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Amazonマーケットプレイスへの出品とは?簡単な手順やメリット・注意点も紹介
Amazonマーケットプレイスは、通販サイトの「Amazon」で個人や法人が商品を出品し販売できる場所を指します。
Amazonマーケットプレイスへの出品方法は簡単で、5ステップで誰でも出品ができますよ。
今回記事では、Amazonマーケットプレイスへの出品について以下のポイントをわかりやすく解説していきます。
【この記事でわかること】
Amazonマーケットプレイスに商品を出品しようか迷っている人に向けて、メリットも説明しますよ。
ただし、Amazonマーケットプレイスへの出品には返品や返金の対応や個人でも住所が知られてしまうという注意点もあるのであわせて参考にしてくださいね。
- 更新:
- 2024年09月25日
COLUMN INDEX
- Amazonマーケットプレイスとは?個人・法人でも出品が可能!
- Amazon公式出品と個人・法人で出品する違いは?
- 個人・法人で出品してもprime商品にはできる
- Amazonマーケットプレイスへの出品手順を解説
- 1.小口出品か大口出店か選ぶ
- 2.Amazonの出品用アカウントを作成
- 3.Amazonに出品する商品を登録する
- 4.商品が売れたら発送する
- 5.売上を受取る
- Amazonマーケットプレイスへの出品にかかる費用
- 月間登録料(大口出品のみ)
- 基本成約料(小口出品のみ)
- 販売手数料
- フルフィルメント by Amazon (FBA)手数料
- Amazonマーケットプレイスの出品でかかるその他の費用
- Amazonマーケットプレイスに出品するメリット
- 世界的に利用者が多いAmazonで販売できる
- 出品が簡単にできる
- 個人事業主ではない個人でも出品可能
- FBA利用なら在庫管理や発送もAmazonに任せられる
- 売上の回収はAmazonが行ってくれる
- Amazonマーケットプレイスに出品する注意点
- ライバルが多く価格競争が激しい
- 返品・返金に応じる義務がある
- 個人でも本名や住所を公開しなければならない
- Amazonマーケットプレイスの出品に関する質問
- Amazonマーケットプレイスの出品は誰でもできる?
- Amazonマーケットプレイスの出品にかかる費用は?
- Amazonマーケットプレイスの出品は代金引換なども選べる?
- Amazonマーケットプレイスで返品・返金を求められたらどうする?
- Amazonマーケットプレイスの出品を取りやめる方法は?
- まとめ
- 参考サイト
Amazonマーケットプレイスとは?個人・法人でも出品が可能!
「Amazonマーケットプレイス」とは、大手通販サイトのAmazonで個人や法人が自由に商品を出品できるオンライン上のプラットフォームのことです。
Amazonが直接セレクトし販売する商品以外が、「Amazonマーケットプレイスの商品」となります。
世界的に利用者が多いAmazonに誰もが商品を出品できるので、インターネットを使った販売を行いたい方には魅力的ですね。
まずはAmazonについて、簡単に概要をおさらいしておきましょう。
(日本国内)
※2022年時点
※2020年時点
・個人事業主
・個人
小口出品:100円/個
※カテゴリーによって変動
Amazonマーケットプレイスには法人や個人事業主でなくても、個人で商品を出店できます。
たくさん商品を販売する予定なら月額の登録料を支払う大口出品の方が得ですが、個人で無理なく販売するなら1個販売するたび100円の基本成約料を払う小口出品がおすすめですよ。
記事の後半では、Amazonマーケットプレイスに出品するメリットをくわしく紹介しているので参考にしてくださいね。
Amazon公式出品と個人・法人で出品する違いは?
Amazonで商品を購入する場合、Amazonが直接販売する商品と、個人や法人でAmazonマーケットプレイスから販売する商品では何が違うのでしょうか?
