

NTTドコモ株式会社が運営するiDは、スマホやスマートウォッチに各種クレジットカード・プリペイドカードを紐づけるか、関連するポイントを連動させることで利用できるスマホ決済サービスです。

多彩な決済方法に対応しているため、購入する商品に応じて前払いや後払いを使い分けたい人は、iDを利用すると良いでしょう。

長期間iDを利用しない場合やセキュリティを強化したい場合は、残高がある状態でかざしても決済ができなくなる「ロック機能」を活用すれば不正利用を防げます。

原則としてポイント付与サービスは行われていませんが、2022年7月1日からLINE Payとのキャンペーンが実施されており、Visa LINE Payプリペイドカードを使って決済すると最大2%のLINEポイントをもらえます。

d払いも同じNTTドコモ系列ですが、それぞれ特徴が異なるサービスなので利用する店舗や決済方法に応じて使い分けることもおすすめです。

iDの詳細を見る

スマホ決済を利用する前に確認すべき3つのポイント

スマホ決済を利用する前に確認すべきポイントとして、以下の3点を紹介します。


<スマホ決済を利用する前に確認すべき3つのポイント>


スマホ決済サービスを使う人にとって、スマホの紛失といったトラブルは懸念事項と言わざるを得ません。

今までスマホの紛失や盗難などのトラブルを経験したことがない人も、スマホ決済サービスを利用する前に対策を打ち、不正利用などの犯罪に巻き込まれないよう備えましょう。

事前に認証設定をしておく

スマートフォンの紛失や盗難といったトラブルに巻き込まれた場合、悪意ある第三者からスマホ決済サービスに入金したお金を不正に使われるリスクがあるため、事前に認証設定しておきセキュリティを強化しましょう。

特にユーザーが持つ特別な情報を入力することで本人確認を行う二段階認証は、セキュリティを向上させる上で極めて有効です。

また二段階認証の一種である二要素認証を活用すれば、パスワードに加えて指紋や顔認証などの生体認証が一致するまで決済が認められません。

万一のトラブルに備えて、二要素認証をはじめとする認証設定を済ませておけば、不正にスマホを入手した第三者からパスワードを解除されたとしても、不正利用を防げる確率が高まります。

トラブル時・スマホ紛失時の、問い合わせ窓口を確認しておく

スマホの盗難や紛失といったトラブルが発生した場合に備えて、利用しているスマホ決済サービスの問い合わせ窓口を確認しておきましょう。

連絡先をスマホだけに保存していると、スマホが使えなくなったときに素早くトラブルを報告できないため、連絡先をメモした紙を財布などに入れて携帯することをおすすめします。

トラブル発生の報告を素早く行えばスマホ決済サービスを止められる可能性があり、不正利用を防いだり補償を受けられたりするといったメリットを得られます。

参考までに、本記事で紹介した10種類のスマホ決済サービスの緊急連絡先を一覧表にまとめました。

【トラブル発生時の問い合わせ窓口一覧表】

スマホ決済サービス
連絡先
営業時間
PayPay
0120-990-633
24時間受付
LINE Pay
LINEアプリもしくはLINE Payの公式HPからメールで問い合わせ
楽天ペイ
0570-000-348
9:30~23:00
メルペイ
アプリもしくは公式サイトからメールで問い合わせ
au PAY
0120-977-964
9:00~20:00
Amazon Pay
公式サイトの問い合わせフォームから連絡
d払い
0120-613-360
24時間受付
楽天Edy
0570-081-999
平日:9:30~19:00
土日祝:10:00~18:00
モバイルSuica
0570-78-3049
10:00~19:00
iD
0120-524-360
24時間受付

利用するスマホ決済サービスによって、電話対応の可否や受付時間が異なります。

安全性を重視してスマホ決済サービスを選ぶならば、電話対応を行っているサービスや24時間体制でサポートを実施しているサービスを選ぶと良いでしょう。

それ以外のスマホ決済サービスでも、被害に遭った際の補償制度を用意していることがほとんどなので、万一の場合でも落ち着いて対応することが大切です。

子どもに使わせる場合は、ルールを決めておく

最近では子どもへのお小遣いを電子マネーで与える人も増えていますが、子どもにスマホ決済サービスを使わせる場合はいくつかのルールを決めておくことをおすすめします。

特に「後払いを利用して高額な買い物をしてしまった」というトラブルが多いため、1ヶ月に使って良い金額を厳格に決めておくと良いでしょう。

それでも歯止めがきかない場合やスマホ決済サービスを与えるのが不安な場合は、自由に利用できる「後払い」や「即時決済」ではなく、完全前払い制のスマホ決済サービスを利用するのがおすすめです。

