基本知識
D2C支援サービスとは?おすすめの企業や選ぶ際のポイントについて解説
- 更新:
- 2024年09月02日
COLUMN INDEX
- D2C支援サービスとは?
- D2C支援サービスを利用するメリット
- 1.マーケティング施策の幅が広がる
- 2.運営の効率が上がる
- 3.人材不足を解消できる
- D2C支援サービスで受けられるサポート
- 1.ブランドの立ち上げ支援
- 2.構築支援
- 3.運用支援
- 4.マーケティング支援
- 5.越境支援
- おすすめのD2C支援サービス
- 1.マイナビD2C
- 2.VRSHOPii
- 3.Shopify
- 4.D2C&Co
- 5.BASE
- D2Cコンサルティングを受ける3つのメリット
- D2C支援サービスを選ぶ際のポイント
- 1.自社の現状を把握する
- 2.あらかじめ予算を決めておく
- 3.具体的なプランを確認する
- 4.専門性が高いか確認する
- 5.サポート期間・解約条件を把握する
- 最適なD2C支援サービスを選んで売上を拡大しましょう!
D2C支援サービスは、D2Cブランドを立ち上げようとする企業向けの支援サービスです。ECの需要が高まるなかで、自社ECサイトの構築の重要性も高まってきています。まだ始めていない企業でも、今から始めることでD2Cブランドの確立は十分に可能です。
本記事ではD2C支援サービスの特徴や具体的なサポート内容を解説します。おすすめのD2C支援サービスを5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
D2C支援サービスとは?
D2C支援サービスとは、D2Cブランドを立ち上げようとする企業を支援するサービスです。D2C事業を拡大するためには、市場調査や施策の検証と改善を行うマーケティングなどが必要となります。
しかし、新規で事業を立ち上げる際に負担となるものが、社内のノウハウ不足やリソース不足です。支援を依頼すれば、D2Cの知識を持たない企業でも、D2Cブランドの立ち上げから販売に至るまで支援サービスのノウハウを活用することができます。
リソースの足りない企業でも、十分なクオリティとスピード感でD2C事業を進行できる点が魅力です。社内だけでは対応できない場合に、D2C支援サービスは大きく役立ちます。
D2C支援サービスを利用するメリット
D2C支援サービスを利用するメリットは以下の通りです。
1.マーケティング施策の幅が広がる
自社にノウハウがない場合、D2C支援サービスのノウハウを活用することで、マーケティング施策の幅を広げられます。どんな施策を打つと大きな成果を得られるのか、どれくらいの費用対効果であるのかなど、ノウハウを参考にしながら、施策の良し悪しの確認が可能です。
また、実践で得られるデータや知見は、自社のノウハウとして蓄積するため、得られたデータからより良い施策の考案につながります。
2.運営の効率が上がる
D2C支援サービスのノウハウを活用することで、運営の効率を上げられます。数多くの企業の支援をしている業者であれば、さまざまなデータや知見があります。
自社にノウハウがない状態でも、過去の経験から最適解を導き出し、より早い段階で結果を出すことが可能です。自社だけの取り組みでゼロから始めるよりも、効率よく事業を進められる点は大きなメリットです。
3.人材不足を解消できる
業務を支援してもらえるため、自社のリソースだけでは足りない場合でも、D2C事業への取り組みを進めることが可能です。外注することで自社ではコア業務に集中することもでき、売上の拡大に良い影響が期待できます。
また、従業員を雇うよりもコストを抑えることができ、経費削減にもつながります。専門性の高い担当者に業務を委託すれば、費用対効果も大きく、より利益に直結する点が魅力です。
D2C支援サービスで受けられるサポート
D2C支援サービスで受けられるサポートは以下の通りです。
1.ブランドの立ち上げ支援
ブランド立ち上げ支援に該当する業務は以下の通りです。
顧客にはどんなニーズや需要があるのか、競合にはどんな企業や商品があるのか市場調査をサポートしてくれます。そもそもニーズや需要がないと、いくら良い商品を作ったとしても商品は売れません。何かを必要としている顧客へ商品を届けるために、まずはしっかりと市場を調査することが大切です。