まずは簡単に違いを表にまとめたので、ご覧ください。
マーケットプレイス
からの発送
異なる場合あり
・コンビニ
・ATM
・ネットバンキング
・電子マネー払い
・代金引換
・分割払い
・ギフトカード
・ポイント利用
・携帯決済
・プリペイドカードなど
制限あり
基本的にAmazon公式が出品する場合は、商品ページに「primeマーク」がつきます。
プライム会員であればprimeマークのついた商品の購入で、送料が無料になったりお急ぎ便が使い放題になったりしますよ。
一方、個人や法人がAmazonマーケットプレイスから商品を出品した場合は、基本的には出品者自身が商品を管理し、受注後の梱包や発送も自らで行うため、送料や発送時期も異なります。
Amazonマーケットプレイスで出品されている商品は公式商品と比べて商品が届くのが遅かったり、送料も出品者が決められるため法外な金額に設定されていたりするケースもあることから、不安を感じている人が多いのも事実です。
今、amazonでものを買うときは、送料まできちんとチェックしないとあかんらしい。
ときたま、相場よりも安いな!という商品に送料6000円とかぼったくる悪徳業者がいるようでw
もっとも、自分はプライム会員なので、primeマークがついてなかったらすべて無視してますけど
綾たん(@aya_fuma) -Twitter より引用
Amazonをよく利用する方はプライム会員になっていることが多く、取引の安全性を考えても、Amazonの倉庫に商品が保管されて発送も早いprime商品しか選ばないという声も聞かれます。
個人・法人で出品してもprime商品にはできる
Amazonが直接販売する商品には必ずprimeマークがつき、ある意味「安心の証」として購入者からも選ばれやすいですが、Amazonマーケットプレイスで出品した商品にもprimeマークをつけることができます。
primeマークをつけるためにはAmazonが提供する「フルフィルメント by Amazon (FBA)」を契約する必要がありますが、Amazonが在庫管理から発送、カスタマーサービスに至るまでを代行してくれます。
primeマークがついている商品でAmazonが直接販売しているものと、AmazonマーケットプレイスでAmazon以外の出品者が販売しているものの違いは、販売者の項目で確認できます。
上記の商品のように、[primeマーク]や[Amazonおすすめ]などの表記があっても、販売者はAmazonではない場合は、Amazonマーケットプレイスでの出品です。
Amazonマーケットプレイスでの出品だとしても、primeマークやおすすめ表示がついていれば消費者の信用度が増し、購入につながりやすくなりますよ。
Amazonマーケットプレイス出品者でもprimeマークをつけられる「フルフィルメント by Amazon (FBA)」については、のちほどくわしく解説しているのであわせてご覧ください。
Amazonマーケットプレイスへの出品手順を解説
Amazonマーケットプレイスへ商品を出品する方法は、たったの5ステップで完了します。
Amazonで法人や個人が商品を販売する場合、通常はストアを出店するのではなく、商品を1種類ずつ出品していくイメージです。
つまり、他社ECモールのようにまずネットショップをオープンさせたり、ストアのデザインや見せ方に頭を悩ませたりする必要はなく、出品者登録と商品の登録をすればすぐに販売ができるので比較的簡単ですよ。
Amazonマーケットプレイスで初めて商品を出品する流れを、解説していきましょう。
1.小口出品か大口出店か選ぶ
Amazonマーケットプレイスに商品を出品しようと考えたとき、まず決めなければいけないのが「小口出品」と「大口出品」どちらで登録するかという点です。
Amazonマーケットプレイスに出品者として登録する際、まず小口出品か大口出品かを選んで入力画面に進むため、あらかじめ違いなどを理解しておきましょう。
小口出品と大口出品では、簡単にいうと手数料と使える機能が違います。
毎月50点を超える商品を販売する予定なら、月額登録料4,900円を支払えば1点ごとの基本成約料がかからない「大口出品」がおすすめです。
しかし、数点単位でコレクションや不要品を販売したいなら、売上がなかった月は費用がかからず、売れた数に応じて100円/個の基本成約料を支払う「小口出品」の方が無駄がないでしょう。