またスマホの紛失や盗難といったトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、セキュリティ性の高いスマホ決済サービスを優先的に選ぶ点も重視しましょう。

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スマホ決済に関するよくある質問

スマホ決済サービスに関するよくある質問3つにお答えしますので、参考にしてください。


<スマホ決済に関するよくある質問>


不安なことや疑問に感じることがある場合は、この項目を見ながらスマホ決済サービスの利用を検討しましょう。

スマホ決済を利用するメリットは?

スマホ決済を利用するメリットは、主に以下の6点です。


<スマホ決済を利用するメリット>


詳しくは【スマホ決済を利用するメリット】で解説しているので、ぜひご参照ください。

スマホ決済を利用する際の注意点は?

スマホ決済を利用する際の注意点は以下の4つです。


<スマホ決済を利用する際の注意点>


メリットの裏に隠れた注意点を把握することも重要なので、【スマホ決済を利用する際の注意点】で各項目を確認した上で、スマホ決済サービスを利用するかどうかを決めましょう。

おすすめのスマホ決済サービスは?

おすすめのスマホ決済サービスは、以下の合計10社です。


<スマホ決済のおすすめサービス>


スマホ決済サービスは「QRコード(バーコード)タイプ」と「非接触型ICタイプ」にわかれます。

それぞれ、以下の項目から詳細をご確認ください。



まとめ

スマホ決済サービスとは、現金や提携するポイントをチャージしたりクレジットカードと紐づけたりして、スマホからショッピングを楽しめるキャッシュレス決済サービスの一種です。

スマホ決済のメリットと注意点を一覧表にまとめました。

スマホ決済サービスは数多く存在し、以下のように特徴が異なります。

【スマホ決済サービス10社の比較表】

種類
    PayPay
LINE Pay
楽天ペイ
メルペイ
au PAY
Amazon Pay
d払い
楽天Edy
モバイルSuica
iD
利用できる店舗数
366万店舗
非公表
非公表
182万店舗
506万店舗
18,000店舗
非公開
100万店舗
非公開
非公開
1回の利用限度額
50万円
100万円
50万円
HPへの記載なし
30万円
30万円
10万円
なし
なし
店舗により異なる
支払い方法・タイミング
バーコードを見せる・読み取る/前払い、即時払い、後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い、即時払い
バーコードを見せる・読み取る、セルフ払い/前払い、即時払い、後払い
バーコードを見せる、かざす/前払い
バーコードを見せる・読み取る/前払い、後払い
オンライン決済/前払い、後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い・後払い
バーコードを見せる・読み取る、タッチ決済/前払い
タッチ決済/前払い、即時決済
タッチ決済、バーコードを見せる・読み取る/前払い・即時決済、後払い
付与ポイント
PayPayポイント
LINEポイント
楽天ポイント
なし
Pontaポイント
なし
dポイント
楽天ポイント
JRE POINTJ
なし
個人間送金
可能
可能
可能
可能
可能
不可能
可能
可能
不可能
不可能

まずは普段から利用する機会が多いお店で決済可能なスマホ決済サービスを選び、その中から貯めたいポイントや還元率、お得なキャンペーンを用意しているものを利用すると良いでしょう。

今回紹介したスマホ決済サービスは、スマホの紛失・盗難などのトラブル発生時にも補償制度を設けて対応してくれる信頼性が高いサービスばかりです。

各社の特徴を細かく把握した上で利用するスマホ決済サービスを選び、便利かつお得にショッピングを楽しんでください。

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この記事の監修・著者情報

  • マイナビD2C 佐藤

    約10年ほどメンズ・キッズのアパレルSPA~小売の販売~MD及びバイイングを従事。その後、フリーランスでWebマーケティング、EC運営、メディア運営や事業企画を経験した後、BtoBマーケティング支援企業に入社。クライアントのEC、サービスのSNSやSEOなどを提案し運用改善する。2022年11月より現職。

  • マイナビD2C 橋元

    2007年マイナビ入社。マイナビウーマンで副編集長を経験し、2018年よりkurassoのメディアに携わる。2019年よりkurassoでECサイトを立上げ、1年目で1.5億の売上を出すECサイトに成長させた。現在はkurassoの事業責任者を務めている。

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