また、商品を売るためにはコンセプト設計が重要です。世の中はクオリティの高い商品であふれているため、競合に埋もれてしまわないようにコンセプトで差別化する必要があるためです。競合に負けないようなコンセプト設計を支援してもらうことができます。
2.構築支援
ターゲットや商品が決まれば、ECサイトの構築に取り掛かります。事業の規模ごとにECサイトの構築補法は異なるため、自社に合ったものの選定が必要です。
たとえば、規模が大きい場合はフルスクラッチ、小規規模であればASPを利用するなど、構築方法はいくつかあります。支援サービス業者に相談することで、適切な形でECサイトを構築できます。
3.運用支援
ECサイト構築の後は、商品登録や在庫管理などの業務があります。支援してもらえる業務は以下の通りです。
商品登録や在庫管理は正確な作業が求められるため、ある程度の時間が必要です。しかし、外注すればその分の時間を確保できるため、ほかのコア業務に取り組める点は大きなメリットです。v
また、カスタマーサポートは重要な業務ですが、商品登録や在庫管理と同様にリソースが必要となるため、負担がかかります。外注すれば社内のリソースを確保できるうえ、顧客に対して丁寧な対応を実現できるでしょう。
4.マーケティング支援
マーケティングの支援をしてもらうこともできます。実際に商品を作っても、集客できなければ売れません。主なサポート内容は以下の通りです。
選定したターゲットに向けて、自社の商品情報を届けます。マーケティングにはコンテンツ制作や運用などさまざまな業務があるため、外注することで足りないリソースを埋めることが可能です。
5.越境支援
越境支援とは、国の枠を超えた商品販売をサポートすることです。国内だけでなく、海外へのビジネス展開を支援してもらえる魅力があります。
実際に海外へ商品を販売するとなると、国や出店するサイトの選定などたくさんの業務への取り組みが必要です。自社のノウハウだけでは厳しくても、D2C支援サービスのノウハウを活用することで、より効率よく海外への事業拡大を進めることができます。
おすすめのD2C支援サービス
おすすめのD2C支援サービスとして、以下の5つが挙げられます。
1.マイナビD2C
マイナビD2Cは戦略の立案から運用まで支援するサービスです。自社で得られたD2Cの知見をもとに実績のあるプロがサポートしてくれます。
マイナビD2Cは簡単にオンラインストアを開設できるアプリShopifyを提供する「App Unity」と業務提携を行っています。Shopifyアプリに関するプロとの協業体制で、クライアントの課題解決に直結する施策の提案が可能です。
これからD2Cを始めたい、ノウハウを活用して早い段階で結果を出したい企業におすすめのサービスです。
2.VRSHOPii
VRSHOPiiはバーチャルストアを簡単に構築できるサービスです。専門知識は不要であり、PCやスマホを扱えるなら誰でも操作できます。
EC業界は競争が激しいですが、バーチャル空間を通して会社の魅力や世界観を顧客に伝えることで、差別化につなげられます。商品は画像や動画で紹介し、サイズ感や特徴を細かく伝えられる点も魅力です。
商品の魅力をリアルに伝えられると、自社のECサイトのコンバージョンを高める効果が期待できます。付加価値を付けたい企業におすすめのサービスです。
3.Shopify
Shopifyは簡単にECサイトを構築できるサービスです。知識ゼロでも運用が可能であり、ECサイトには必要な機能がすべて揃っています。
Shopifyではワンクリックで商品を購入できるため、コンバージョン率も高い傾向にあります。デザイン性も充実しており、カスタマイズできるテンプレートから自社好みのものに設定可能です。
SNSや広告などのWebマーケティングとの組み合わせも抜群であり、潜在層にリーチすることでブランドの認知拡大も狙えます。ただし、商品の販売をサポートする中間業者であるため、手数料が必要となります。
自社でD2Cブランドを立ち上げたいが、ECサイト構築がネックになっている企業におすすめのサービスです。
4.D2C&Co
D2C&CoはD2Cに必要な取り組みをトータルでサポートしてくれるサービスです。資金提供や顧客との関係値づくり、出店、物流支援などのサポートを受けられます。