「大口出品」・「小口出品」の切り替えは[出品用アカウント情報]からいつでも変更が可能なので、初めて出品する際はあまり深く考える必要はありません。
2.Amazonの出品用アカウントを作成
では、早速Amazonの出品者用サイトから出品用アカウントの登録をしていきましょう。
Amazonの出品用アカウントは普段Amazonでお買い物をする際に使うアカウントとは種類が違いますので、Amazonを利用したことがある方もまずは登録からスタートしましょう。
Amazonの出品用アカウントを作成する際に必要になる情報や書類は、出品者が法人か個人(個人事業主含む)によって異なります。
Amazonの出品用アカウントに必要なものを表でまとめたので、チェックしておきましょう。
・法人番号
・登記簿上法人名
・本社所在地の住所や郵便番号
・店舗名
・アカウント担当者情報
・クレジットカード情報
・アカウント担当者情報
・クレジットカード情報
・担当者の本人確認書類
(パスポートか運転免許証)
・過去180日以内に発行された明細書
(クレジットカードの利用明細書かインターネットバンキング取引明細か預金通帳)
(パスポートか運転免許証)
・過去180日以内に発行された明細書
(クレジットカードの利用明細書かインターネットバンキング取引明細か預金通帳)
Amazonの出品者用ページから必要事項を入力したら、本人確認書類と180日以内に発行された明細書をアップロードして提出しますよ。
Amazonに出品者用アカウントの申請を行ったら、目安として3営業日以内に審査が行われて出品ができるようになります。
3.Amazonに出品する商品を登録する
Amazonから出品者用アカウントの申請が承認されたら、セラーセントラルから商品を登録していきましょう。
セラーセントラルは出品者が自分の商品の在庫や販売状況を管理する、出品者専用のマイページです。
Amazonの商品登録ページはフローに従って入力していけば、簡単に出品ができる状態になりますよ。
商品を登録する際に入力する情報は、以下のとおりです。
- 製品コード
- SKU(商品の在庫数)
- 商品名やブランド、説明などの詳細
- 商品の画像
- 商品の価格
- 商品の状態(新品・中古など)の詳細
- 配送の詳細
すでにAmazonで販売されている同一商品があれば、細かく商品紹介や画像登録などをしなくても相乗りができるのもAmazonでの出品が簡単な理由のひとつです。
相乗りについては便利な反面、注意点もあるのでのちほどくわしく解説した項目もあわせてご覧ください。
4.商品が売れたら発送する
Amazonマーケットプレイスに出品した商品が購入されたら、デフォルトでは出品者が商品を梱包し、購入者情報に従って速やかに発送しなくてはいけません。
もし、商品が購入されたのに商品画面に記載されているお届け予定日より発送が遅れた場合は、購入者に返金などの対応をしなくてはいけなくなるので注意しましょう。
Amazonマーケットプレイスに出品する際には、あらかじめ売れた場合の対応もしっかり確認しておくと安心ですよ。
また、商品の梱包や発送、購入者へのカスタマーサービスなどの手間をすべてAmazonへお任せできる「フルフィルメント by Amazon (FBA)」を利用するなら、販売後の流れが非常に楽になります。
FBAを契約していればあらかじめ出品している商品はAmazonの倉庫に保管できるので、購入されても出品者は基本的に何もしなくても問題ありません。
FBAの商品が売れたら、Amazon側で商品を梱包してプライム会員には送料無料で発送し、お急ぎ便などにも対応してくれるからです。
また、FBAの商品の発送や到着後に万が一購入者から返金や返品の連絡があっても、カスタマーサービスを行うのはAmazonの専門スタッフです。
購入者とのやり取りから返金・返品処理に至るまで、Amazon側で完結してくれますよ。
FBA を利用すればprimeマークがつくだけでなく、発送やカスタマー対応も楽になるのでメリットは大きいですね。
5.売上を受取る
Amazonで商品が売れ、購入者の元に無事届いたら、売上金を受け取りましょう。
大口出品の場合はAmazonの売上金が14日ごとのサイクルで締められ、さらに2~5営業日後に銀行口座へ振り込まれます。
小口出品の場合は自動的に売上が指定した銀行口座に振り込まれるのではなく、出品者側から振込申請を行わなくてはいけないので覚えておきましょう。
また、売上金が振り込まれる際には販売価格から販売手数料などを引かれた金額が入金されます。
次の項目でAmazonマーケットプレイスに出品した場合にかかる費用をくわしく解説しましょう。
Amazonマーケットプレイスへの出品にかかる費用
これからAmazonマーケットプレイスに出品をお考えなら、必要となる費用も気になるポイントです。
Amazonマーケットプレイスに出品する際に必要な費用は「大口出品」と「小口出品」どちらを選ぶかによっても異なりますが、主に以下の5つです。
Amazonマーケットプレイスでは初期費用となる項目は特になく、小口出品なら商品が売れない限りはずっと費用がかからないのもポイントです。
くわしく解説していくので、参考にしてください。
月間登録料(大口出品のみ)
Amazonマーケットプレイスへの出品時に大口出品を選んだ場合は、「月間登録料」が発生します。
大口出品なら当月に商品が一つも販売されなかったとしても、月間登録料4,900円は必ず発生します。
小口出品の場合は月間登録料が一切かからないので、販売のなかった月は費用がかかりません。
しかし、小口出品は販売した個数ごとに次に説明する基本成約料がかかるので、大量に商品を販売する可能性があるのなら大口出品を選んだほうがコストは抑えられます。
どちらが自社の販売方法にあっているのか考えたうえで、大口出品か小口出品化を選びましょう。
ただし、大口出品を選んでも商品が販売されるたびに別途「販売手数料」は発生しますよ。
基本成約料(小口出品のみ)
Amazonマーケットプレイスへ小口出品として商品を販売する場合は、1個売れる度に100円の「基本成約料」が発生します。
基本成約料は1個単位で発生する費用なので、同一商品がまとめ買いとして10個購入された場合はトータルで1,000円が売上金の振込時に差し引かれますよ。
販売がなかった月は費用がかからない分、商品が売れたときは個数に応じて基本成約料がかさむので、定期的に毎月50個以上販売ができそうなら大口出品を選んだほうが得です。
また、小口出品の「基本成約料」とは別に、商品が購入されるごとに「販売手数料」も費用として差し引かれますよ。
販売手数料
大口出品でも小口出品でも商品が売れる度に必ず発生する費用が、販売手数料です。
販売手数料は大口出品か小口出品かという区分ではなく、商品が属するカテゴリーによって割合が変わりますよ。
主な商品カテゴリーごとに、販売価格に対する販売手数料の割合をチェックしてみましょう。
(1,500円以上は10%)
(1,500円以上は15%)
(1,500円以上は8%)
(10,000円以上は6%)
大口出品なら月額登録料4,900円とは別に、上記の販売手数料が発生し、差し引かれた金額が口座に収益が振り込まれます。
小口出品なら商品が1つ売れるごとに、基本成約料100円と販売手数料が差し引かれると覚えておきましょう。
フルフィルメント by Amazon (FBA)手数料
Amazonマーケットプレイスへの出品を行ううえで、フルフィルメント by Amazon (FBA)を利用すると商品にprimeマークがつけられたり、発送や顧客対応をAmazonに任せられたりとメリットは多いです。
FBAを利用するかどうかは出品者が自由に決められますが、商品を購入してもらえる可能性が高くなり、出品者の負担も軽減されるので申込みがおすすめです。
FBAを利用する場合は主に以下の費用がかかります。
また、販売した商品への対応などが必要になった場合は、以下の費用が発生しますよ。
※同一商品を365日以上保管で発生
※購入者が返品送料無料を利用した場合の手数料
※出品者がAmazonの倉庫に商品を納品した際に不備があった時の対応
FBAの申込みは以下のAmazonの出品者ページから行えますよ。
Amazonマーケットプレイスの出品でかかるその他の費用
Amazonマーケットプレイスへの出品ではここまで紹介した以外の費用が発生する可能性もあります。
Amazonマーケットプレイスでその他発生するかもしれない費用は、以下のとおりです。