丸井グループで集まった知見をもとに、D2C事業のアドバイスを受けられる点が大きな魅力です。D2Cやマーケティングといった専門知識はなくても、スムーズにD2Cブランドを立ち上げることができます。
自社にD2Cのノウハウがなく、丸ごとサポートしてもらいたい企業におすすめのサービスです。
5.BASE
BASEは簡単にネットショップを立ち上げられるサービスです。集客やマーケティング、運用の効率化をサポートする機能が充実しています。商品が売れるまで費用はかからず、初期費用は無料で始められる魅力もあります。
ただし、売れた時点で手数料がかかる点に注意が必要です。手数料がかかる分、利益も少なくなるため、いずれは自社のECサイトの立ち上げを視野に入れておくと良いでしょう。
自社でD2Cブランドを立ち上げたいが、ECサイト構築が弊害となっている企業におすすめのサービスです。
D2Cコンサルティングを受ける3つのメリット
D2C支援サービスを選ぶ際のポイント
D2C支援サービスを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
1.自社の現状を把握する
支援してもらう業務内容は、企業の状況やフェーズごとに異なります。立ち上げの段階であるのか、海外への進出を考えている段階であるのか、まずは自社におけるD2C事業の現状を把握することが必要です。
必要な支援内容を具体的に洗い出しておくことで、自社にぴったりな支援サービスを選ぶことにつながり、協業をスムーズに進められます。
2.あらかじめ予算を決めておく
支援のための予算を決めておくことも大切です。D2C支援サービスを提供する企業はいくつもあるため、かけられるコストを考慮したうえで、自社とマッチするサービスを選ぶ必要があります。
支援の費用対効果が合わないと、利益がなくなってしまう可能性もあるため注意しなければなりません。サービスの相場を把握した上で、自社でかけられる予算を決定します。
3.具体的なプランを確認する
D2C事業を拡大するうえで具体的なプランやKPIの決定は重要です。目的もなしに取り組みを進めるのは費用の無駄につながるため、支援サービスが具体的なプランやKPIを提示してくれるか確認します。
ただし、提示されるプランの内容には注意する必要があります。自社のブランドにどれくらいマッチしたプランであるのか、どんな根拠で練られたプランであるのかの確認が重要です。
4.専門性が高いか確認する
担当者の専門性の高さを確認することも重要です。D2C支援サービスの強みはさまざまな事業を通して蓄積されたノウハウであり、より早く結果を出すことにつながります。そのため、専門性の高さはサービスを選ぶ上で重要な指標です。
D2C支援サービスのなかには、新しく立ち上がったばかりのものもあるため、実績や担当者の経歴の確認が重要です。専門性の高い人材が揃うサービスであれば、安心して支援を依頼できます。
5.サポート期間・解約条件を把握する
費用が無駄にならないよう、サポート期間や解約条件については入念な確認が必要です。立案した具体的なプランをもとに、どれくらいの期間サポートしてもらえるのか、解約時に不利な条件がないかの確認は重要です。
万が一、自社とサービスの相性が悪かった場合にすぐに解約できるよう、面倒な手続きがないか確認する必要があります。複数の企業を比較検討しながら、自社に合ったサービスを選択することが大切です。
最適なD2C支援サービスを選んで売上を拡大しましょう!
D2C支援サービスとは、D2Cブランドを立ち上げようとする企業の支援サービスです。立ち上げ支援やサイト運用支援、マーケティング支援など、D2C事業に関するサポートを受けられます。「マーケティング施策の幅が広がる」「運営の効率が上がる」といったメリットがあり、D2Cブランドの確立につながります。
D2C支援サービスの利用を検討しているのであれば、マイナビD2Cがおすすめです。実績豊富なプロが立ち上げから運用まで支援してくれるため、これからD2Cを始める企業におすすめのサービスです。ご興味がある事業者の方は、マイナビD2Cへお問い合わせください。
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