- 配送料(FBA利用者以外)
- 広告・有料アカウントサービス
- 大量出品手数料
- 返金処理手数料
まず、FBAを利用せずに商品を自社で発送する場合は、別途運送会社などに支払う配送料がかかります。
また、Amazonが提供する広告や有料アカウントサービスを利用する場合や、200万件以上の商品を大量出品する場合にも都度手数料がかかりますよ。
さらに、販売した商品に不備等があり、購入者から返金などを求められた場合は「返金処理手数料」が発生するので注意しましょう。
Amazonマーケットプレイスに出品するメリット
Amazonマーケットプレイスへの出品を迷っているなら、どのようなメリットがあるかを改めて確認しておきましょう。
Amazonマーケットプレイスへの出品は基本的に誰でも可能で、手順も簡単なうえにコストも抑えられる可能性があります。
Amazonマーケットプレイスへの出品がおすすめできる理由を、くわしく紐解いていきましょう。
世界的に利用者が多いAmazonで販売できる
Amazonは1998年に日本国内でのサービスを開始して以来、楽天市場やYahoo!ショッピングといった大手ECモールと比べても、国内シェア率1位 を誇ります。
世界的にもAmazonを利用してショッピングを楽しむ人は多く、アメリカやイギリスなどでもECモールでの売上は断トツで1位ですよ。
世界中で利用され続ける巨大ECモールへ商品を出品することは、知名度やアクセス数がある分、購入してもらえる可能性も高くなります。
自社のECサイトだけでオンライン販売を行うよりも、Amazonを利用して商品を出品することで多方面のターゲット層にアピールできるのは大きなメリットでしょう。
出品が簡単にできる
Amazonマーケットプレイスに出品をする手順は簡単で、出品者用アカウントを作成し、商品を登録するだけの5ステップです。
Amazonの出品者用アカウントの申請には審査がありますが、審査が行われる期間も目安として3営業日と公表されているとおり早いです。
本人確認書類などの提出も必要ですが、郵送ではなくアップロードで完了するのも手間がかからないポイントです。
Amazonマーケットプレイスへの出品方法については、記事内でも解説しているのでおさらいしていきましょう。
個人事業主ではない個人でも出品可能
Amazonマーケットプレイスには起業をしていない個人でも、出品用アカウントがあれば出品が可能です。
個人で出品する場合に必要な書類や情報はこちらの項目で解説していますよ。
ちなみに、Amazonマーケットプレイスでは新品として出品できる商品についてガイドラインが厳しく定められており、個人で仕入れたものを新品として出品するなら確認が必要です。
Amazonで新品として販売できるのは個人事業主もしくは法人企業から購入したと証明できる場合のみで、なおかつメーカーの保証期間が始まっていたり終了したりしている場合は中古品扱いとなります。
つまり、家電や精密機器などはメーカーや販売元が直接出品する以外、未使用で開封していない状態でも保証期間が開始している時点で中古品として販売しなくてはいけません。
個人で安く商品を仕入れて出品する、いわゆる「せどり」を行いたい方は注意しましょう。
FBA利用なら在庫管理や発送もAmazonに任せられる
Amazonでは面倒な在庫管理や発送、購入者への対応などをすべて任せられる「フルフィルメント by Amazon (FBA)」を用意しています。
FBAを利用すれば、主に以下のメリットが受けられますよ。
- 商品にprimeマークをつけられる
- Amazonが在庫を管理する
- Amazonが発送を代行する
- Amazonがカスタマーサービスを行う
- 公式出品と同じ決済方法が選べる
FBAを利用する商品については、Amazonの公式商品と同じようにprimeマークがつきます。
primeマークがついている商品は、Amazonユーザーにとって安心して購入ができる目安となっていますよ。
たまにおかしなのが混じってる罠w
自分は基本的にprimeマークが着いてない奴は選択肢から外します。
椙谷麻汰朗(@Mataro596) -Twitter より引用
Amazonやヤフオクでカメラ関係の物を買う時は、ちゃんとしたカメラ屋さんが売ってる物を選ぶようにしています!
もしくはAmazonならprimeマークのある物しか買いません
なおえもん はるか村村民(@Buta_Emon3647)-Twitter より引用
商品の購入率をアップさせたいなら、FBAを利用してAmazonの倉庫から発送などを行ってもらうのが得策です。
また、Amazonのフルフィルメント by Amazon (FBA)を利用するなら、商品を購入した人が選べる決済方法もクレジットカード以外に電子マネーやコンビニ払い、代金引換など幅広くなります。
FBAを利用しない場合は購入者が選べる決済方法も限られてしまうことも覚えておきましょう。
FBAを利用する際にかかる費用はこちらの項目まとめているので、参考にしてくださいね。
売上の回収はAmazonが行ってくれる
Amazonマーケットプレイスに出品した商品が売れた場合、売上金の回収はAmazonが間に入って行ってくれます。
Amazon経由で代金が支払われて出品者に振り込まれるので、商品を販売しても未回収になる可能性が基本的になく安心です。
売上金の受取に関しては、こちらの項目で解説していますよ。
Amazonマーケットプレイスに出品する注意点
Amazonマーケットプレイスへの出品はメリットも多いですが、知っておくべき注意点もいくつか存在します。
Amazonマーケットプレイスへ出品するデメリットもしっかり理解したうえで、検討してくださいね。
ライバルが多く価格競争が激しい
Amazonは出品がしやすい分、法人や個人の出品者が多いので、同一商品を販売するライバルが多くなりがちです。
自社で販売する商品と同じものや類似しているものの販売価格がより安かったり、primeマークがついていたりしていれば、ほぼ確実に他の出品者が選ばれやすいといえるでしょう。
また、Amazonで商品を検索する際、最安値順に並び替えることができるので、同一商品で相乗り出品する場合は価格競争に勝てなければ余計に売れにくくなります。
Amazonに出品するものでオリジナル商品でもない限りは、常に価格の動向や最安値をチェックしておかなければいけないと理解しておきましょう。
返品・返金に応じる義務がある
Amazonが公式に出品している商品やフルフィルメント by Amazon (FBA)を利用して出品されている商品は、購入者が簡単に返品やキャンセルができ、その対応もAmazonが一括して行います。
また、Amazonマーケットプレイスで出品しFBAも利用していない出品者に対して購入者は「マーケットプレイス保証」を利用して、購入から30日以内の返品・交換や90日以内の返金を申請できます。
購入者からマーケットプレイス保証を利用して連絡があった場合、出品者自身が48時間以内に返答しなければAmazonから強制返金が行われたり、ペナルティが与えられたりするので速やかに対応しましょう。
個人でも本名や住所を公開しなければならない
Amazonマーケットプレイスで出品をすると、法人企業の場合は商品ページに住所や連絡先が記載されます。
また、個人で出品した場合も発送時に出品者の住所や連絡先を記載しなければいけないので、購入者には個人情報が知られてしまいます。
どうしても本名や住所を公開したくないなら、匿名発送ができるメルカリなどを利用するといいでしょう。
匿名発送ができるフリマアプリについては、こちらの記事で解説しているのであわせてご覧ください。
Amazonマーケットプレイスの出品に関する質問
Amazonマーケットプレイスへの出品について、多く寄せられる質問に答えていきましょう。
- Amazonマーケットプレイスの出品は誰でもできる?
- Amazonマーケットプレイスの出品にかかる費用は?
- Amazonマーケットプレイスの出品は代金引換なども選べる?
- Amazonマーケットプレイスで返品・返金を求められたらどうする?
- Amazonマーケットプレイスの出品を取りやめる方法は?
気になるポイントはすっきりと解消したうえで、出品を検討してくださいね。
Amazonマーケットプレイスの出品は誰でもできる?
Amazonマーケットプレイスへの出品は、個人でも法人でも可能です。
たとえば、開業届を出していない個人の方でも出品者アカウントの申請が通れば出品可能なので気になる方は挑戦してみましょう。
Amazonマーケットプレイスに出品する手順については、こちらの項目でくわしく解説しているのでご覧ください。
Amazonマーケットプレイスの出品にかかる費用は?
Amazonマーケットプレイスに出品する際は、主に以下の費用が発生します。
Amazonの出品者登録時に初期費用などは一切かかりませんが、大口出品を選べば月額登録料4,900円が、小口出品を選べば商品が売れるごとに1点あたり100円の基本成約料がかかります。
また、商品を販売するごとにカテゴリーごとに設定された販売手数料が差し引かれることも理解しておきましょう。
Amazonマーケットプレイスに出品する費用はこちらの項目で解説しているので、ご覧ください。
Amazonマーケットプレイスの出品は代金引換なども選べる?
Amazonマーケットプレイスに出品した商品の決済方法は、フルフィルメント by Amazon (FBA)を利用しない場合、「クレジットカード払い」か「Amazonギフト券」を使った支払いのみです。
ただし、FBAを利用すればAmazonの公式商品とおなじく、電子マネーやコンビニ払い、代金引換などさまざまな決済方法が設定できるようになりますよ。
くわしくは、FBA利用なら在庫管理や発送もAmazonに任せられるの項目で解説しています。
Amazonマーケットプレイスで返品・返金を求められたらどうする?
Amazonマーケットプレイスに出品して販売した商品で、購入者から返品や返金を求められた場合、FBAを利用している場合は対応もすべてAmazonが行ってくれます。
ただし、FBAを利用せず自社で発送なども行う場合は、購入者から返品や返金などの申請があってから48時間以内に何らかの回答や対応をしなければいけませんよ。
くわしくは、返品・返金に応じる義務があるの項目で解説しています。
Amazonマーケットプレイスの出品を取りやめる方法は?
Amazonマーケットプレイスに商品を出品した後に、出品を取り消したい場合の手順も確認しておきましょう。
【Amazon出品者アカウントの解約方法】
- Amazonセラーセントラルから[出品者出荷]で未出荷の商品や返品リクエストなどがないか確認する
- Amazonセラーセントラルから[出品ステータス機能]で出品している商品の在庫を0にする
- FBAを利用している場合はセラーセントラルから[在庫]>[FBA在庫管理]>[返送/所有権の放棄依頼を作成]でAmazonの倉庫から在庫を返送もしくは破棄してもらう
- Amazonセラーセントラルから[出品用アカウント情報]>[アカウントの管理]で[アカウントを閉じる]を選択し、アカウントの解約を申請する
- Amazonからアカウント解約についての連絡がある
ただし、Amazonで最後に商品を販売してから90日以内は「マーケットプレイス保証」の返金期間なので、アカウントの解約ができません。
また、解約したAmazon出品者アカウントは後日また商品を出品したくなった場合でも、再度使うことはできません。
Amazon出品者アカウントを削除した時点で、これまでの販売実績なども見られなくなるので、確定申告時などに資料が必要な場合などは注意しましょう。
将来的にAmazonで再び商品を販売したり、販売実績を残しておきたい場合は、在庫数を0にしてFBAの倉庫からも商品を引き払ったうえで、販売しない限りは一切料金がかからない小口出品に切り替えておくといいでしょう。
まとめ
今回はAmazonマーケットプレイスに出品するメリットを5つ、ご紹介しました。
Amazonマーケットプレイスは個人でも法人でも商品を出品でき、手順も5ステップで完了するので簡単です。
ただし、Amazonマーケットプレイスへ出品する際は以下の費用が発生するので、あわせて理解しておきましょう。
また、Amazonマーケットプレイスへ出品する際に知っておいてほしい注意点もあるので、しっかり検討したうえで利用してくださいね。
参考サイト
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